ムクドリの撃退に音は有効?音の種類や注意点も!

「毎日ムクドリの鳴き声に悩まされている」「フン害がひどくて困っている」そんなお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか?ムクドリは集団で行動する習性があるため、一度住み着くと追い払うのが困難になり、生活に悪影響を及ぼすケースも少なくありません。
本記事では、ムクドリに効果的な音の種類や、それぞれの特徴・使い方を詳しく解説します。さらに、音を用いた対策の注意点や法律に関する知識、専門業者に依頼すべき判断基準についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ムクドリを撃退するのに有効な音を解説

ムクドリは非常に警戒心が強く、音に対して敏感に反応する習性があります。そのため、音を活用した撃退法は、自宅周辺に巣を作らせないために有効な手段です。
しかし、すべての音が効果的というわけではなく、ムクドリにとって不快な音や驚きを与える音を適切に選ぶことが重要です。
ここからは、実際に効果があるとされる以下3つの音について詳しく解説します。
- 超音波
- 爆発音
- 高周波装置
超音波
超音波は、ムクドリの撃退に一定の効果があります。
超音波とは、周波数が約20,000Hz以上の音のことで、人間の耳には聞こえません。一方で、鳥類や一部の動物はこの高い周波数の音を感知できるため、超音波は動物を刺激・威嚇する手段として活用されています。
ムクドリは、不快な音が続くとその場から離れようとします。この習性を利用し、超音波を発することで、ムクドリにとって居心地の悪い空間を作り出すことができます。
市販されている超音波装置には、自動で音波を切り替えたり、動きを感知して作動するタイプもあり、家庭のベランダや庭先に設置するだけで手軽に始められるのが超音波のメリットです。
使用する際は、ムクドリがよくとまる位置に向けて設置し、定期的に角度や位置を変えることで、慣れを防ぐことができます。
爆発音
ムクドリの撃退において、爆発音は一時的に強い効果を発揮します。大きな爆発音によってムクドリを驚かせ、その場から飛び立たせることができます。
爆発音を出す装置として代表的なのが「爆音機」です。爆音機はガスの力で大きな破裂音を発生させる装置で、農地や果樹園など、広い屋外での鳥害対策によく使用されています。一定時間ごとに音が鳴るタイマー付きのタイプや、太陽光で稼働するソーラーモデルなど、種類も豊富です。
爆音機は、農業資材店やオンラインの防鳥対策専門ショップなどで購入可能です。価格帯はおおよそ10,000〜50,000円程度と幅広く、使用頻度や設置場所に応じて選ぶと良いでしょう。
ただし、住宅地など人口密集地での使用は騒音トラブルの原因になるため注意が必要です。使用する前に、自治体の騒音規制や近隣住民への配慮について確認しておくことが大切です。
高周波装置
ムクドリを追い払うには、高周波装置を活用した対策も有効です。
超音波と似ていますが、高周波装置はより幅広い音域でムクドリを不快にさせる工夫が施されています。例えば、不規則な間隔で音を発する機器や、ムクドリが苦手な鳴き声(猛禽類の声など)を再生する装置もあります。
効果としては、慣れにくいランダム再生機能により継続的な威嚇が可能であり、屋根や木に近づくとセンサーが作動する機器もあるため、ピンポイントな対策ができます。
高周波装置は、ホームセンターや農業資材店、防鳥対策を専門とするオンラインショップ等で購入可能です。ただし、ペットがいる場合は、使用前に装置の周波数や音量について確認しておくと安心です。
ムクドリを音で撃退する際の注意点

音を使った対策は、手軽で始めやすいというメリットもありますが、使い方を間違えるとトラブルの元になる可能性もあります。
ここでは、ムクドリを音で撃退する際に注意すべき以下のポイントを解説します。
- 周囲の環境への配慮が必要
- 長期的な使用が前提
- 個人での音を使った撃退は難易度が高い
周囲の環境への配慮が必要
ムクドリを音で撃退する際に、必ず意識しておきたいのが周囲への配慮です。特に住宅地やマンションなど、隣接する建物が多い場所では、使用する音の種類や音量によっては近隣トラブルの原因になる可能性があります。
こうした近隣トラブルを避けるためにも、以下のような対策を講じると良いでしょう。
- 近隣に事前に説明し、理解を得てから使用する
- 音量を調整できる機器を選ぶ
- 音を出す時間帯を日中に限定する(早朝深夜は使用しない)
また、超音波や高周波音は、犬や猫などのペットにもストレスを与える可能性があるため、使用前に周波数や音量の設定を確認することも大切です。
音以外の対策については、以下の記事で詳しく解説しています。
長期的な使用が前提
音による撃退は即効性が期待できる一方で、長期的な使用が前提となります。ムクドリは学習能力が高いため、同じ音を長期間使用すると慣れてしまい、効果が薄れる恐れがあります。
そのため、音の種類を定期的に変える、設置場所や角度を調整する、他の対策(防鳥ネットやスパイク)と併用するなど工夫する必要があります。
個人での音を使った撃退は難易度が高い
音を使ったムクドリの撃退は、一見簡単に見えるかもしれませんが、個人が音だけで継続的に効果を出すのは難しいのが実情です。特に、効果的な音の選定や設置場所の工夫、近隣への配慮などは、専門的な知識が求められます。
ムクドリは学習能力が高く、同じ音に慣れてしまう傾向があります。そのため、音の種類や設置方法に工夫が必要です。
また、兵庫県加古川市では、ムクドリ対策に関する実証実験を地元の大学と2年以上協力して行い、ようやく音による追い払い方法が有効であるとして2024年3月に行政の正式な許可が下りました。このように、自治体レベルでも長期間の試行錯誤が必要とされるほど、音によるムクドリ撃退は専門性と時間が求められます。
つまり、個人での対策には限界があるため、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。
本格的なムクドリ駆除や巣の撤去には許可が必要

ムクドリは「鳥獣保護管理法」により保護されている野生鳥獣の一種です。そのため、捕獲・駆除・巣の撤去を行うには、自治体からの許可が必要となります。
ただし、音でムクドリを追い払う行為自体には法律上の制限はありません。超音波や高周波装置を使ってムクドリが寄りつかない環境を作ることは、一般家庭でも実施可能です。
一方で、ムクドリに直接手を加える「捕まえる」「殺す」「巣を壊す」といった行為は、許可を取らずに行うと法律違反にあたります。特に卵やヒナがいる巣の撤去は厳しく規制されており、違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。
被害が深刻な場合や、実際に駆除を検討する場合は、まずは自治体に相談の上、適切な手続きを行いましょう。
ムクドリ駆除なら業者に依頼するのがおすすめ

ムクドリ対策を確実に行いたい場合は、専門業者に依頼するのが最も安心です。
プロは建物や周辺環境に応じた効果的な対策を提案し、再発防止までサポートしてくれます。さらに、法律に基づいた対応をしてくれるため、トラブルの心配が少ない点がメリットです。
業者に依頼するメリット
ムクドリ対策を専門業者に依頼する主なメリットは以下の通りです。
- 法令に則った正しい手順で対応してくれる
- 継続的な被害防止を見据えた計画を立ててくれる
- 高所や複雑な構造物にも柔軟に対応できる
豊富な実績と知識を持つ業者であれば、状況に応じた最適な方法を提案し、安全かつ効果的に作業を進めてくれます。
周辺環境や建物の特徴を踏まえて再発防止まで考慮した対応ができ、違法性のない方法で安心して依頼できる点も、業者に依頼する大きなメリットです。
信頼できる業者を選ぶコツ
ムクドリ対策を業者に依頼する際、どの業者に任せるかによって、効果や満足度に大きな差が生まれます。価格だけで判断するのではなく、信頼性や実績、対応内容をしっかり確認することが大切です。
以下のポイントを参考に、信頼できる業者を見極めましょう。
- 実績が豊富である
- 見積書や説明が明確
- 口コミや評判が高い
- 法令遵守の姿勢がある
- 契約前に無料相談や調査がある
これらの項目を総合的に確認することで、誠実に対応してくれる業者かどうかを見極めることができます。
焦って業者を決めてしまうと、思うような効果が得られないばかりか、法的なトラブルに巻き込まれる恐れもあるため、業者選びは慎重に行いましょう。
ムクドリ駆除は害獣BUZZにお任せください!
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また、施工内容も画一的なものではなく、現場の構造やムクドリの生息数、被害状況に応じて柔軟にカスタマイズが可能です。これにより、無駄なく、より効果的な駆除ができます。
もちろん、作業はすべて鳥獣保護管理法をはじめとした法令を厳守した方法で行うため、法的リスクを気にすることなく依頼できます。
害獣BUZZでは、ムクドリだけでなく、アライグマやネズミなどの害獣にも対応しており、侵入経路の封鎖から清掃、再発防止までを一貫してサポートしています。まずは無料相談から、お気軽にご相談ください。
まとめ
ムクドリ対策の中で、音を使った撃退方法は手軽に始められる一方で、適切な使い方をしなければ効果が薄れてしまいます。特に、長期間にわたる対策や周囲への配慮が求められる点には注意が必要です。
また、ムクドリの駆除や巣の撤去には法律上の制限があるため、安易に手を出すことはできません。根本的に解決したいのであれば、専門業者に依頼するのがもっとも安心で確実な方法です。
害獣BUZZでは、無料の現地調査を行っているため、ムクドリの被害でお困りの際はぜひ一度ご相談ください。
運営元情報
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