ムクドリ対策を個人でするならまずこれから!お手軽な方法を紹介!

「庭にムクドリが集まって鳴き声がうるさい」「フンの被害が深刻で掃除が大変」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?ムクドリは見た目に反して非常に厄介な鳥で、放っておくと群れで住み着き、騒音や悪臭、衛生面でのトラブルを引き起こします。
しかし、ムクドリは鳥獣保護法で守られているため、勝手に捕獲や駆除をすることはできません。では、一般の個人ができるムクドリ対策にはどんな方法があるのでしょうか?
この記事では、法律を遵守しつつ、ムクドリ被害を最小限に抑えるために個人でできるムクドリの対策を詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。
目次
個人でもできるムクドリ対策方法

ムクドリ対策は専門業者に任せる方法もありますが、まずは個人でもできる以下の対策から始めるのがおすすめです。
- 不要な枝を切って巣を作らせない
- 天敵の模型を設置する
- CDやテープなど光るものを設置する
- 防鳥ネットやスパイクを設置する
家庭でも始めやすく、比較的手軽な対策のため、まずは一度試してみてください。
また、1つの対策だけでなく、複数の対策を組み合わせて実践するとより効果的です。ここからは、上記4つの対策について順番に詳しく解説します。
不要な枝を切って巣を作らせない
ムクドリに巣を作らせないためには、不要な枝を切る対策が有効です。ムクドリは枝が密集している木に巣を作る習性があるため、不要な枝を切って風通しを良くすることで、ムクドリに巣を作らせません。
不要な枝を切る際は、秋から冬にかけての落葉期に行うのが最も最適です。この時期は木の状態も安定しており、ムクドリの繁殖期からも外れているため、安全に作業を進めることができます。
また、ムクドリが好む高木や常緑樹で、枝が混み合っているものを中心に整えていくと良いでしょう。
定期的な剪定によってムクドリの営巣場所そのものを減らすことで、ムクドリ被害の予防に繋がります。
ただし、不要な枝を切る際には安全面に十分注意してください。脚立を使用する場合は転倒に気をつけ、無理な高所作業は避けましょう。必要に応じて専門の業者に依頼するのも一つの方法です。
天敵の模型を設置する
ムクドリはフクロウやタカなどの猛禽類を本能的に恐れます。そのため、天敵の模型を設置する対策もムクドリを追い払うために有効です。
天敵の模型を選ぶ際は、見た目のリアルさや動きのあるタイプを選ぶことが重要です。例えば、目が光るタイプや首が自動で回転するものは、猛禽類に近い動作を再現できるため、ムクドリに対して強い威嚇効果が期待できます。
また、風でゆらゆら揺れる吊り下げタイプは常に動きがあるため、固定式のものよりも高い効果を発揮することがあります。
こうした天敵の模型は、全国のホームセンターにある防鳥用品売り場で購入できます。さらに、インターネット通販だと、サイズや機能が異なるさまざまな種類の模型を簡単に購入することが可能です。
設置後は、数日おきに設置場所や模型の向きを変えることで、ムクドリが慣れてしまうのを防ぎましょう。
CDやテープなど光るものを設置する
ムクドリは太陽の強い光や反射を嫌う性質があるため、CDやテープなどの光を反射する素材を使った方法もムクドリの駆除対策に有効です。
具体的には、CDにひもを通してベランダや庭先に吊るすことで、風に揺れて太陽光をキラキラと反射します。このような動きと光の組み合わせに、ムクドリは警戒し近寄らなくなります。
また、専用の反射テープであれば、より広範囲に反射光を散らすことで威嚇効果を高めることができます。
設置する際は、できるだけ高い位置に取り付けるのがポイントです。さらに、定期的に吊るす場所を変えると、ムクドリに「慣れ」を与えずに済むため、より長期間の効果が見込めます。
自宅にある不要なCDやアルミホイルなどを再利用することで、コストをかけずに始められるため、まずは一度試してみてください。
防鳥ネットやスパイクを設置する
ムクドリを遠ざける方法として、ムクドリがとまりやすい場所を物理的にブロックする方法も効果的です。
例えば、ベランダの手すりに防鳥ネットをしっかりと張ることで、ムクドリが中へ入り込むのを防止できます。また、電線や塀の上などムクドリがとまる場所には、スパイクと呼ばれる器具を取り付けることで、着地そのものを防ぐことが可能です。
スパイクとは、細く突き出た針のような構造が並んだ防鳥アイテムで、ムクドリが足場を確保できなくなるよう設計されています。鋭い見た目とは裏腹に、鳥に傷を負わせることはなく、「とまりにくい場所」に変えることで被害を未然に防ぐ仕組みです。
ただし、防鳥ネットの設置方法には注意が必要です。ネットの張り方が不十分だった場合、ムクドリにとって安全な空間と認識されてしまい、かえって巣作りの場所に選ばれてしまう恐れがあります。
このように、設置の仕方次第では効果が出ないどころか、被害を悪化させてしまうケースもあるため、不安がある場合は、専門の業者に相談・依頼するのが安全で確実な選択といえるでしょう。
参考:日本有害鳥獣駆除・防除管理協会「ムクドリを撃退する方法とは?自身でできる対策や業者依頼時の費用を解説!」
ムクドリは鳥獣保護法の保護対象!傷つける行為はNG

ムクドリは「害鳥」とされる一方で、法律上は鳥獣保護法の保護対象となっています。知らずにムクドリを駆除してしまうと、思わぬトラブルに発展する可能性があります。
ここからは、以下2点を詳しく解説します。
- 殺傷・卵のある巣の撤去は禁止
- 害鳥なのに保護されている理由
殺傷・卵のある巣の撤去は禁止
ムクドリ駆除で特に注意が必要なのが「殺傷」や「巣の撤去」に関する行為です。鳥獣保護法により、ムクドリを捕まえたり傷つけたり、命を奪ったりすることは原則として禁止されています。また、卵やヒナがいる巣を人の判断で勝手に取り除くことも同様に違法となります。
これらの行為を許可なく行ってしまうと、法律違反とみなされ、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。つまり、「迷惑だから」と感情的に判断してムクドリ駆除や巣の撤去を行うことは、重大な法的リスクを伴うということです。
参考:e-GOV法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」
害鳥なのに保護されている理由
「こんなに迷惑なのに、どうしてムクドリが保護されているの?」と感じる方も多いかもしれませんが、ムクドリが保護されているのには明確な理由があります。
結論から言うと、生態系を守るためです。ムクドリは雑食性で、昆虫類を多く食べる性質があり、農作物に害を及ぼす害虫を減らす効果があるとされています。過去には益鳥として扱われ、田畑を守る存在でもありました。
現代では、ムクドリの騒音やフンの問題がクローズアップされていますが、山林や田園地帯では、ムクドリが今なお自然のバランス維持に貢献している側面もあります。そのため、一律に駆除するのではなく、法的保護のもとで適切に対応することが求められているのです。
ムクドリ対策を専門業者に依頼するメリットとデメリット

個人でのムクドリ対策が難しい場合は、ムクドリ対策を専門業者に依頼する方法もあります。
ここでは、ムクドリ対策を専門業者に依頼するメリットとデメリットを解説します。
メリット
ムクドリ対策を専門業者に依頼する主なメリットは以下の通りです。
- 法律を遵守した方法での対策が可能
- 長期的な被害対策を見据えたプランを提供してくれる
- 高所作業や複雑な構造の建物でも対応できる
専門知識と経験を持つ業者であれば、安全かつ確実な対策が可能です。
例えば、建物の構造や周囲の環境を考慮したうえで最適な対策方法を提案してくれたり、再発を防ぐためのメンテナンス計画まで考えてくれたりします。また、法的に問題のない方法で対応してくれるため、トラブルに巻き込まれる心配が少ない点も大きなメリットです。
デメリット
一方、ムクドリ対策を専門業者に依頼する際、以下のデメリットを知っておくことも大切です。
- 費用が高額になる場合がある(数万円〜数十万円)
- 対策内容や効果に差がある業者も存在する
- 一時的な対応では再発のリスクもある
特に注意すべきなのは、十分な技術を持たない業者や悪徳業者がいることです。高い費用を支払ったにもかかわらず、思うような効果が得られないというケースも少なくありません。信頼できる業者を見極めて依頼しないと、せっかくの対策が無駄になる恐れがあります。
その点、確かな実績と信頼を誇る「害獣BUZZ」であれば安心です。害獣BUZZは、適正価格での明確な見積もり、専門知識に基づいた丁寧な対応を行うことをお約束します。
ムクドリ駆除はお任せください!
自分で対策をしても解決しない場合や、再発を繰り返す場合は、専門の駆除業者に依頼するのが最も安心です。専門業者では、以下のような状況でも対応が可能です。
- 自宅の敷地内に巣が作られてしまった
- 高所や複雑な構造の建物にムクドリが集まっている
- 長期間にわたり繰り返し被害を受けている
業者選びでお悩みの方は、ぜひ「害獣BUZZ」にご相談ください。ムクドリをはじめとする様々な害獣に対応しており、侵入経路の封鎖から清掃、再発防止までを一貫してお手伝いいたします。
まとめ
ムクドリによる被害に頭を悩ませている方にとって、まず取り組めるのが身近で実践しやすい対策です。枝の剪定や光・音を使った工夫、さらには天敵の模型や防鳥ネットの導入など、負担が少ない方法から始めることで被害の軽減が期待できます。
しかしながら、こうした対策を講じる際には、法律の存在をきちんと認識する必要があります。鳥獣保護法に違反する行為は処罰の対象となるため、自己判断での過剰な対応は避けるべきです。
それでも状況が改善されない場合には、速やかに専門業者に相談し、確実かつ安全な対策を講じましょう。
害獣BUZZでは、無料の現地調査を行っているため、ムクドリの被害でお困りの際はぜひ一度ご相談ください。
運営元情報
サイト名 | 害獣BUZZ |
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代表取締役 | 金谷康生 |
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