ベランダのコウモリ対策は?駆除の注意点やフンの清掃方法も解説

ベランダのコウモリ対策は?駆除の注意点やフンの清掃方法も解説

「コウモリがベランダによく来る。フンをされて困るし、どうにかしたい」とお困りではないでしょうか?

ベランダは雨風を防げたり隠れたりできるためにコウモリが寄りつきやすく、フンの被害を受けやすい場所です。コウモリのフンにより、ベランダや洗濯物が汚れるだけでなく、悪臭や感染症の発症リスクなどもあるため、なるべく早く対策を講じましょう。

そこで今回は、ご家庭でも行えるベランダのコウモリ対策を害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。駆除する際の注意点やフンの清掃方法も紹介していますので、コウモリ問題をスムーズに解決したい方は、ぜひ本記事をご活用ください。

0120-987-601

自力でできるベランダのコウモリ対策

自力でできるベランダのコウモリ対策

ベランダに来るコウモリを駆除したいと考えるのは自然なことです。しかし、コウモリを駆除する際は、法律の規制に注意しなければなりません。コウモリは鳥獣保護管理法の保護対象に指定されており、行政からの許可がない状態での殺傷・捕獲が禁止されています。

上記の規定に違反すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処せられてしまうため、くれぐれも避けてください。

ご家庭で自力かつ合法的にコウモリ対策を講じる場合、以下の手順で進めるのが基本です。

  1. 忌避剤を使って遠ざける
  2. ベランダから離れているうちにネットを張る
  3. コウモリの好まない環境にする

それぞれの方法について順番に詳しく解説しますので、ベランダでのコウモリ対策にお役立てください。

忌避剤を使って遠ざける

忌避剤とは、コウモリが苦手とするニオイ成分を用いて、コウモリを遠ざけるための駆除アイテムのことです。コウモリはハッカやナフタレンのようなニオイを苦手としており、うまく活用すればベランダから追い出せる可能性があります。

忌避剤の種類は、くん煙タイプ・スプレータイプ・ジェルタイプなど多岐にわたります。

その中でも、ベランダのような屋外でコウモリ対策を行う場合、ジェルタイプの忌避剤の使用をオススメします。一方で、くん煙タイプ・スプレータイプなどの場合、屋外では効果が薄まりやすく、忌避の効果が発揮されにくいです。

ジェルタイプの忌避剤を用いる場合、専用のトレーにジェルを入れ、ベランダや軒下部分に設置しておくだけで大きな手間はかかりません。環境に配慮した成分で作られており、1年ほどの長期間にわたって忌避効果を発揮する点も魅力です。

ただし、ジェルをトレーに多く入れすぎてしまうと、コウモリが絡まって死んでしまうおそれがあります。前述のとおり、無許可でコウモリを殺傷すれば、鳥獣保護管理法に違反してしまうためご注意ください。

ベランダから離れているうちにネットを張る

忌避剤によりコウモリをベランダから遠ざけたら、防獣ネットを張りましょう。防獣ネットとは、害獣が内部に侵入してこないように使用するネットのことです。ベランダを取り囲むように防獣ネットを張っておくことで、コウモリが近づけなくなります。

ただし、アパートやマンションなどの集合住宅では、景観を維持するために管理組合がネットの設置を禁止しているケースがあるためご注意ください。集合住宅で防獣ネットを使用する場合、事前に管理組合に確認しておくことが大切です。

コウモリの好まない環境にする

コウモリの好まない環境を作ることでも、ベランダへの侵入を防ぐことが可能です。例えば、コウモリは暗く狭い場所を好むため、ベランダに明るい照明を設置したり、換気口に侵入しないよう金網を張ったりする対策が効果的です。

そのほかにも、コウモリの好む環境には特徴がありますので、次章で詳しく解説します。

コウモリがベランダに来る理由

コウモリがベランダに来る理由

コウモリがベランダに来る理由は、そこがコウモリにとって居心地の良い場所だからです。それでは、コウモリはどのような場所を居心地が良いと感じるのでしょうか。

コウモリがベランダに来る理由は、コウモリにとって以下のような居心地の良さがあるためです。

  • 雨風を防げるため
  • ぶら下がれるため
  • 室外機のおかげで暖かいため
  • 換気口に隠れやすいため

それぞれの理由を順番に詳しく解説しますので、コウモリの好まない環境を作る際にお役立てください。

雨風を防げるため

ベランダには洗濯物を乾かすための屋根があるため、必然的に雨風が当たりません。そこで、雨風を防ぐための場所として、コウモリが寄ってきてしまうことがあります。

ぶら下がれるため

ベランダには洗濯物を干すために物干し竿やハンガーが置いてあることが多いです。ベランダには植物が吊るされていることもあるでしょう。

こうした理由から、夜行性であるコウモリが昼間のうちにぶら下がって休憩する場所として、ベランダが選ばれやすいです。

室外機のおかげで暖かいため

コウモリは、暖かい場所を好む動物です。ベランダにある室外機は熱を発するため、コウモリにとって過ごしやすい場所となるでしょう。

なお、コウモリは1〜2cmの隙間があれば中に入り込めてしまうため、室外機に隙間があるとそこから家の中に侵入されてしまう可能性があります。

換気口に隠れやすいため

コウモリは自然の洞窟や木の穴など、隠れるのに適した場所を好みます。そのため、侵入しやすいものの、換気口のような隠れる場所があるベランダは理想的な環境です。

ベランダには屋根もあるため、タカやフクロウといったコウモリの天敵からの死角となり、安全に隠れることが可能です。

コウモリのフンの清掃方法

コウモリのフンの清掃方法

無事にコウモリを追い出せたら、フンで汚れたベランダを清掃します。コウモリのフンには病原体が含まれている可能性があるため、素手での作業は避けてください。

乾燥して舞い上がったフンを吸い込む危険もあるため、ベランダを清掃する際には手袋・マスク・汚れても問題のない服を着用することが大切です。

上記の準備が整ったら、ホウキとチリトリでフンを集めていきます。フンを集めたら、新聞紙に包んだうえで、二重にしたゴミ袋に捨てましょう。中身が漏れ出ないよう注意し、ゴミ袋は屋外に置いてください。屋外に置いておくことで、万が一にゴミ袋から病原体が漏れ出たとしても、家の中への侵入を抑えられます。

フンを取り除いたら、除菌作業を行います。市販の消毒液やエタノールスプレーを、フンが落ちていた場所にスプレーします。数分置いた後、雑巾できれいに拭き取りましょう。

作業中に素手でフンに触れてしまった場合には、石鹸でしっかりと手を洗ったうえで消毒しておくと安心です。

放置NG!しつこいコウモリにはプロの力が必要

放置NG!しつこいコウモリにはプロの力が必要

前述のとおり、ベランダはコウモリにとって快適な環境であるため、対策を講じても再び寄りついてしまう可能性があります。ベランダにしつこく現れるコウモリに対処する場合、自分での対策には限界があるでしょう。

ベランダに寄りつくコウモリを放置していると、室内に入られてしまい、より多くの被害が起きる可能性もあります。被害の拡大を防ぐためには、早い段階でプロの駆除業者にサポートを依頼することが望ましいです。

コウモリの駆除・対策には特有の知識と技術が必要ですが、プロはコウモリの生態に精通しており、効果的な対策を講じられます。また、コウモリの駆除やフンの清掃には健康リスクを伴いますが、プロは適切な保護具を使用し、安全に作業を行うことが可能です。

自分で対策を講じる場合に比べ、プロに依頼することで、迅速かつ効率的にコウモリ問題を解決できるでしょう。

コウモリの駆除については私たちにお任せください!

信頼できるコウモリ駆除業者をお探しでしたら、私たち「害獣BUZZ」にお任せください。

当社は、豊富なコウモリ駆除実績を持つプロフェッショナルです。現地調査をもとに被害状況を入念にチェックしたうえで、各ご家庭にぴったりの駆除プランをご提案・実行させていただきます。

当社は自社施工の駆除業者で、問い合わせから駆除、侵入経路の封鎖、清掃・除菌作業に至るまで、一貫して丁寧に対応することが可能です。下請け業者に依頼することがありませんので、リーズナブルな費用と良質なサービスの提供を両立させております。

コウモリがベランダに来ている場合、今後室内に侵入する可能性が高いです。すでに室内に侵入しているケースもあるでしょう。このことを踏まえて、害獣BUZZでは室内での被害調査や被害の予防策などを提供いたします。

現地調査を無料で行っておりますので、コウモリの存在にお悩みならば、まずはお気軽にご相談ください。

0120-987-601

まとめ

ベランダは雨風を防げたり隠れたりできるためにコウモリが寄りつきやすく、フンの被害を受けやすい場所です。コウモリのフンにより、ベランダや洗濯物が汚れるだけでなく、悪臭や感染症の発症リスクなどもあるため、なるべく早く対策を講じましょう。

被害を解決するためには、忌避剤を使って遠ざけたうえで、防獣ネットを張ったり、コウモリの好まない環境にしたりといった対策が効果的です。ただし、慣れていないと失敗する可能性が高いため、対策に不安があればプロの駆除業者に依頼しましょう。

害獣BUZZでは24時間・365日お電話でのお問い合わせをお待ちしております。「コウモリがベランダによく来る」「フンによる悪臭がひどいので、一刻も早く対策してほしい」と思われている方は、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

次の記事

東京都渋谷区ネズミ駆除 - S様

前の記事

コウモリがアパートの換気扇に!?対策や注意点について解説

コウモリがアパートの換気扇に!?対策や注意点について解説

運営元情報
サイト名害獣BUZZ
販売会社株式会社リブシー
代表取締役金谷康生
電話番号0120-987-601
所在地 <関東本社>
東京都新宿区西新宿3-3-13-2F
<埼玉支店>
埼玉県朝霞市上内間木262-5
<名古屋営業所>
愛知県名古屋市中区栄1-23-29-2F
<関西支店>
大阪府大阪市中央区島之内1丁目21-24-5F
<中四国営業所>
岡山県岡山市北区中山下1-11-15-402
<九州営業所>
福岡市城南区西片江2-3-12-307
<長崎営業所>
⻑崎県⻑崎市元船町9-18-2F
<熊本営業所>
熊本県熊本市中央区中央街4-22-8F
加盟協会(一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会