アライグマの駆除を保健所に頼める?被害解決の方法をプロが解説

アライグマの駆除を保健所に頼める?被害解決の方法をプロが解説

「アライグマが家を出入りしているところを見た……。放置しておくのは嫌だが、大きいので自力で駆除するのは不安。保健所に相談すればどうにかしてくれるのだろうか?」とお困りではないでしょうか。

アライグマの駆除にあたって、保健所に依頼できないものかと考える方がいます。しかし、アライグマの被害解決に向けて保健所で対応できることは限られており、駆除の依頼は受けてもらえないのが原則です。

本記事では、アライグマの駆除について、保健所に依頼できることをわかりやすく解説します。アライグマの駆除業者を自分で選ぶ重要性やポイントについても紹介していますので、アライグマの被害を根本的に解決したい方は、ぜひ本記事をご活用ください。

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保健所が個別にアライグマ駆除の依頼を受けることは原則ない

保健所が個別にアライグマ駆除の依頼を受けることは原則ない

冒頭でもお伝えしたとおり、保健所が個々の家庭から直接アライグマ駆除の依頼を受けることは原則としてありません。中にはアライグマ駆除の依頼を受けている自治体(例:東京都中野区)もありますが、それは珍しいケースであることを把握しておきましょう。

保健所に頼れない状況のなかで、一刻も早くアライグマを駆除したいなら、保健所ではなく専門業者に直接依頼することが最も効果的な手段です。信頼できる駆除業者の選び方は後の章で詳しく解説していますので、そちらをご確認ください。

参考:中野区「近所でハクビシン(アライグマ)を見つけましたが、どうしたらいいですか?」

アライグマについて保健所に頼れること

アライグマについて保健所に頼れること

基本的に保健所ではアライグマの駆除や捕獲などを請け負ってもらえませんが、その代わりに以下の4つの内容について依頼できます。

  1. 駆除に関する情報提供
  2. 駆除グッズの貸し出し
  3. 防除実施計画に基づいた捕獲
  4. 駆除業者の紹介

それぞれの項目を把握しておき、アライグマの駆除にあたって必要があれば保健所の力を借りましょう。

駆除に関する情報提供

アライグマの被害が頻繁に発生している地域では、保健所スタッフの中にアライグマの駆除に詳しい人がいる可能性があります。こうしたスタッフに相談すると、アライグマに関する基本的な情報や、被害対策についての一般的なアドバイスを提供してもらえるでしょう。

「アライグマの専門家に話を聞きたい」と思った場合、まずは電話で保健所に問い合わせて、アライグマに詳しいスタッフがいるか確認することがオススメです。その後に保健所を訪れるようにすることで、無駄足にならずに済みます。

駆除グッズの貸し出し

地域によっては、保健所がアライグマの被害に悩んでいる住民に対して、アライグマ用の駆除グッズ(例:箱わな、捕獲器など)の無料貸し出しを行っていることがあります。これらの駆除グッズの購入費用を抑えたい場合には、貸し出しサービスを積極的に活用しましょう。

ただし、自力でアライグマを捕獲するためには、行政に対して許可申請の手続きを行う必要があります。許可なしでのアライグマの捕獲は「鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)」に違反します。

この法律に違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金に処されてしまうため、無許可での捕獲は避けてください。

参考:横浜市「生活上の被害対策」
   鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律

防除実施計画に基づいた捕獲

地域によっては、都道府県が「アライグマ防除実施計画」を策定していることがあります。

この計画を策定している都道府県では、市町村や関連機関などと協力しながらアライグマの防除を進めています。ちなみに、防除とは「害獣を退治し、被害を防ぐこと」で、予防と駆除の両方の意味を持った言葉です。

「アライグマ防除実施計画」を策定している自治体では、保健所に相談することで行政がアライグマの駆除・捕獲を行ってくれる可能性があります。

しかし、この防除計画は地域全体の環境を改善するためのものであり、すぐに自分の家に侵入しているアライグマを駆除・捕獲してもらえるとは限らない点に注意しましょう。

駆除業者の紹介

自治体によっては、保健所を通じて専門の害獣駆除業者を紹介してくれることもあります。例えば東京都内では、自治体が「公益社団法人東京都ペストコントロール協会」を紹介してくれ、そこを通じて駆除業者に相談できるケースもあるようです。

ただし、必ずしも良い業者を紹介してもらえるとは限りません。また、駆除にかかる費用は自己負担であり、自治体から紹介を受けたからといって特別な割引サービスがあるわけではない点も把握しておきましょう。

参考:町田市「アライグマ・ハクビシン防除事業」
東大和市「ねずみ・害虫等の駆除」
公益社団法人東京都ペストコントロール協会

アライグマ被害の解決には自分で選んだ業者に相談すべき

アライグマ被害の解決には自分で選んだ業者に相談すべき

ここまでの説明を読んで、アライグマ駆除について保健所に頼れることを理解できたはずです。保健所で対応してもらえる内容を踏まえると、アライグマ被害を解決したいなら、自分で駆除業者を直接選んで相談した方がよいでしょう。

保健所を介する場合と同様、自分で駆除業者を選ぶ場合でも依頼費用は発生しますが、以下のようなメリットがあります。

  • 本当に信頼できる業者なのかしっかり吟味できる
  • 複数の業者に相見積もりを依頼できる

吟味や相見積もりによって即日対応が可能な業者を自分で選べば、アライグマ被害をよりスピーディーに解決できるでしょう。

アライグマの被害を完全に解決するには、侵入経路の封鎖が欠かせません。しかし、侵入経路をすべて発見することは難しく、「それだけの実力がある業者なのか」は保健所に紹介されただけではわからないので、評判や現地調査の対応などを見て自分で選んだほうが安心です。

再発防止も含めて、アライグマの被害を根本的に解決するためには、自分で駆除業者を選び、侵入経路の封鎖も合わせて依頼しましょう。

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アライグマ駆除業者を選ぶ際のポイント

アライグマ駆除業者を選ぶ際のポイント

残念なことに、アライグマの駆除業者の中には、不適切な作業を行ったり、不当な料金を請求したりする業者も存在します。こうした悪徳業者を避けるためには、以下のポイントに注意して業者選びを行ってください。

  1. 要望をしっかり聞いてくれる
  2. 自社施工を手がけており、下請けに依頼することがない
  3. 予算の範囲内でプランを考えてくれる
  4. 担当者の人柄が良く話しやすい

上記のポイントを踏まえて、良質なサービスを提供する業者にアライグマの駆除を依頼しましょう。

良質な業者に依頼することで、個々の家庭の状況に合わせて適切かつスピーディーに対応してもらえるメリットがあります。

アライグマ駆除については私たちにお任せください!

アライグマを発見したら一刻も早い対応が重要です。保健所から紹介を受けるよりも、自分で直接選んだほうが、駆除業者にスピーディーに対応してもらえます。

また、アライグマの被害を完全になくすためには、家からの追い出しと侵入経路の封鎖が必要不可欠です。とはいえ、アライグマは直径10cmほどの隙間があれば侵入できてしまうことから、すべての侵入経路を把握し封鎖することは非常に難しいです。

アライグマの駆除および侵入経路の封鎖について不安を感じるならば、専門業者に対応を任せましょう。信頼できるアライグマの駆除業者をお探しでしたら、当社のサービス「害獣BUZZ」にお任せください。

当社では、保健所では手の届かないアライグマ被害に対応できることはもちろん、お客様一人ひとりの予算・ご要望に合わせて最善のプランをご提案することが可能です。

また、再発防止を徹底して行い、多くのケースでサービスに保証が付きます(保証期間については詳しくは現地調査のうえお伝えします)。

アライグマにお困りであれば、被害が拡大する前にぜひご相談ください。

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まとめ

アライグマ駆除に関して、保健所は相談対応・グッズの貸し出し・業者の紹介などを行ってくれますが、駆除自体を請け負ってくれるケースは稀です。スピーディーにアライグマの被害を解決したいなら、自分で駆除業者を選定し直接相談しましょう。

確かに専門業者への依頼には費用が発生しますが、追い出し・捕獲のためにグッズを購入する場合にも費用はかかります。そのため、早い段階でプロに依頼してしまったほうが、結果的に安くつきやすいです。

害獣BUZZでは専門的な視点と技術により、アライグマ被害の再発防止に効果的なサービスを提供いたします。ささいな相談でも構いませんので、まずはお気軽にお問い合わせください!

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

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