マダニの生息地はどこ?知っておくべき対策についても解説
「マダニは危険な害虫であることを知ったので、生息地がどこなのか知っておきたい」とお考えではないでしょうか?
結論から言うと、マダニの生息地は、屋外の草むらや畑、森の中などが代表的です。屋内よりも屋外に生息していることが多いですが、国内でマダニが生息する地域は徐々に広がっているため、身近にいる可能性がある場合は身を守るための対策を講じることが大切です。
そこで本記事では、マダニの生息地はどこなのか、害虫駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。マダニが身近にいるときに有効な対策や、発生する代表的な被害内容も紹介していますので、今後マダニの存在に悩まされないためにも、ぜひ本記事をお役立てください。
目次
マダニの生息地はどこ?
記事の冒頭でお伝えしたとおり、マダニの主な生息地は、草むら・畑・森の中などです。山や草地だけでなく、公園・河川敷・民家の庭といった私たち人間が頻繁に立ち入る場所にも生息しています。
「普段、山林・川などを訪れることがないから大丈夫だろう」という人も、安心はできません。都市部にもマダニは生息しているためです。また、ハイキングコースやキャンプ場などは人が集まりやすく、宿主に簡単に接触できる場所としてマダニに好まれやすいです。
上記のようなマダニの生息地を十分に把握しておき、屋外で活動する際は注意が必要です。
屋外で直接噛まれたり、衣服やペットに付いたりして、マダニを家に持ち帰ってしまうことがあり、場合によっては感染症を媒介することもあるため、予防・対策を心がけましょう。
マダニから身を守るために有効な対策
ここまでの説明を読んで、マダニは生息地が幅広い害虫で、私たちの身近な場所にも存在しており、日常生活で接触する可能性が高いことを理解できたと思います。屋外での活動にあたって、マダニから自身の身を守るためには、適切な対策を講じることが大切です。
マダニから身を守るために有効な対策は、以下の3つです。
- マダニ対策に適した服装を選ぶ
- 帰宅時には衣服に注意する
- マダニに有効な忌避剤を使う
それぞれの方法を順番に解説しますので、日常生活でのマダニ対策にご活用ください。
マダニ対策に適した服装を選ぶ
マダニの生息地を訪れる際は、マダニ対策に適した服装を着用しましょう。
例えば、長袖・長ズボンを選ぶと、肌の露出を減らせるため、マダニが皮膚に辿り着きにくくなります。また、ズボンの裾を靴下に入れておくことで、マダニがズボンの内側に侵入してくるのを防げるでしょう。
明るい色(例:白色、黄色など)の服を着用すれば、付着したマダニが見つけやすくなり、早期に取り除けるようになります。
そのほか、マダニは髪の毛を伝って頭皮に到達することがあるため、長い髪をまとめたり、帽子を着用したりといった対策も効果的です。
帰宅時には衣服に注意する
マダニから身を守るためには、外出時に加えて、帰宅時の対策も意識することが大切です。
屋外での活動では、マダニに直接噛まれるだけでなく、衣服に付着して家に入り込まれてしまうこともあります。
そのため、帰宅時には、家に入る前に衣服にマダニが付着していないかを念入りにチェックしましょう。上着は屋外で脱いで、叩いて払ったり、マダニが付着しているならガムテープを使って取り除いたりすると良いです。
また、早めに入浴し、身体にマダニが付着していないか見ましょう。マダニのサイズは成虫で3~20mmほどで、見落としやすいです。曲げたり隠れたりする部分(例:耳の後ろ、脇の下、ひざの裏など)は、特に念入りにチェックすることが大切です。
マダニに噛まれているのを見つけた場合、早めに取り除くことが肝心です。ただし、マダニを無理に引き剥がそうとすると、マダニの一部が皮膚内に残ってしまうことがあるので、できるだけ病院(皮膚科)で処置を受けてください。
マダニの体を引きちぎると、マダニの保有する病原体がまき散らされて感染の可能性が高まります。マダニを取り除いた後、数週間は体調の変化に注意し、発熱のような症状が表れた場合にはすぐに医療機関を受診することが大切です。
マダニに有効な忌避剤を使う
マダニの生息地を訪れる際は、忌避剤の使用も効果的です。忌避剤を服や靴などにスプレーすると、マダニが付着しにくくなります。
現在、マダニに対する忌避剤としては、ディートとイカリジンという2種類の有効成分が使用されたアイテムが市販されています。
マダニの忌避剤は、ホームセンターやネットショッピングサイトなどで入手でき、1,000円程度の手頃な価格で購入できるアイテムもあります。マダニの生息地を訪れる予定があったり、身近なマダニの存在に不安を感じていたりする場合、準備しておくと良いでしょう。
害獣が原因でマダニが家に侵入することも!
身近で害獣(ネズミ、ハクビシン、イタチ、アライグマ、コウモリなど)の気配を感じる場合、これが原因でマダニが家に侵入してくる可能性もあります。マダニはこれらの害獣に寄生することが多く、害獣を通じて家の中に侵入してくることがあるのです。
害獣は、マダニ以外のダニ・ノミを家に持ち込む可能性もあります。いずれの害虫も、私たち人間やペットの健康を脅かすことに変わりはないので、マダニだけでなく害獣に向けた対策も講じることが望ましいです。
害獣については、適切な方法で駆除することが大切です。自力で駆除する際は忌避剤の使用が一般的ですが、100%の効果は保証されていませんので、不安があればプロの駆除業者に相談しましょう。
専門業者に依頼することで、害獣やマダニ、その他のダニ・ノミの駆除をまとめて請け負ってくれるため、被害を根本から解決できます。
害獣・害虫の駆除業者選びで迷っているようでしたら、私たち「害獣BUZZ」にお気軽にご相談ください!
マダニによる被害は?
吸血中、マダニは麻酔用物質を含む唾液を注入するため、噛まれていてもかゆみを感じにくく、噛まれていることに気付かないことも多いです。7日間ほど吸血して満腹になると、マダニは自然に離れていきますが、その後にかゆみ・灼熱感・痛みなどの症状が出ることがあります。
上記に加えて、マダニは、人・動物などを噛んだ際、さまざまな健康被害をもたらすおそれがあります。マダニは、以下のような病気を媒介すると言われています。
- 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
- ダニ媒介脳炎
- つつが虫病
- 日本紅斑熱
- ライム病
上記の病気の中には、ダニ媒介脳炎のような現時点で日本での発症報告が少ないものも含まれていますが、マダニが身近にいることで生じるリスクとして把握しておきましょう。
これらの病気にかからないためには、適切な対策を講じてマダニに噛まれないことが大切です。
参考:田辺三菱製薬ヘルスケア「【虫刺され】『ダニ』に刺されたらどうすれば?症状、対策、予防法を解説」
厚生労働省「ダニ媒介感染症」
久喜市「マダニを媒介した感染症に注意!」
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害獣BUZZでは、真夜中でも祝日でも柔軟かつスムーズに対応しておりますので、少しでも不安を感じているならば、時間を置かずにぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
マダニの主な生息地は、草むら・畑・森の中などです。山や草地だけでなく、公園・河川敷・民家の庭といった私たち人間が頻繁に立ち入る場所にも生息しています。
屋外で直接噛まれたり、衣服やペットに付いたりして、マダニを家に持ち帰ってしまうことがあり、場合によっては感染症を媒介することもあるため、予防・対策を心がけましょう。
マダニ対策の方法としては、服装の工夫や帰宅時の衣服の取り扱い、忌避剤の使用などが効果的です。とはいえ、自力での対策には必ず効果があるという保証がないため、不安があればプロの駆除業者に相談することをオススメします。
害獣BUZZでは無料の現地調査を実施しておりますので、「身近にマダニや害獣がいる気がするので、一刻も早く調査・対策してほしい」と思われている方は、お気軽にお問い合わせください。
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