コウモリの冬眠はいつから?場所や行うべき対策もプロが解説!
コウモリは夜に活動する動物として知られていますが、実は多くの種類は冬になると冬眠します。
しかし冬眠中でもコウモリが家に侵入することはありますし、放置しておくとさまざまなトラブルの原因になります。
この記事では、コウモリの冬眠について、いつから始まるのか、どこで行うのか、そしてどのように対策すべきなのか、プロの視点から解説します。
目次
多くのコウモリは冬眠する
コウモリは哺乳類の中でも特に多様な動物で、世界に約1200種類も存在します。
その中には、熱帯や亜熱帯に住む恒温性のコウモリもいますが、日本に生息するコウモリのほとんどは、冬になると体温を下げてエネルギー消費を抑える変温性の種です。
冬眠するコウモリは、食べ物が少なくなる冬に備えて、秋になると体脂肪を蓄えます。
そして気温が低くなると、体温を約10℃まで下げて、呼吸や心拍もゆっくりにします。
この状態で、春まで眠り続けるのです。
しかし冬眠するコウモリでも、種類によってどこで眠るか、いつからいつまで眠るか、どのくらい深く眠るかなどはまちまちです。
また個体によっては、冬の間にもときどき目覚めて行動することがあります。
特に都市部では、人工的な熱源や光源の影響で、コウモリが冬眠しないこともあります。
そのため、冬になってもコウモリを見かけることは珍しくありません。
家に寄り付きやすいアブラコウモリの冬眠は?
日本には約30種類のコウモリが生息していますが、その中でも、家に侵入しやすいのがアブラコウモリです。
アブラコウモリは、日本全国に分布する小型のコウモリで、体長は約5cm、翼開長は約25cmです。
毛色は黒っぽい茶色で、背中には油のような光沢があります。
アブラコウモリは隠れ場所として、家の屋根裏や壁の隙間、煙突や換気口などを好みます。
アブラコウモリも冬眠するコウモリの一種ですが、その冬眠時期や場所はどうなっているのでしょうか?
ここではアブラコウモリの冬眠について触れていきます。
アブラコウモリの冬眠時期
アブラコウモリの冬眠時期は、地域や気候によって異なりますが、だいたい11月から3月までです。
しかしアブラコウモリは、冬眠中でも気温が上がったり、食べ物が必要になったりすると、目覚めて活動することがあります。
そのため、冬の間にもコウモリの鳴き声や飛び回る姿を見ることががあります。
アブラコウモリの冬眠場所
アブラコウモリの冬眠場所は、昼間に隠れる場所と同じです。
つまり、家の屋根裏や壁の隙間、煙突や換気口などです。
アブラコウモリは、冬眠する場所を選ぶときに、温度や湿度、風通し、安全性などを考慮します。
温度は低すぎず高すぎないところを好み、風通しは冬眠中の体温調節に影響するので、適度にある方がコウモリにとっては好条件です。
また安全性に関しては、天敵や人間に見つからないように、暗くて狭い場所を選びます。
人間の家屋の中には、これらの条件に合う場所が多いので、アブラコウモリは家に侵入すると、なかなか出ていかないのです。
冬眠中のコウモリ対策は?
冬眠中は活動量が減少するので被害も減りますが、あくまで一過性のものです。
詳しくは後述しますが、基本的にはコウモリが家に侵入することが習慣化してしまうと、さまざまな被害をもたらします。
そのためコウモリが冬眠中で被害が減少していても、放置せずに対策する必要があります。
しかし冬眠中のコウモリは、反応が鈍く、追い出すのは難易度が高いです。
また追い出せないまま侵入経路を塞ぐと、コウモリを殺してしまうおそれもあります。
コウモリは、哺乳類の中でも特に保護されている動物で、無許可での捕獲や殺傷は法律で禁止されています。
そのため、冬眠中のコウモリ対策は、なかなか難しいのです。
では冬眠中の対策としてはどうすれば良いかというと、放置せずに、プロに相談することをオススメします。
プロはコウモリの生態や法律に詳しく、適切な方法でコウモリを駆除することができます。
またコウモリの侵入経路を特定して、再発予防のために封鎖や、コウモリの糞や尿などの汚染物を除去し、除菌も消毒することも行ってくれるでしょう。
コウモリの放置はどの時期もNG!
コウモリの放置はどの時期でもNGな行為です。
なぜならばコウモリが家に侵入すると、さまざまな被害のリスクがあり、放置するとますます悪化するからです。
コウモリは、騒音やニオイ、汚染などの生活環境の悪化を引き起こします。
またコウモリは体表や体内に無数に保有しているので健康上のリスクも見逃せません。
そこでここではコウモリが家に侵入することの被害リスクについて具体的に説明していきます。
騒音
コウモリは、夜になると飛び回って鳴き声を発します。
コウモリの鳴き声は、人間の耳には聞こえない超音波も含まれていますが、一部の周波数帯は人間の耳にも聞こえます。
コウモリの鳴き声は、約40〜60デシベルと言われており、これは、静かな図書館の中で話す声や時計の秒針の音と同程度です。
しかしコウモリは、一匹ではなく、数十匹から数百匹の群れで暮らします。
そのためコウモリの鳴き声は、群れの数に応じて増幅され、うるさく不快です。
コウモリの鳴き声は家の中に響き渡り、睡眠の妨げになったり、ストレスを引き起こしたりします。
またコウモリは、昼間もときどき目覚めて鳴いたり、動いたりするので、コウモリの騒音は、昼夜を問わず発生する可能性もあるでしょう。
悪臭
コウモリは、糞や尿を大量に排出し、強烈な悪臭を放ちます。
これらの悪臭は、家の中に充満し、吐き気や頭痛などの不快な症状を引き起こします。
また衣類や家具などにも染み込み、取り除くのが困難になるでしょう。
悪臭は、放置すればするほど強くなります。
そのため早急に対処する必要があります。
汚染
前述のようにコウモリは、糞や尿を大量に排出します。
コウモリの糞や尿は、悪臭だけでなく家の中に汚染物質をまき散らします。
木材や金属などを腐食させたり、電気配線や水道管などの設備にダメージを与えたり、火災や漏水などの事故を引き起こしたりする可能性も考えられるでしょう。
またコウモリの糞や尿は、カビやダニなどの微生物の温床になります。
コウモリの糞や尿による汚染は、家の中の空気や水質を悪化させたり、アレルギーや喘息などの呼吸器系の疾患を引き起こしたりすることがあります。
そのため、コウモリの汚染も早急に除去する必要があります。
感染症
コウモリは、狂犬病や日本脳炎などの病原体を媒介することがあります。
これらの病原体は、コウモリの噛み傷やひっかき傷、糞や尿、唾液などによって感染し、感染後の経過によっては、重篤な症状や死亡に至る可能性もゼロではありません。
狂犬病は、中枢神経系に侵入し、発熱や頭痛、咽頭痙攣、興奮や攻撃性などの神経症状を引き起こします。
日本脳炎の症状は、発熱や頭痛、吐き気などの一般的なものから、意識障害やけいれん、麻痺などの重篤なものまでさまざまです。
どちらの感染症も早期発見が重要です。
そのため、コウモリに噛まれたり、ひっかかれたり、糞や尿に触れたりした場合は、すぐに医療機関に相談することが必要です。
参考:人と動物の共通感染症に関するガイドライン
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まとめ
コウモリは、冬眠する者の冬になっても家に侵入することがありますし、放置しておくとさまざまなトラブルの原因になります。
また冬眠中に被害が減ることがあっても一過性のものにすぎません。
侵入経路がある以上被害はまた再発・悪化することでしょう。
しかしコウモリ駆除は一般の方には難易度が高く、闇雲な対処も得策ではありません。
そのため、コウモリを見かけたら、すぐにプロに相談することが重要です。
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