屋根裏に忍び込む鳴かない動物の正体は〇〇だった!

「屋根裏から音はするのに鳴き声が聞こえない…」と感じたことはありませんか?

たとえ鳴き声が聞こえなくとも、屋根裏から何かが動く音がする場合、何らかの動物が忍び込んでいる可能性があります。鳴かない動物は気づきにくく、発見が遅れると被害が拡大するおそれがあるため注意が必要です。

本記事では、屋根裏に忍び込んだ鳴かない動物の正体を突き止める方法と対策について解説します。「何が屋根裏にいるのかわからない」という不安を解消するために、動物の特性を知り、正しい対処法を実践しましょう。

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屋根裏に忍び込んだ動物は鳴かないことも!可能性のある動物5選

屋根裏に忍び込む動物の中には、鳴き声をほとんど発さないものも少なくありません。私たち害獣BUZZにも、「足音や物音がするものの、どんな動物が忍び込んでいるかわからずに困っている」といった相談が多く寄せられます。

鳴かない動物は特定が難しいため、痕跡や行動パターンを観察することが被害解決の第一歩です。本章では、屋根裏に潜んでいる可能性のある鳴かない動物の中から代表的な5種類をピックアップし、それぞれの特徴について解説します。

ネズミ

ネズミは屋根裏に住み着きやすい生き物で、種類によって体の大きさが異なります。最も小さなハツカネズミは体長約5~10cm、クマネズミは14~20cmほど、そして最大のドブネズミは18~26cm程度です。

ネズミは集団で生活し、非常に俊敏です。木の枝や電線を伝い、わずかな隙間から室内に忍び込むことがよくあります。

種類によって異なりますが、甲高い「キイキイ」や「キュイキュイ」という鳴き声を発することがあります。また、歯を研ぐために梁や柱などをかじる際の「カリカリ」という音が聞こえることもあるでしょう。

足音自体は小さいものの、集団で動き回るため、屋根裏から「カサカサ」とした音が頻繁に聞こえることがあります。こうした物音がする場合、ネズミが屋根裏に忍び込んでいる可能性があるでしょう。

イタチ

イタチは、細長い体とふさふさした尾に特徴のある動物です。日本の住宅地に被害を及ぼす主な種類は、在来種のニホンイタチと外来種のシベリアイタチ(別名:チョウセンイタチ)です。それぞれ、以下のとおり体長が異なります。

  • ニホンイタチ:頭から胴までが27~37cm(メス:16~25cm)程度
  • シベリアイタチ:頭から胴までが28~39cm(メス:25~31cm)程度

イタチは基本的に夜行性で、夜間になると屋根裏を動き回り、「トントン」という足音を立てることがあります。冬眠をしないため、冬の間も活発に動き回るのも特徴です。

通常時はあまり鳴きませんが、威嚇や求愛時には「キーキー」や「ククク」といった甲高い声を出すことがあります。特に繁殖期にあたる3月から5月には、こうした鳴き声が聞こえることが増えるでしょう。

雑食ですが、肉食寄りで、排泄物のニオイも強烈です。さらに、ペットや家畜を襲うこともあるため、イタチの被害が疑われる場合は早急な対策が求められます。

ハクビシン

ハクビシンは全長90~110cmほどで、鼻に白い線が入っているのが特徴的な動物です。薄暗い場所を好む性質があり、屋根裏に忍び込んで家屋に被害を及ぼす代表的な害獣の一種です。

比較的大型の体を持つため、屋根裏を移動する際には「ドンドン」といった重い足音が響きます。鳴き声は大きく、通常は「キーキー」や「キューキュー」といった甲高い音を出しますが、威嚇する際にはさらに大きく「カーッ!」と声を上げることもあります。

ハクビシンは、一か所にまとめて排泄をする「溜めフン」という習性を持っており、これが屋根裏での被害を深刻化させる原因の一つとなっています。排泄物が堆積すると悪臭や汚染が広がりやすいので、早急な対策が必要です。

アライグマ

アライグマは、もともとペットとして輸入された個体が日本で野生化したという背景があります。見た目の可愛らしさとは裏腹に非常に獰猛な性格を持ち、家屋や家畜に甚大な被害をもたらすことで知られている動物です。

アライグマの体長(しっぽを除く)は、40~60cm程度あります。屋根裏に忍び込む害獣の中ではハクビシンよりも大きく、移動時の音も目立ちます。歩き回るたびに「ドスドス」と響く重い足音が特徴で、比較的判別しやすいでしょう。

鳴き声は控えめで、「クルルル」といった小刻みなリズムの音を出します。ただし、その音はタヌキやイタチなどの鳴き声にも似ているため、鳴き声だけで見分けるのは難しいケースが多いです。

また、アライグマは手先が非常に器用で、侵入経路を巧みに見つけて屋内に入り込むため、侵入を防ぐのは簡単ではありません。駆除を行う際は、計画的な対策をしっかりと講じることが重要です。

コウモリ

コウモリは日本全国に数種類生息していますが、屋根裏に忍び込んでくるのは主にアブラコウモリです。アブラコウモリは体長が約5cmと非常に小さく、わずかな隙間からでも簡単に屋内に入り込んできます。

身体は小柄ですが、集団で行動するため、屋根裏に住み着かれると「カサカサ」や「ゴソゴソ」といった音が聞こえることがあります。また、コウモリの鳴き声は通常、人間には聞き取れない高周波音ですが、稀に「チチチチ」といった高音で威嚇する場合もあるようです。

コウモリは大量の害虫を捕食するため自然界では有益な存在として認知されています。しかし、屋根裏などに住み着かれるとフンによる悪臭・汚染被害や病原菌の媒介による健康被害などを引き起こすため、侵入を防ぎ、早期に対策を講じることが重要です。

鳴き声が聞こえなくてもこんな被害があったら要注意!

屋根裏に動物が潜んでいる場合、鳴き声が聞こえないからといって安心できるわけではありません。動物の侵入を放置しておくと、衛生面や建物の安全性に影響を及ぼす可能性があるため、早めの対処が重要です。

ここでは、屋根裏から動物の鳴き声が聞こえなくても注意すべき被害の兆候を解説します。

足音による騒音

屋根裏に鳴かない動物が忍び込んだときの手がかりの一つとして、足音による騒音が挙げられます。野生動物が活動的になる夜間・早朝に足音が聞こえることが多く、ご自身やご家族にとって大きなストレスとなるでしょう。

足音が続くと、不安感から睡眠不足を引き起こすことがあるほか、断熱材や配線の損傷につながる可能性もあるため注意が必要です。

足音の特徴を観察することで、屋根裏にいる動物の種類をある程度絞り込むことが可能です。

例えば、ネズミの場合は小刻みで軽い足音で、カサカサという音を発することが多いです。これに対して、ハクビシンやアライグマは、ゆっくりで重めの足音(例:ドスドス)が特徴です。

フン・尿による悪臭

屋根裏に忍び込む鳴かない動物がもたらす被害の一つに、フンや尿による悪臭があります。これらは鳴き声のようにすぐには目立ちにくいものの、放置しておくと住環境や健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。

動物のフン・尿は、アンモニアのような強いニオイ・腐敗臭を発します。屋根裏から部屋全体にニオイが広がり、ご自身やご家族に不快感を与えるでしょう。尿が天井板や断熱材に染み込んで、腐食やカビの発生につながることもあります。

咳や痒み

屋根裏に鳴かない動物が忍び込むと、直接的な騒音や悪臭だけでなく、咳や痒みなどを引き起こす可能性もあります。動物が持ち込んだダニやノミ、アレルギー物質が原因となることが多く、ご自身やご家族の健康に影響を及ぼすケースも少なくありません。

屋根裏に動物が忍び込むと、体毛に付着していたダニやノミが屋根裏で繁殖し、住空間にも拡散する可能性があります。動物が持つ病原菌が空気を介して広がり、咳などの呼吸器症状を引き起こすこともあるでしょう。

動物が屋根裏を荒らすことで、ホコリやカビが拡散し、アレルギーを悪化させることもあります。

屋根裏にいる鳴かない動物の正体を自分で特定する方法

屋根裏で物音がするにも関わらず、鳴き声が聞こえない場合、鳴かない動物が潜んでいる可能性があります。動物の正体を特定することは、適切な対策を取るための第一歩です。以下では、屋根裏にいる鳴かない動物の正体を自分で特定する2つの方法を紹介します。

足跡を確認する

屋根裏に忍び込んだ動物を特定するには、足跡を確認する方法が有効です。足跡は動物ごとに形やサイズが異なり、正体を突き止めるための重要な手がかりとなります。

足跡の形や大きさから、屋根裏に潜んでいる動物をある程度、特定できます。

  • ネズミ:1.5〜2cm程度。4本指で指と肉球が離れていて細長い。
  • イタチ:前足が2〜3cmで、後ろ足が3〜4cm程度。前足も後ろ足も5本指。
  • ハクビシン:約4〜4.5cm。全体的に丸っぽく5本指。
  • アライグマ:前足が5cm×6cmで、後ろ足が7cm×6cmほど。くっきりとした5本指。
  • コウモリ:後ろ足は歩行する力がなく、足跡の確認はほとんど不可能。

上記の特徴を参考に、ご家庭に潜んでいる動物の正体を探ってみましょう。

フンを確認する

屋根裏に忍び込んだ鳴かない動物を特定するうえで、落ちているフンの確認も有効な手段となります。動物ごとにフンの形状や大きさは異なるため、フンを観察すれば動物の種類を推測する手がかりが得られるでしょう。

動物が屋根裏にいる場合、天井板の上や隅、侵入経路付近、巣の周辺などでフンを見つけやすいです。以下に、屋根裏に忍び込む主な動物のフンに見られる特徴をまとめました。

動物の種類フンの特徴
ネズミ細長い形で米粒状。黒っぽい色をしていて、数が多い。
イタチ一般的に細長い形で6mmから1cm程度の大きさ。色は黒っぽく、水分が多く含まれている。
ハクビシン大きさ5~15cm程度の棒状で、黒や茶色のものが基本。果物の種やトウモロコシなどの野菜が混じっているケースが多い。
アライグマ直径2〜3cm程度、長さ5〜15cm程度で細長い形状。フンの中に動物の骨・昆虫の羽・種子などが混ざっていることが多い。
コウモリ黒もしくは茶色で、形状は細長くよじれているのが特徴。また、昆虫を主食としているため、フンが乾燥しやすい。

上記を参考に、屋根裏に忍び込んでいる動物の正体を探ってみましょう。

確実に特定するなら駆除業者の無料見積もりを利用するのがオススメ

屋根裏に鳴かない動物が忍び込んだ場合、自力で特定や対策を行うことが難しいこともあるでしょう。

動物の種類がわからなかったり、被害が広範囲に及んでいたりする場合には、専門家への相談が効果的です。その際は、駆除業者の無料見積もりを利用することをオススメします。

無料見積もりにより、専門知識と経験を持つプロが動物の正体を特定し、適切な駆除方法や再発防止策を提案してくれます。

駆除業者の無料見積もりでは、以下のようなサービスを受けられるのが一般的です。

  • 屋根裏を徹底的に点検し、動物の種類や被害状況を確認する
  • フンや足跡、侵入経路などの痕跡を調査する
  • 動物に応じた適切な駆除方法を提案する
  • 駆除作業や清掃費用、再発防止策にかかる費用の見積もりを行う

駆除業者に無料見積もりを依頼することで、屋根裏に忍び込んだ動物を正確に特定できます。そのうえで、適切な対策がわかるので、被害のスムーズな解決につながります。

複数の業者に見積もり相談を行い、最適な駆除プランを選ぶことで、コストを抑えながら効果的に被害を解決しましょう。

屋根裏の動物駆除はお任せください!

屋根裏に野生動物が住み着いてお困りなら、「害獣BUZZ」にお任せください。当社の専門スタッフが現地に伺い、被害状況を詳しく調査したうえで、その結果をもとにお客様に最適な駆除プランをご提案し、作業を実施いたします。

調査から駆除、侵入経路の封鎖、清掃・消毒に至るまで、すべて自社施工で対応可能です。下請け業者を使用しないため、コストを抑えながら高品質なサービスを提供しています。

また、再発防止にも注力しており、多くの場合、保証をお付けしております(最長10年保証。詳細は調査後にご案内いたします)。これまで多くのお客様から「安心して任せられる」との高評価をいただいています。

屋根裏の動物被害でお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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まとめ

屋根裏に鳴かない動物が忍び込むと、物音や被害の痕跡から不安を感じる方も多いでしょう。動物が潜んでいる場合、その正体を特定し、早期に適切な対策を講じることが、被害を最小限に抑えるためのカギとなります。

害獣BUZZでは、屋根裏に潜む動物の被害を確実に解決し、再発防止まで見据えた駆除プランをご提案しています。お客様のご予算やニーズに合わせた最適な解決策を提供することをお約束します。

屋根裏に潜む動物の被害でお困りの際や具体的な対策についてお悩みの際は、どうぞお気軽に「害獣BUZZ」へご相談ください!

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

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