🔍ネズミがいるか確かめる方法は?自分でできるチェック4選

天井裏や壁の中から「カサカサ」「ドタドタ」という音が聞こえると、「ネズミがいるのでは?」と不安になりますよね。とはいえ、「いきなり業者を呼ぶのは費用面でも心理的にもハードルが高い」というのが正直なところだと思います。

結論からお伝えすると、フンやかじり跡、黒いこすり跡などの「ラットサイン」を確認することで、ネズミがいるかどうかの判断はある程度は自分でできます

この記事ではラットサインの確認方法から害獣の見分け方・次の行動の判断基準まで順を追って分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

🐭ネズミがいるか確かめる方法とは?|見落としがちなラットサイン4選

「ラットサイン」とは、ネズミが生息している場所に残される痕跡のことで、排泄物やかじり跡、黒いこすり跡などを指します。ネズミは警戒心が強く夜行性のため、姿を見かけることはほとんどありません。しかし、生活している場所には必ずこうした痕跡を残すため、以下の4つのサインを家の中で注意深く探してみましょう。

フン・尿の痕跡

ネズミのフンは、種類によって形や大きさが異なります。

  • クマネズミ:細長く約1cm、バラバラに落ちている
  • ドブネズミ:太くて1〜1.5cm、まとまってある
  • ハツカネズミ:約0.5cm、両端が尖っている

キッチン周り・食品棚の裏・天井裏・床下などで見つかることが多いです。新しいものはやわらかく光沢がありますが、時間が経つと乾燥して硬くなります。大きさや形を観察することで、侵入しているネズミの種類をある程度特定できるでしょう。

ネズミの尿には蛍光物質が含まれており、暗闇で照らすと新しい尿は青白く、古い尿は黄白く光ります。目視や臭いから探せない場合は、紫外線ライト(ブラックライト)を当てると見つけられるでしょう。

注意点として、ネズミの排泄物にはレプトスピラ症やサルモネラ症などの感染症の原因菌が含まれている可能性があります。万が一感染した場合、発熱・下痢・頭痛などの症状が現れることもあるため、発見しても素手で触れずにゴム手袋・マスクを必ず着用しましょう。いずれも重症化すると命に関わる場合もあるため、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。

引用:厚生労働省「動物由来感染症を知っていますか?」

黒いこすり跡(グリースマーク)

黒いこすり跡(グリースマーク)とは、ネズミが同じルートを繰り返し通ることで壁や柱に残る黒ずんだ跡のことです。ラットサインの中でも特に信頼性が高い手がかりとして知られています。

  • 壁と床の境目(幅木の上)
  • 配管や電線の引き込み口周辺
  • 天井裏の梁や柱

などで見つかることがあります。グリースマークが見つかった場所の近くに粘着シートを設置すると捕獲効果が高まるでしょう。

かじり跡・巣材の散乱

ネズミは前歯が一生伸び続けるため、常に何かをかじって歯を削る習性があります。

以下のようなかじり跡がないか確認してみてください。

  • 食品の袋・段ボール・木材の角が齧られている
  • 電気配線の被覆が剥がれている(火災リスクがあるため特に注意)
  • 断熱材・ティッシュ・綿などが引きちぎられて散乱している

特に電気配線のかじりは火災につながる危険があるため、見つけた場合は早急に対処しておきましょう。断熱材やティッシュが引きちぎられて散乱している場合は、ネズミが巣を作っているサインのため、注意が必要です。

音・臭いの特徴(夜中・天井・壁)

音の特徴

ネズミは夜行性のため、深夜から明け方にかけて活動が活発になります。代表的な音は以下のとおりです。

  • 天井裏からの「カサカサ」「ドタドタ」という走り回る音
  • 壁の中からの「カリカリ」という齧る音
  • 「チューチュー」という鳴き声(幼獣がいる場合)

臭いの特徴

ネズミが定着すると排泄物が蓄積することで臭いが強くなるため、アンモニア臭に似た独特の臭いが発生します。押し入れ・天井裏・床下などの密閉された空間で異臭を感じる場合は、要注意です。

発見場所別・ネズミの種類早見表

発見場所可能性が高いネズミ主な行動の特徴
天井裏・壁の高い場所クマネズミ垂直行動が得意。パイプや配線を登る。
台所・食品棚周辺クマネズミ・ハツカネズミ食べ物を求めて侵入する。
床下・排水溝周辺ドブネズミ平面行動。湿潤な環境を好む。
庭・物置・倉庫ドブネズミ・ハツカネズミ地面に穴を掘る。郊外・港湾部に多い

🔎ネズミと他の害獣の見分け方|音・フン・出没場所で絞り込む

天井から音がするからといって、必ずしもネズミとは限りません。イタチ・ハクビシン・コウモリなど、他の害獣が侵入している場合もあります。害獣の種類によって駆除の方法や法的な扱いが異なるため、まずネズミかどうかの正確な見極めが重要です。音・フン・出没場所の3つを組み合わせて絞り込んでいきましょう。

🔊音で見分ける|イタチ・ハクビシン・コウモリとの違い

ネズミは小さい体で素早く動くため、「カサカサ」「パタパタ」という軽い音が断続的に聞こえるのが特徴です。

イタチはネズミより体が大きく、「ドスドス」「ドタバタ」という重めの音がします。動きは速く、鳴き声は「キーキー」と甲高いのが特徴です。ネズミとの大きな違いは音の重さで、ネズミの「カサカサ」よりも明らかに存在感のある音がします。

ハクビシンは体重が2〜4kgほどあるため、天井を歩く音は「ドンドン」と重く響きます。活動時間は夜間が中心で、「グルグル」という低い鳴き声を発するのが特徴です。複数頭で行動することもあるため、音が複数箇所から聞こえる場合はハクビシンの可能性が高くなるでしょう。

コウモリは数十グラムと非常に軽い体のため、移動による音自体が聞こえることは少ないですが、夕方〜夜に飛び回る姿で気づくことがあります。

📏フンの形・大きさで絞り込む

フンの形・大きさ・落ちている場所は、動物の種類を特定する最も信頼性の高い手がかりの1つです。

ネズミのフンは小さく細長い形で、複数箇所にバラバラと落ちやすいのが特徴です。種類によって大きさが異なるため、発見場所と合わせて判断しましょう。

イタチのフンは細長くねじれた形が特徴で、長さは5〜8cm程度です。未消化の昆虫や毛が混じっていることがあり、縄張りを主張するために目立つ場所に置いていく習性があります。

ハクビシンには「ためフン」(トイレを決めた場所に繰り返し排泄する)の習性があるため、天井裏の一定の場所に積み重なっていることが多く、大きさは3〜5cm程度です。1箇所に大量に集まっているのが特徴です。

コウモリのフンは非常に小さく(1cm未満)、乾燥してパサパサしており、押しつぶすと粉々になるのが特徴です。侵入口の真下にまとまって落ちていることが多く、量が多い場合は長期間にわたって住み着いている可能性があります。

🗺️出没場所・時間帯で判断する

出没場所と時間帯を組み合わせると、さらに絞り込みの精度が高まります。

クマネズミは天井裏・壁の中・高い場所を好み、垂直方向に移動するのが特徴です。

ドブネズミは床下・排水溝・湿った場所を好み、平面的に行動する傾向があります。どちらも深夜〜明け方にかけて活動が集中するのが一般的です。

イタチは天井裏のほか床下にも侵入し、夜間が活動の中心ですが、昼間に目撃されることもあります。

ハクビシンは屋根裏や壁の隙間に侵入し、繁殖期の春に子育てのため屋根裏に定着するケースが目立ちます。

コウモリは屋根の隙間・換気口・戸袋の中に潜み、夕方になると一斉に飛び立つ様子が見られるのが特徴です。

害獣別・音/フン/場所の比較表

害獣音の特徴フンの特徴主な出没場所活動時間
クマネズミ軽い「カサカサ」「パタパタ」細長い(1cm前後)、バラバラ天井裏・壁・高所深夜〜明け方
ドブネズミ同上(やや重め)太め(1〜1.5cm)、まとまる床下・排水溝・庭深夜
イタチ重い「ドスドス」、甲高い鳴き声細長くねじれた形(5〜8cm)天井裏・床下夜間(昼も)
ハクビシン重い「ドンドン」、低い鳴き声大きめ(3〜5cm)、決めた場所に繰り返し排泄する屋根裏・天井夜間
コウモリほぼ無音、高周波の鳴き声粉状(1cm未満)、パサパサ屋根の隙間・換気口夕方〜夜

📋ネズミがいるか自分で確かめる確認方法【3つの手順】

ネズミがいるか自分で確かめる具体的な方法を3ステップで解説します。以下の3ステップを順番に試してみてください。

STEP1|小麦粉トレイ・粘着シートで痕跡を確認する

小麦粉トレイ法

自宅にある小麦粉だけで手軽に試せる方法です。トレイや平らな紙に小麦粉を薄く広げ、ネズミの通り道と思われる場所(壁際・配管周辺・食品棚の裏など)に一晩置きます。翌朝、足跡が残っていればネズミがそこを通った証拠です。

ネズミの足跡は非常に小さく、ハツカネズミなら長さ1cm程度、クマネズミ・ドブネズミなら2〜3cm程度です。

粘着シート法

ホームセンターで購入できる粘着式ネズミ捕りシートを痕跡が見つかった付近に設置します。粘着シートはネズミの通路に沿って壁際に置くのが基本です。数日後に確認し、痕跡や毛が付着していればネズミが通過したことが分かります。実際に捕獲できれば、種類の特定も可能です。ペットや赤ちゃんが触れない場所に設置しましょう。捕獲したネズミや粘着シートを処理する際は必ずゴム手袋を着用し、袋に密封してから廃棄してください。

STEP2|スマホカメラ・センサーライトで証拠を記録する

スマホの動体検知カメラを使う

動体検知機能があり、無料で使えるスマホアプリを活用すれば、自動で録画することができます。ネズミが出そうな場所(天井裏点検口・キッチン下・押し入れの隅など)に向けてカメラをセットし、一晩録画してみましょう。映像にネズミの姿や動きが映っていれば、存在の確実な証拠になります。

センサーライトを活用する

センサーライトを食品棚周辺や廊下に設置しておくと、深夜にネズミが通ったときに点灯します。その点灯した記録があれば、深夜に何かが動いた手がかりになるでしょう。撮影した映像や点灯の記録は、後で業者に相談する際にも「いつ頃・どの場所で」という情報として役に立ちます。

STEP3|侵入口・巣の場所を目視で探す

ネズミは2〜3cmほどの隙間があれば通り抜けられます。「小さいから大丈夫」と油断せず、しっかり確認しましょう。

侵入口になりやすい場所

  • 通風口・換気口の網の破れや隙間
  • 水道管・ガス管・電線の引き込み口周辺
  • 壁や基礎の亀裂・ひび割れ
  • 戸袋・シャッターのわずかな隙間
  • エアコンのホース穴

巣ができやすい場所

  • 天井裏の断熱材の中
  • 押し入れ・クローゼットの奥
  • 家電の裏・冷蔵庫の下
  • 床下

巣には断熱材・ティッシュ・ビニール袋・綿などが使われており、独特のアンモニア臭がします。天井裏や床下を確認する際は暗くて狭い空間のため、転落や怪我のリスクに注意し、無理せずできる範囲にとどめましょう。

⚖️ネズミがいたら次はどうする?DIY駆除と業者依頼の判断基準

ネズミの存在が確認できた場合、次は「自分で対処するか、業者に依頼するか」を判断しましょう。被害の規模や状況に合わせて判断すると、余計な費用や手間を抑えやすくなります。

自分で対処できるケース

以下の条件に当てはまる場合は、まずDIY駆除を試みる選択肢があります。

  • ネズミの痕跡が1箇所〜数箇所に限られている
  • 侵入口がはっきりしており、目視で確認できる
  • 被害が食害・フン程度で、配線のかじりや構造被害がない
  • ペット・乳幼児がいない、または薬剤の管理が徹底できる

DIYで使える主なグッズと費用の目安は次のとおりです。

  • 粘着シート:数百円〜
  • 殺鼠剤(毒餌):1,000〜2,000円程度
  • 忌避スプレー:1,000〜2,000円程度
  • 侵入口封鎖用パテ・金網:数百円〜1,000円程度

合計で数千円〜1万円程度が一般的な目安です。

プロに依頼すべきケース

以下に1つでも当てはまる場合は、専門業者への相談を検討してください。

  • 2週間以上対策を続けても再発・捕獲できない
  • 侵入口や巣の場所が特定できない
  • 天井裏・壁の中・床下に巣がある可能性が高い
  • 電気配線が齧られているなど、構造的な被害がある
  • 死骸・排泄物の処理に対応できない
  • ペット・乳幼児・高齢者がいて薬剤使用にリスクがある

業者を探す際は、必ず複数社から見積もりを取ることが重要です。国民生活センターの調査(2024年4月)によると、害獣駆除サービスに関するトラブルの相談は2023年度に2,000件を超えており、「ネット表示と実際の料金がかけ離れている」「不安を煽り契約を急かす」といった悪質な手口が報告されています。困ったときは、消費者ホットライン「188」(いやや!)に電話すると、最寄りの消費生活センターに繋いでもらえます。

引用:国民生活センター「ネットの価格と全然違う!?害虫・害獣駆除のトラブルにご注意-若い年代でトラブル急増中!-」

費用目安の比較

項目DIY駆除業者依頼
費用の目安数千円〜1万円程度数万円〜(規模により異なる)
主なコスト粘着シート・殺鼠剤・パテ・金網など調査費・薬剤費・施工費・再発保証など
メリット費用を抑えられる・すぐ始められる侵入口の完全封鎖・再発防止・消毒まで対応
デメリット完全駆除が難しい場合がある・薬剤管理に注意が必要費用が高い・悪質業者に注意が必要
向いているケース被害が軽微・侵入口が明確被害が広範囲・巣の場所不明・再発を繰り返す

💁‍♂️「プロに頼むべきか迷っている」方はまず無料相談を

ラットサインを見つけたものの、自力で対処すべきか業者に頼むべきか迷っている方は多いです。害獣BUZZでは無料の現地調査を行っており、被害の進行度や最適な対処法をプロの目線でアドバイスいたします。日本有害鳥獣駆除・防除管理協会にも所属しており、これまで多くのお客様のお悩みを解決してきた豊富な実績があります

業界トップクラスの最長10年保証もご用意しているため、駆除後も安心してお過ごしいただけます。「相談だけしたい」「見積もりだけ知りたい」という方も大歓迎です。気になる症状があれば、お気軽にお問い合わせください。

夜になると足音が… 天井にシミが… 食べ物を荒らされる 家の周りでフンを見かけた

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⏱️1分で判断できる|ネズミの可能性と今後の対応まとめ

1️⃣ネズミがいるサインを確かめる

まず自宅でラットサインを探してみましょう。フン・グリースマーク・かじり跡・夜中の音のうち、1つでも当てはまるものがあれば、ネズミがいる可能性があります。

2️⃣他の害獣と区別する

音が重い・フンが大きくてまとまっている場合は、イタチやハクビシンの可能性もあります。害獣別の比較表を参考に判断しましょう。

3️⃣自分でネズミの存在を確かめる

小麦粉トレイ・粘着シート・スマホカメラを使って、ネズミがいるかどうかを確認しましょう。

4️⃣次の行動を決める

確認結果次の行動
痕跡なし定期的にモニタリングを続ける
サインはあるが軽微、侵入口が明確DIYで対処する(粘着シート・殺鼠剤・封鎖)
広範囲に被害、巣の場所不明、再発する専門業者に相談する(複数社で見積もりを比較)

ネズミの問題は、早期発見・早期対応が何より重要です。放置すると配線のかじりによる火災リスクや、感染症のリスクが高まります。「もしかして」と思ったときが行動のタイミングです。まずは、ラットサインのチェックから始めてみましょう。

参考:

この記事を書いた人

kasai

害獣BUZZ編集部の笠井です。読者の疑問や不安に寄り添いながら、「読んでよかった」と思っていただけるような、わかりやすく信頼できる記事作りを心掛けています!

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