コウモリ対策にライトは有効?駆除に有効な方法をプロが解説

コウモリ対策にライトは有効?駆除に有効な方法をプロが解説

コウモリは夜行性で、光があると寄り付きにくくなるというイメージが先行しがちです。

それでは実際のところどうかと言うと、実はそんなことはありません。

本記事ではそもそもなぜコウモリ対策にライトは有効ではないのかというところから、有効な駆除方法まで詳細に解説していきます。

コウモリ被害を放置しておくと悪化の一途をたどってしまうので、有効な対策方法を押さえて早急に対策に着手しましょう。

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コウモリ対策にライトは有効?

コウモリは夜行性動物なので光に弱いイメージがありますが、実はライトはあまり有効ではありません。

外国では明かりに寄り付かなくなったというケースもありますが、日本のアブラコウモリは光に耐性があります。

そのため、ライトを設置しても、コウモリを追い払うことは難しいです。

むしろコウモリが寄ってくるケースもあります。

ではなぜライトを設置するとコウモリが寄ってくるのでしょうか?

その理由について次項で詳細に解説します。

ライト対策はコウモリの食生活に注意

ライトの光にコウモリが寄ってくる要因には、 コウモリの食性が密接に関係しています。

どういうことかというと、コウモリは基本的に昆虫を主食としているので、暗い中で虫が集まる電灯はコウモリの格好の餌場になるというわけです。  

つまり光にコウモリが集まっているように見えて、実は光に集まる虫にコウモリが寄ってきている図式になります。

コウモリが好む昆虫と対策

コウモリが特に好む昆虫は、ハエ、ガ、蚊、コオロギなどです。

これらの昆虫は、通常明るい場所に集まります。

そのためコウモリが住み着いている場所には、明るい電灯や街灯が設置されていることが多いです。

また家の周りにゴミや枯れ葉を放置していると、コウモリが住み着きやすくなってしまうでしょう。

ゴミや枯れ葉は、コウモリが好む昆虫の餌場になります。

そのため、家の周りにゴミや枯れ葉を放置しないようにすることもコウモリ対策の1つです。

日本でライトを用いたコウモリ対策をするコツ

コウモリ駆除に際してライトの効果は劇的に有効なものではありません。

ただしライトの対策が全くの無意味というわけではありません。

学術的データにより有効なケースも発表されています。

そこで下記にてライトでのコウモリ対策のコツを挙げていきます。

LEDライトを使用する

コウモリに対してライトの有効性が低いとはいえ、コウモリの主食である虫が寄ってこず、コウモリにとって不快な光であれば有効な可能性も出てきます。

具体的にはLEDライトを使用しましょう。

LEDライトは紫外線を出さないので虫が集まりにくいうえに、アラブコウモリの活動量が落ちる効果があることがわかっています。

動物園と野生動物研究(IZW)ライブチッヒ研究所のChristian Voigt氏とDaniel Lewanzik氏による研究結果によれば、アラブコウモリの活動はLEDランプ付近では45%減少したとのこと。

参考:LED照明がコウモリの活動に影響

つまり光に耐性のある日本のコウモリにも、LEDライトは有効ということです。

またLEDライトは省エネで長寿命です。

そのため、コウモリ駆除にLEDライトを利用することで、電気代を節約し、コウモリ駆除の費用を抑えることが可能です。

コウモリの居場所を見極める

コウモリは夜行性動物なので、日中は暗い場所に隠れています。

そのためコウモリの居場所を探すには、暗い場所を探す必要があります。

コウモリの居場所の代表的な場所は、以下の通りです。

  • 天井裏
  • 軒下
  • 屋根裏
  • 物置・車庫・倉庫
  • 断熱材の隙間
  • 壁の穴
  • 窓の隙間

これらの場所を探し、コウモリの糞尿の跡がないかを確認します。

ちなみにアブラコウモリの糞は、約5〜10mmの大きさで黒っぽい色をしています。

大きさと形が類似しているので、同じく害獣のクマネズミの糞と間違えられがちですが、コウモリはネズミと違って食虫性なので(ネズミは雑食)乾燥しやすく崩れやすいのが糞の特徴です。

また糞は不衛生なので発見しても直接触れないようにしましょう。

ライトだけでは根本的なコウモリの侵入対策にならない

ライトだけでは根本的なコウモリの侵入対策にはなりません。

なぜなら、コウモリは光に慣れる習性があるからです。

コウモリは光に慣れると、ライトの光を避けずに、侵入することがあります。

そのためコウモリの侵入を防ぐためには、ライトだけではなく、侵入経路を塞ぐことが重要です。

侵入経路には下記の例が挙げられます。

  • 窓の隙間
  • ドアの隙間
  • 通気口の隙間
  • 配管の隙間
  • 壁の穴
  • 天井裏の隙間

主に上記の隙間を、金網やパンチングメタルなどで封鎖するのが有効です。

ただしコウモリの侵入経路は高所にもなりやすく、自身での施工は危険を伴います。

またコウモリは非常に身体が柔らかく、わずか1〜2センチの隙間があれば容易に侵入可能なので上記の隙間以外からの侵入のリスクも充分に考えられるでしょう。

成功率や安全面を考慮すると、専門家への相談・依頼がオススメです。

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自力でのコウモリ駆除に際して、LEDライトで対策をすれば一定の効果を見込むこともできるかもしれません。

しかし再発防止まで見据えて、完全にコウモリ被害をなくすという意味では成功率も有効性も低いでしょう。

再発防止まで視野に入れると、漏れのない侵入経路封鎖が不可欠です。

さらに前述のように、コウモリは狭い隙間でも容易にすり抜けられるので、一般の方による侵入経路の特定はかなり難易度が高いです。

またコウモリの場合はネズミやイタチのような4足歩行の害獣と違って羽根があり、空を飛ぶことができます。

したがって高所で人目につかない箇所も侵入経路になりやすいです。

侵入経路封鎖の作業には危険を伴うことが想定されます。

つまりコウモリの侵入経路特定及び封鎖には専門的な知識・技術・経験が不可欠です。

当社害獣BUZZはコウモリ駆除に関して、お客様の悩みを解決してきた実績が豊富にございます。

また日本有害鳥獣駆除・防除管理協会にも所属しており、駆除サービスに関して多くのお客様からご好評のお声をいただいております。

早期の段階で相談いただければ、市販のグッズを購入して試行錯誤を繰り返すより、リーズナブルで迅速な駆除サービスをご提供できるでしょう。

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まとめ

コウモリ駆除をするにあたってライトはあまり有効な手段ではありません。

ただしLEDは一定の効果を見込めるうえに、白熱灯などよりも消費電力が低いのでライトの中では対策に適している方ではあります。

しかし一方でコウモリ自体に光に慣れる習性があることに加えて、再侵入のリスクが拭えないことを考慮すると、根本的な被害解決に結びつく方法とは言い難いでしょう。

結局のところ、早期段階での専門家への依頼・相談が成功率・コスト・安全性共に最も優れた選択肢と言えます。

害獣BUZZでは無料の現地調査を行っています。

現地調査ではお客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案します。

些細な変化でもお気づきになったら、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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