イタチ対策の方法を解説|嫌がるものやニオイの活用方法も!

イタチ対策をしたい方必見!退治や撃退の方法をプロが丁寧に解説!

イタチの足音やフンに気づき、対策を知りたいとお困りではないですか?

イタチはわずか3cmの隙間から家屋に侵入し、悪臭・騒音・健康被害をもたらします。さらに家屋の老朽化につながるなど生活環境への影響が懸念されます。放置して自然にいなくなるケースは稀で、むしろ定着・繁殖により被害が拡大することが少なくありません。

本記事では、今日から実践できるイタチ対策と寄せ付けない環境づくりの具体策を解説します。また、被害の全貌や、法律面・安全面をふまえたうえで、どこから専門業者に任せるべきかの判断軸もお伝えします。

適切なイタチ対策を知り、安心な生活を取り戻しましょう。

家屋に近づくイタチへの対策方法

忌避剤を使う

イタチの被害は、家の中に入られてから始まるとは限りません。実際には、家屋に近づいてきた時点からトラブルが始まります。

重要なのは、近づいてきたイタチへの対策です。

ここでは、ニオイ・光・音・罠などを使って、家屋周辺からイタチを遠ざけるための具体的な方法をみていきましょう。

嫌がるニオイで追い払う

イタチは嗅覚が鋭く、ニオイによる追い出しは家庭でも試せる手段です。

イタチが嫌がるニオイは以下が代表的であり、どれもホームセンターやネット通販などで容易に手に入ります。

  • 漂白剤(カルキ)
  • 木酢液
  • お酢
  • 燻製

上記のニオイを布やティッシュに染み込ませて巣・通り道・侵入経路に置くか、スプレーボトルに詰めて吹き付ければ、イタチが嫌がって離れることが期待できます。

また、市販の忌避剤を使う選択肢も有効です。

忌避剤には、固形・スプレー・くん煙タイプなどがあり、設置場所や目的に応じて選べます。

固形タイプは屋根裏や床下に置くだけで簡単です。スプレーやくん煙は狭い箇所にもニオイを行き渡らせやすく、侵入経路が特定しづらいケースにも向きます。

イタチが嫌がるニオイについては、以下の記事で解説しています。

光・音で追い払う

イタチは夜行性で暗所を好み、また聴覚も敏感なため、強い光や音は一定の忌避効果があります。

まずは家庭で手軽に試せる次の方法があります。

  • 夜間だけ侵入経路付近に懐中電灯やLEDライトを当てる
  • ラジオを小音量で流し、生活音を意図的に残す

より対策強度を上げるなら以下の専用機器も有効です。

  • センサーライト:動きを検知すると瞬間的に強い光を照射
  • 超音波装置:人には聞こえにくい高周波を断続的に発生

ただし、光・音対策は慣れや回避行動が起こりやすく、単独では効果が安定しないのが弱点です。あくまで追い出しの一手段として位置づけ、他の対策とセットで考えましょう。

罠で捕獲する(条件あり)

罠かごによる捕獲を行う前に必ず確認すべき法的な条件があります。

イタチは鳥獣保護法の対象であり、許可なく捕獲・殺傷することが禁止されています。

狩猟期間であれば自治体の定める条件下で罠の設置が認められますが、地域差が大きく、誰でも好きな場所に罠を置いて良いわけではありません。また、狩猟期間外に捕獲する場合は、有害鳥獣駆除の許可申請が必要です。

さらに、メスのイタチは通年で捕獲禁止です。誤って捕獲すれば違法となります。

捕獲後の扱いにも注意が必要で、自治体によっては放獣の場所・方法が厳しく制限されており、独断での放獣は罰則の対象となるケースがあります。

罠による対策を検討する場合は、条件等を必ず自治体に事前相談しましょう。

そもそもイタチを寄せつけないためには?

イタチを寄せ付けない

イタチ対策で効果的なのは、寄せつけない環境を作ることです。エサや隠れ場所を断ち、侵入口を徹底的に塞げば被害の発生を防げます。

ここでは今日からできる予防策を具体的に解説します。

エサを与えない

イタチは雑食ですが、特に肉類・動物性たんぱくに引き寄せられます。特に残飯やペットフードは強い誘因になるため、管理が必要です。

  • 残飯、生ゴミは放置しない
    袋のままベランダに置いておくと、ニオイに誘引されやすく危険です。ゴミの日まで屋外に置く場合は、蓋付きゴミ箱に入れるなどしてニオイを外に漏らさないようにしましょう。
  • 外飼いペットフードは片付ける
    犬や猫のペットフードを屋外に置きっぱなしにするとイタチが学習して何度も訪れる原因になります。食後は必ず容器を片付け、屋外にエサを残さないことが大切です。

イタチはエサがある場所=安全に暮らせる場所と学習し、行動を繰り返す習性があります。

まずは家の周辺から食べ物の気配を徹底的に消すことが、寄せつけないための第一歩です。

侵入経路を封鎖する

イタチは3㎝ほどのわずかな隙間があれば家屋に侵入できます。

侵入を防ぐためには、軒下の通気口や配管周り、換気扇など侵入口になりやすい場所を金属板や金網で覆う、コーキング材で隙間を埋めるなどして封鎖する必要があります。

ただし、封鎖は追い出しの前に行わないことが重要です。中にイタチがいる状態で塞いでしまうと、天井裏や壁内で暴れたり、別の場所を破壊して脱出を図るなど被害が拡大する危険があります。

また、イタチは複数の経路を使うため、1か所だけ塞いでも効果は不十分です。すべての抜け道を探しきって塞ぎましょう。

イタチの侵入経路については、以下の記事で解説しています。

イタチを放置すると起きる被害

こちらを見るイタチ

「とりあえず様子をみよう」と放置するのは危険です。早期に対処するかどうかで、かかる費用とリスクは大きく変わります。

ここでは放置した場合に起こり得る被害を整理しておきましょう。

悪臭被害

イタチのフン尿は強いアンモニア臭を放ち、短期間で家の中に広がるのが特徴です。また、肛門付近の臭腺(しゅうせん)からも強い分泌臭を放ちます。

さらに、イタチは1か所に排泄を繰り返す溜めフンの習性があり、天井裏や壁内にフン尿が蓄積すると、ニオイが木材や断熱材に染み込みやすくなります。長期化すると湿気・腐食の原因となり、天井板のたわみやシミ、最悪の場合は家屋の老朽化につながる点にも注意が必要です。

騒音被害

イタチは夜行性のため、人が寝静まった深夜〜早朝に天井裏や壁内を走り回ります。足音・物が擦れる音・巣材をかき集める音に加え、繁殖期(春先〜初夏)は親子の鳴き声が響くこともあります。

眠りを妨げる騒音が続くと、睡眠不足や頭痛・集中力低下など生活の質を大きく損なう他、苛立ちから家族間ストレスにも波及しやすいため、軽視は禁物です。

健康被害

イタチにはノミ・ダニが多く寄生しており、屋根裏などに棲みつくと家中へ拡散し、かゆみ・湿疹・アレルギーを引き起こす恐れがあります。

加えて、フン尿や体液を介して感染症が発生するリスクも無視できません。代表例は以下の通りです。

  • レプトスピラ症:発熱・頭痛などから始まり、重症化で腎障害や黄疸を伴う
  • サルモネラ症:食中毒性の感染で、下痢・腹痛・発熱を伴う
  • 鼠咬症:咬傷を契機に発症し、高熱や関節痛・皮膚の腫れを生じる

イタチを追い詰めると噛みつかれることもあるため、接触や清掃時は素手を避け、手袋・マスクを着用して除菌まで徹底しましょう。

イタチに噛まれた場合の対処法は、以下の記事で解説しています。

本格的なイタチ駆除はプロに任せることを推奨

イタチ駆除はプロに任せる

イタチ対策は光・ニオイなど自力でも着手できますが、確実性と安全性を考えると専門業者への依頼がおすすめです。

イタチは帰巣本能が強く、わずか3cmの隙間があれば再侵入してくるため、追い出しと同時に侵入口を封じる必要があります。しかし、侵入口は見落としやすい位置に潜んでおり、素人がすべてを特定するのは難易度が高いのが実情です。

さらに、封鎖作業は屋根裏・床下など高所や閉所が多く、落下・転倒などの事故リスクが否定できません。

加えて、フン尿には病原体やダニが含まれるため、感染症の危険も伴います。捕獲に関しては法規制もあり、手続きなしでは罰則の対象となる可能性もあります。

こうした条件を踏まえると、一定以上の被害や再発があるケースでは、追い出しと再発防止まで一括で対応できる専門業者に任せるのが、安全かつ確実といえるでしょう。

イタチ駆除なら害獣BUZZにお任せください!

任せてほしい業者

イタチ被害を根本から解決するには、一時的に追い出すだけでなく、侵入経路を徹底的に封鎖して再発を防ぐことが不可欠です。

しかし、イタチは鳥獣保護法の対象であり、許可なく捕獲・殺傷すると罰則の対象になります。自己判断での対応はリスクが高く、結果的に被害を長期化させてしまうケースも少なくありません。

害獣BUZZでは現地調査・見積もりを無料で行い、専門スタッフが状況に応じた最適な施工をご提案します。法律を順守しながら、安全かつ確実にイタチ被害を解決できますので、費用面や作業内容に不安のある方も、まずはお気軽にご相談ください。

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まとめ

市街地にも現れるイタチは、屋根裏や換気口などのわずかな隙間から侵入し、放置すればフン尿による悪臭・建材の腐食・感染症リスクなど深刻な被害を招きます。被害を広げないためには、近づけない・侵入させない対策を早期に講じることが重要です。

家庭でも対策は可能ですが、イタチは帰巣本能が強く再侵入が起こりやすいため、自力で完全に解決するのは困難です。確実な対策をするには専門業者への依頼が確実といえます。

「近くで見かけて心配」という方は、早めに害獣BUZZまでご相談ください。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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