イタチが屋根裏にいる?鳴き声・物音についてや退治方法について解説

イタチが屋根裏にいる?鳴き声・物音についてや退治方法について解説

「最近、イタチが屋根裏にいるような気がする……。屋根裏にいる気配を感じるので、本当かどうか確かめたい」とお困りではないでしょうか。

はじめに結論をお伝えすると、イタチは屋根裏に住処を作りやすく、巣ができると鳴き声や物音などに悩まされます。しかし、屋根裏にイタチの巣が出来たときの具体的な被害について、あまりイメージを持ちにくい方も多いでしょう。

そこで今回は、イタチが屋根裏にいるときの特徴を害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。屋根裏にいるときの被害例やイタチの退治方法も紹介していますので、イタチ被害の発生・拡大を防ぎたい方は、ぜひ本記事をご活用ください。

0120-987-601

イタチが屋根裏にいるときの特徴

イタチが屋根裏にいるときの特徴

家の屋根裏は、イタチにとって理想的な住処になると言われています。屋外よりも温暖であるうえに、野良猫やキツネをはじめとする天敵から身を守れるので、イタチは屋根裏に巣を作りやすいです。

屋根裏にイタチがいるかどうかの特徴を把握しておくことは、被害の早期発見や対策に役立つでしょう。ここからは、イタチが屋根裏にいるときの主な特徴として、以下の4つを紹介します。

  • ニオイ被害に悩まされる
  • 屋根裏から鳴き声がする
  • 屋根裏を走り回る音がする
  • 天井の板にシミができる

それぞれの特徴を把握しておき、ご家庭にイタチがいるのかどうか確認する際にお役立てください。

ニオイ被害に悩まされる

イタチは体から独特のニオイを放っています。多くの場合、苦く鼻をつくようなニオイを放っており、人によって「焦げたようなニオイ」や「金属のようなニオイ」というように感じ方が若干異なります。

特に屋根裏の換気が十分でない場合、イタチのニオイは居住空間にまで広がりやすく、生活に悪影響を与える可能性が高いです。

イタチのニオイの主な原因は、彼らが分泌する体臭やマーキングのための尿のニオイです。特にオスのイタチは、縄張りを主張したり、メスを引きつけたりするために、強いニオイを放ちます。獲物を捕えた際の残りカスやイタチのフンなども、ニオイの原因です。

屋根裏から鳴き声がする

イタチは、短く甲高い「キュッ」「ピュー」といった鳴き声を発します。イタチの鳴き声は短く切れ、連続して繰り返されることが少ない点が特徴的です。

特に警戒していたり、繁殖期に入ったりすると、イタチは活発に鳴き声を発することが知られています。イタチの鳴き声は、特に夜間に聞こえてくることが多いです。

屋根裏を走り回る音がする

夜中、家が静まり返る時間帯に屋根裏から走り回るような物音が聞こえる場合、イタチがいる可能性があります。

イタチは夜行性の動物であり、夜間に動き回ることが多いです。特に夜間や早朝の時間帯に、屋根裏での足音・物音が活発になる傾向があります。

屋根裏は、イタチの餌となる昆虫・小鳥・小動物などにとっても巣を作るうえで理想的な場所です。イタチが屋根裏に侵入した場合、これらの獲物を追いかける音が聞こえることもあるでしょう。

足音だけでなく、イタチが新しい巣を作るために物を掻き回している音が聞こえてくることもあります。

イタチは小さな動物であるため、走る音は小さいです。しかし、夜中の静かな時間帯には、足音がはっきりと聞こえることがあります。複数のイタチが屋根裏に侵入している場合、走り回る音は大きくなりやすいです。

天井の板にシミができる

イタチの屋根裏への侵入と天井の板に突然できたシミには、実は深い関係があるかもしれません。

イタチは屋根裏で生活する際に、同じ場所で糞尿をします。溜まった糞尿が天井の木材・断熱材などを通過し、天井の板まで浸透することでシミとして現れることがあるのです。

また、イタチが屋根裏の断熱材を掻き回すことで、防水性が低下し雨漏りの原因となることもあります。イタチの体温や呼気によって結露が発生し、それが天井の板にシミを作ることもあるでしょう。

0120-987-601

イタチが屋根裏にいるときの被害例

イタチが屋根裏にいるときの被害例

前章でイタチが屋根裏にいるときの特徴を紹介しましたが、これらを放置しておくと深刻な被害をもたらしかねません。

本章では、イタチが屋根裏にいるときの具体的な被害例として以下の2つを解説します。

  • 睡眠不足による健康被害
  • 住宅の腐敗

それぞれの被害内容を把握し、早急にイタチ対策を講じましょう。

睡眠不足による健康被害

イタチが屋根裏に侵入すると、鳴き声や物音が家中に響きわたることがあります。イタチによる騒音は、家族全員の睡眠を著しく妨げる原因となる深刻な被害です。特に夜行性のイタチは夜間に積極的に活動し、人々が深い眠りにつく時間帯にも物音が続きます。

過去にご依頼いただいたとあるご家庭では、突然夜中に鳴き声と物音が聞こえるようになりました。初めは気にせずに過ごしていましたが、数週間続いたために家族全員が睡眠の質の低下を感じるようになりました。特に小学生の子どもは夜中に何度も目を覚まし、学校での授業に集中できなくなって成績が低下したとのことです。

疲労が蓄積し、家族の日常生活にも支障が出るようになった頃、私たち「害獣BUZZ」にご相談いただきました。調査の結果、屋根裏にイタチが巣を作っていることが判明し、イタチの退治とともに、再発防止のための対策を講じています。

住宅の腐敗

前述のとおり、イタチは屋根裏に巣を作ると糞尿を同じ場所に溜め込みます。イタチの糞尿は住宅の腐敗を引き起こす要因の一つです。糞尿が長期間にわたって放置されると、木材に腐敗を招き、家の構造に悪影響を及ぼしかねません。

ここでも、過去にご依頼いただいたご家庭の事例を紹介します。このご家庭では、ある日から異臭を感じるようになりました。初めは原因を特定できず、気になるものの放置していました。

しかし、次第に臭いが強くなってきたため、私たちにご相談いただいています。そこで家全体を調査したところ、屋根裏にイタチの糞尿が蓄積していました。結果的に、屋根裏の糞尿が天井の板に染み込んでおり、木材は湿気による腐敗が始まっていました。

木材の腐敗がかなり進行していたことから、このご家庭では屋根裏部分のリフォームを余儀なくされています。

屋根裏にいるイタチの退治方法

屋根裏にいるイタチの退治方法

ここまでの説明で、イタチが屋根裏に侵入すると、さまざまな被害を受けるおそれがあることを十分理解できたはずです。被害の発生・拡大を防ぐためには、屋根裏に侵入したイタチの退治が欠かせません。

ただし、イタチを退治するといっても、基本的に殺傷・捕獲を伴う方法は採用できません。イタチは、鳥獣保護管理法によって保護対象に指定されているためです。

イタチ対策にあたっては、無許可での捕獲・殺傷を伴う駆除が禁止されています。この規定に違反すると、1年以下の懲役あるいは100万円以下の罰金が科されてしまうので、くれぐれも避けてください。

上記の規定を踏まえて、ご家庭で合法的かつ手軽にイタチ退治を図る際は、以下の方法で進めるのが基本です。

  • イタチの嫌がるニオイ・光による追い出し
  • イタチの侵入経路の封鎖

それぞれの方法を把握し、ご家庭でのイタチ退治にお役立てください。

参考:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律

イタチの嫌がるニオイ・光による追い出し

まずは、イタチの嫌がるものを使って、屋根裏から追い出しましょう。

イタチは嗅覚が発達した動物なので、刺激臭を嗅ぐと、その場から逃げようとします。具体的にいうと、イタチは以下のようなニオイが嫌いです。

  • 漂白剤(カルキ)
  • 木酢液
  • お酢
  • くん製

上記のニオイを古布やティッシュなどにしみ込ませて、イタチを見かけた場所に設置します。液体を使用する場合、スプレーボトルに入れて古布やティッシュなどに吹き付けて設置するのもオススメです。

また、イタチは夜行性の動物であり、太陽を思わせるような強い光を嫌がります。そのため、屋根裏にセンサー式のライトを設置することも、追い出しを図るうえで有効です。

イタチの侵入経路の封鎖

イタチは帰巣本能が強い動物であり、一度入ったことのある場所に再び戻ろうとする習性があります。イタチを追い出しただけでは再び戻ってくる可能性が高いため、侵入経路を封鎖する作業が欠かせません。

イタチの侵入経路としては、主に以下の場所が挙げられます。

  • 屋根の隙間
  • 通風口、換気扇
  • エアコン導入部、室外機近くの壁穴
  • 排水パイプ

これらのような場所を、イタチに無理やり突破されないよう、金網やパンチングメタルを使って固く封鎖しましょう。とはいえ、イタチは直径3cmほどの隙間があれば容易に通り抜けられるので、上記以外の場所を侵入経路として使用するケースも想定されます。

自力でイタチの侵入経路すべてを発見・封鎖することは非常に難しいので、不安があればプロの害獣駆除業者に相談することが望ましいです。

参考:堺市「イタチでお困りの方へ」

イタチの駆除を業者に依頼するのがオススメな理由

イタチの駆除を業者に依頼するのがオススメな理由

前章でイタチの退治方法をお伝えしましたが、慣れていない方が十分に対策を講じるのは非常に難しいです。その点、イタチの駆除業者に依頼することで、効果的な対策を講じられるようになります。

イタチの生態や習性を深く知ることで、効率的な駆除が可能です。業者はイタチの専門知識を持っており、適切な対処法を提案・実行してくれます。

イタチの駆除を早期に済ませることは、被害の発生・拡大を防ぐうえで欠かせません。専門業者は痕跡や音などからイタチの存在を即座に見つけ出し、速やかに駆除してくれます。

たとえ駆除に成功したとしても、その後にイタチが再び侵入するリスクがあります。業者は再発防止のための対策・アドバイスを提供してくれるため、駆除後に安心して生活を送ることが可能です。

自力で駆除しようとすると、慣れていないために、多くの時間と労力がかかります。業者に依頼することで、駆除にかかる手間を大幅に削減できるでしょう。

以上の理由から、確実かつスピーディーにイタチ問題を解決したいならば、専門の駆除業者に依頼することをオススメします。

イタチの駆除については私たちにお任せください!

イタチ駆除業者選びに迷っているようでしたら、私たち「害獣BUZZ」に一度ご相談ください。

これまで数多くのイタチ駆除を成功させてきたプロフェッショナルとして、入念な現地調査をもとに屋根裏をはじめ被害が起きている場所や状況を正確にチェックしたうえで、お客様一人一人にピッタリの駆除プランをご提案・実行させていただきます。

自社施工である点も、当社の強みの一つです。問い合わせから駆除、侵入経路の封鎖、清掃・除菌のための作業に至るまで、すべて一貫して丁寧に対応しております。下請け業者への依頼が発生しないので、費用を抑えつつも良質なサービスの提供が可能です。

イタチが屋根裏に侵入した場合、被害状況によっては大規模な駆除・リフォームが必要となるケースもありますが、そのようなケースも安心してお任せください。

リフォーム工事までこなせる高い施工技術と幅広い害獣知識も、当社の大きな強みです。リフォーム会社出身者を中心に定期的に講習会を開き、日々技術の研鑽に努めております。

ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応いたしますので、まずは「害獣BUZZ」までお気軽にご連絡ください。

害獣のトラブルお任せください!害獣BUZZ

0120-987-601

メールでのご相談はこちら

まとめ

イタチは屋根裏に住処を作りやすく、巣ができると鳴き声や物音など、さまざまな被害を引き起こします。イタチによる被害の発生・拡大を防ぐためには、屋根裏に侵入したイタチの退治が欠かせません。

イタチの退治は自力で行うことも可能ですが、対策が不十分になりやすく、結果として被害の発生・拡大を招いてしまうケースが多いです。

イタチ問題を確実かつスピーディーに解決したいなら、良質な駆除業者に依頼しましょう。

害獣BUZZでは現地調査を無料で実施しております。「イタチが屋根裏にいるかもしれない」「家にあるイタチの侵入経路を把握しきれない」とお困りの方は、時間を置かずに、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

次の記事

ネズミ駆除業者の費用相場は?コストを安く抑えるコツも紹介!

ネズミ駆除業者の費用相場は?コストを安く抑えるコツも紹介!

前の記事

イタチの種類や見分け方は?似ている動物との違いも解説!

イタチの種類や見分け方は?似ている動物との違いも解説!

運営元情報
サイト名害獣BUZZ
販売会社株式会社リブシー
代表取締役金谷康生
電話番号0120-987-601
所在地 <関東本社>
東京都新宿区西新宿3-3-13-2F
<埼玉支店>
埼玉県朝霞市上内間木262-5
<名古屋営業所>
愛知県名古屋市中区栄1-23-29-2F
<関西支店>
大阪府大阪市中央区島之内1丁目21-24-5F
<中四国営業所>
岡山県岡山市北区中山下1-11-15-402
<九州営業所>
福岡市城南区西片江2-3-12-307
<長崎営業所>
⻑崎県⻑崎市元船町9-18-2F
<熊本営業所>
熊本県熊本市中央区中央街4-22-8F
加盟協会(一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会