ハクビシンを見つけたらすべきこと!してはいけないNG行動も解説

ハクビシンを見つけたらどうする?プロが対処法を解説!

ハクビシンを見かけたら「どうしたらいいの?」と不安になる方は多いはずです。実は、ハクビシンにむやみに近づいたり、追い払おうとしたりすることは違法や健康被害につながる恐れがあるとご存じでしょうか?

本記事では、ハクビシンを見つけた際にしてはいけないNG行動と、見つけた場合の連絡先を解説します。また、自分でできる対策や、本格的な駆除はプロに任せた方が良い理由もまとめています。

ハクビシンを見つけても慌てず落ち着いて行動し、正しい対処で被害を防いでいきましょう。

ハクビシンを家で見つけてもやってはいけないこと

ハクビシン発見時にやってはいけないこと

家の近くでハクビシンを見つけても、焦って追い払おうとしたり捕まえようとしたりするのは危険です。ハクビシンは法律で保護されており、誤った対処は思わぬトラブルやケガにつながる恐れがあります。

まずは、見つけてもやってはいけないことを理解しましょう。

無許可での捕獲・殺傷

ハクビシンは鳥獣保護法によって保護されているため、許可なく捕獲・殺傷することは法律上禁止です。罠を仕掛けたり追い詰めたりする行為も、結果的に傷つける恐れがあるため同様に違法となる可能性があります。

違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される場合があります。

ハクビシンを見つけても自己判断で駆除しようとせず、適切な窓口へ相談することが大切です。

ハクビシンの捕獲については、以下の記事で解説しています。

むやみに近づく

ハクビシンは可愛らしい見た目からおとなしく見えますが、追い詰められると噛みついたり引っかいたりする場合があります。

また、体にはノミ・ダニが寄生していたり、トキソプラズマ症や狂犬病といった病原体を保有していることもあります。

むやみに近づくことはケガと感染症の両面で危険なため、見かけても一定の距離を保ち、刺激しないよう注意が必要です。

ハクビシンを見つけた際の連絡先

歩くハクビシン

ハクビシンを見つけたときは、自己判断で対処せず、状況に合わせて適切な窓口へ連絡することが重要です。

住まいの形態や被害状況によって相談先は異なるため、まずは「誰に連絡すべきか」を正しく把握しておきましょう。

賃貸の場合はまず大家・管理会社へ

賃貸物件でハクビシンを見つけた場合は、まず大家さんや管理会社へ連絡することが最優先です。

賃貸では、物件側の原因か、入居者の行動が原因かで駆除費用の負担が変わり、明確なルールがありません。壁の劣化や共用部分が原因なら大家負担、ゴミ放置など入居者側の要因なら入居者負担になるケースもあります。

さらに、入居者には建物を適切に管理する善管注意義務があり、被害が疑われる時点で連絡しておく方が安全です。

原因や負担割合を巡るトラブルを避けるためにも、まずは状況を共有し、対応方針を相談しましょう。

自治体

自治体では、駆除そのものは行っていませんが、住民が安全に対応できるよう各種サポートを提供しています。地域によっては捕獲カゴの貸し出し、被害状況の確認、専門業者の紹介などを行っており、自力での対処に不安がある場合でも頼れる存在です。

ただし、自治体が対応できる範囲はあくまで補助的なものに限られます。被害が出ている、住み着いている疑いがあるなど、本格的な対策が必要な場合には、専門業者への依頼が現実的です。

駆除業者

天井裏で音がする、糞尿の跡があるなど、被害や住み着きが疑われる段階に入ったら専門の駆除業者への依頼が最も確実です。

専門業者であれば調査・追い出し・侵入経路の封鎖・除菌までを一括して対応できるため、再侵入のリスクを大幅に減らせます。特にハクビシンは小さな隙間からでも侵入し、帰巣本能も強いため、素人では完全な封鎖が困難です。

被害が広がる前に早期相談し、適切な対策をすることで、費用や手間の負担を抑えることにつながります。

ハクビシンを見つけた際に自分でできる対策

忌避剤を使う

ハクビシンを見つけた際に、まずは自分で取り組める対策があります。追い出しや、寄りつきにくい環境づくりで、被害拡大を抑えることが可能です。

ここでは、安全に実践できる具体的な対処法を紹介します。

忌避剤による追い出し

ハクビシンは嗅覚が鋭く、危険を感じる強いニオイを嫌います。この性質を利用すれば、侵入や接近をある程度防ぐことができます。

ハクビシンが嫌うニオイは以下が挙げられます。

  • 唐辛子
  • ハーブ
  • ニンニク
  • 灯油などの石油系のニオイ

市販の忌避剤では以下が有効です。

  • 激臭シート
  • 木酢液
  • ウルフピー

これらを、侵入しそうな場所や通り道に設置することで近寄りにくくできます。

ハクビシンの忌避剤については、以下の記事で解説しています。

ハクビシンが寄りつかない環境を作る

ハクビシンは、エサが手に入りやすい場所や身を隠しやすい場所を好むため、周囲の環境を整えるだけでも寄りつきにくくなります

エサとなるものを極力放置せず、生ゴミは袋の口を縛り、家庭菜園の作物や庭木の果実は早めに収穫しておきましょう。ペットフードも出しっぱなしにすると強い誘因になるため、片付けを習慣づけると安心です。

また、庭木の枝が屋根にかかっていると、高所から侵入されるケースがあるため、定期的な剪定でルートを断つ必要があります。倉庫や軒下まわりの不要物も潜む場所になりやすいため、整理しておくとよいでしょう。

落ち葉やゴミをためず、家の周囲を清潔にしておくことが、被害を未然に防ぐ基本的な対策です。

侵入経路となる隙間を封鎖する

ハクビシンは、直径8cmほどのわずかな隙間からでも侵入してしまうため、早めに家まわりの開口部を点検し、確実に塞ぐことが重要です

通気口や換気扇、エアコン配管まわりなどは侵入口になりやすい場所です。補修にはステンレス製の金網や金属板など、破れにくい素材を使うようにし、プラスチック製の網は避けましょう。

また、天井裏に棲みついている疑いがある場合は、閉じ込めのリスクもあるため、必ず状況を確認してから封鎖を行ってください

ハクビシンの侵入経路については、以下の記事で解説しています。

本格的な対策はプロへの依頼を推奨

高所を歩くハクビシン

ハクビシンは小さな隙間から侵入し、帰巣本能も強いため、自分だけで完全に対策するのは困難です。

ここでは、本格的な対策をプロに任せるべき理由を解説します。

全ての隙間を完璧に塞ぐのは難しい

ハクビシンは体が柔らかく、直径数センチの小さな隙間からでも侵入できるため、家の開口部をすべて特定して塞ぐのは非常に困難です。

屋根まわりや外壁の継ぎ目、床下など見落としやすい箇所も多く、ひとつでも隙間が残れば再侵入につながります。また、天井裏や屋根裏での作業は、高所の移動や足場の悪さが重なり、落下事故につながる危険もあります。

確実な封鎖には専門的な点検と適切な施工が欠かせないため、プロへの依頼がオススメです。

ケガや病気のリスクがある

ハクビシンは追い詰められると噛みつき・引っかきなどの攻撃に転じることがあり、自力での対処はケガのリスクを伴います。また、体にはノミ・ダニや病原体を持つことも多く、適切な防護具や除菌を一般の方が完璧に行うのは困難です。

厚生労働省も注意を呼びかけている主な感染症には以下があります。

  • SFTS(重症熱性血小板減少症候群):高熱や下痢、出血傾向を伴い、致死率が高い感染症
  • サルモネラ感染症 発熱・腹痛・下痢などの胃腸炎症状を引き起こす細菌感染症
  • レプトスピラ症 発熱・頭痛・筋肉痛が主症状で、重症化すると黄疸や腎障害を伴うことがある感染症

安全面を考え、接触によるケガ・感染症のリスクを避けるためにも、専門業者に任せるのが最も確実です。

ハクビシン駆除なら害獣BUZZにお任せください!

任せてほしい業者

ハクビシンの対策では、追い出すだけでなく侵入経路の徹底封鎖と再発防止まで行うことが欠かせません。

しかし、ハクビシンは鳥獣保護法で保護されており、許可のない捕獲や殺傷は違法です。さらに、見た目に反して追い詰められると攻撃することがあり、むやみに近づくと噛みつきや引っかき傷などの危険が伴います。

屋根裏の清掃や除菌には高所作業も必要となるため、個人での対応はリスクが高く、誤った処置で被害が長引くケースも少なくありません。

害獣BUZZでは、無料の現地調査・お見積りを実施し、専門スタッフが建物の状況に合わせた最適なプランをご提案します。

追い出しから侵入経路封鎖、除菌まで一貫対応し、法律を守りながら安全かつ確実に被害を解決できます。費用や施工内容に不安がある方も、まずはお気軽にご相談ください。

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まとめ

ハクビシンを見つけた際は、焦って近づいたり無許可で捕獲しようとすることが最も危険です。

法律違反となるだけでなく、噛みつき・引っかきによるケガや感染症のリスクもあります。まずは賃貸なら大家・管理会社へ、持ち家なら自治体や専門業者へ状況を相談し、正しい手順で対処することが重要です。

自分で行える対策はありますが、限定的なものにとどまります。再発を防ぎ、建物への被害を最小限に抑えるには、専門業者による調査と施工が最も安全で確実です。

ハクビシンを見つけて不安を感じたら、お早めに害獣BUZZまでご相談ください。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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