ハクビシンが壁の中に?家にいるときの特徴や対策をプロが解説

ハクビシンが壁の中に?家にいるときの特徴や対策をプロが解説

ハクビシンか何かが壁の中にいるのではないかと、不安を感じていませんか?

実はハクビシンは家の壁の中に入り込むこともあるので、気配を感じるなら十分に可能性があります。

ハクビシンは可愛らしい外見とは裏腹に、さまざまな被害をもたらす厄介な害獣の一種です。

そこで本記事ではハクビシンが壁の中にいるときの特徴や対策について、プロの害獣駆除業者である害獣BUZZが解説します。

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ハクビシンは壁の中に入り込むことが可能

ハクビシンは体長が約50cm、体重が約3kgほどの中型獣です。

中型獣ゆえに大型獣より身軽な身のこなしで、小型獣よりも強い腕力、握力を持っています。

それによって、壁の中に入り込んで移動することも可能です。

ハクビシンは垂直な場所も登ることができる

前述のようにハクビシンはその身軽さと握力を駆使して、垂直な場所すら簡単に登ることもできます。

そのため屋根や壁に穴があれば、そこから家の中に侵入することが可能です。

また、ハクビシンは夜行性であり、昼間は暗くて静かな場所で休む傾向があります。

そのため、壁の中や天井裏などに巣を作ってしまうこともあるでしょう。

ハクビシンが壁の中に入り込む方法はいくつかあります。

例えば、以下のようなものです。

  • 屋根裏にある換気口や煙突から侵入する
  • 雨どいや電線を伝って屋根に上がり、屋根板や瓦をずらして侵入する
  • 外壁にあるエアコンや換気扇の穴から侵入する
  • 窓やドアの隙間から侵入する
  • 壁にある配管や配線の穴から侵入する

これらの穴や隙間は、ハクビシンにとっては十分なスペースです。

ハクビシンは骨格が柔軟であり、頭部が通れば体も通ることができます。

ハクビシンが家の中にいるときの特徴

ハクビシンが家の中にいるときに気づくことができる特徴は、以下のようなものです。

  • 壁や天井から物音がする
  • 壁や天井から悪臭がする
  • 壁や天井に汚れや傷跡がある
  • 庭や屋根にハクビシンの足跡や爪痕がある

少しでも心当たりがあるなら要注意!

害獣BUZZの過去のお客様の中にも、物音やニオイ、足跡などから駆除のご相談をされる方がとても多かったです。

それぞれについて、順番に確認していきます。

壁や天井から物音がする

ハクビシンは夜行性であり、夜間に活動します。

そのためハクビシンが家の中にいると、壁や天井から物音が聞こえることがあります。

物音の種類は歩く音や走る音、引っ掻く音やかじる音、落ちる音やぶつかる音などさまざまです。

また、ハクビシンは群れをなすこともあります。

その場合、鳴き声が複数聞こえてかなりの騒音になるでしょう。

壁や天井から悪臭がする

ハクビシンは壁の中や天井裏に巣を作ります。

巣には糞尿や食べ残しなどが溜まり、これらのものから悪臭が発生します。

悪臭は湿度や温度などの条件によって強さが変わりますが、一般的には甘いような腐ったようなニオイです。

悪臭は壁や天井から漏れ出して部屋全体に広がります。

壁や天井に汚れや傷跡がある

ハクビシンは壁や天井を引っ掻いたりかじったりします。

そのため、壁や天井に汚れや傷跡が残るでしょう。

汚れは糞尿や毛などが付着したものであり、黒っぽい色をしています。

ちなみにハクビシンの毛は白と黒のまだら模様であり、長さは約5cmほどです。

傷跡は爪や歯の跡であり、細かい線状や点状のものです。

これらの汚れや傷跡は、ハクビシンが侵入した場所や巣を作った場所を示しています。

庭や屋根にハクビシンの足跡や爪痕がある

ハクビシンは庭や屋根を歩き回ります。

その際、足跡や爪痕を残すことがあります。

ハクビシンの足跡は前足は約4cm×4cm、後足は約5cm×5cmほどの大きさで、それぞれ5本の指があります。

ハクビシンの爪痕は細かくて深いものであり、木製の床や壁などにつけられます。

これらの足跡や爪痕は、ハクビシンが家の周辺を移動したことを示しています。

ハクビシンやハクビシンと似た足跡の動物については、下記記事でも紹介しているのでご参照ください。

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ハクビシンが家にいるリスク

ハクビシンが家にいると、さまざまなリスクがあります。

順を追って見ていきましょう。

壁や天井などの建物構造を傷つける

前述のようにハクビシンは壁や天井を引っ掻いたりかじったりします。

そのため、壁や天井に穴やひびができたり、断熱材や防音材が破損したりする可能性が高いです。

これらの損傷は、建物の強度や機能を低下させたり、見た目を損なったりします。

また壁や天井に穴があると、他の害獣や虫などが侵入しやすくなったり、冷暖房効果が低下したりと二次災害につながりかねません。

糞尿や毛などでアレルギーや感染症を引き起こす

 ハクビシンは糞尿や毛などを撒き散らします。

これらのものにはアレルゲンや病原体などが含まれており、健康に被害を及ぼす可能性が高いです。

アレルゲンはアレルギー反応を引き起こし、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状をもたらし、病原体は感染症を引き起こし、発熱や下痢、嘔吐などの症状をもたらします。

特にハクビシンはライム病やエキノコックスなどの重篤な感染症の媒介者として知られています。

参考:ライム病 MSD マニュアルプロフェッショッナル版
アライグマ・ハクビシンに関する主な人獣共通感染症

飼っているペットと喧嘩して怪我をさせる

ハクビシンは飼っているペットを攻撃することがあります。

自分より身体の大きい動物でも、爪や歯で攻撃することがあり、上記で挙げた感染症を移したりする可能性があるでしょう。

また、ハクビシンは肉食寄りの雑食なので、ネコやウサギなどの小動物に関しては捕食対象になりかねません。

ペットが被害を受けないためにもハクビシン対策は早急に行う必要があります。

食い荒らし

 ハクビシンは餌を探してゴミ箱を荒らしたり、食品を食べたりします。

そのためゴミ箱の中身が散らかったり、食品が汚染されたりする可能性が高いです。

また、ゴミ箱や食品には人間のニオイが付いているため、ハクビシンが人間に慣れてしまい、警戒心がなくなったり、攻撃的になったりする可能性も浮上してきます。

害獣BUZZの過去のお客様の中には、「ペットフードが食い荒らされていておかしいと思った」とお問い合わせをくださった方もいらっしゃいました。

ハクビシンが身近にいるとき行うべきこと

ハクビシンは鳥獣保護管理法で守られている動物です。

そのため届け出のない捕獲や殺傷は違法駆除になってしまうので行える対策は限られます。

ではハクビシンが身近にいるときに行うべきことは何かというと、基本的には追い出しと侵入経路封鎖です。

それぞれ詳しく解説していきます。

追い出しの方法

追い出しの方法は以下のようなものが挙げられます。

方法説明
音で追い出す壁や天井にラジオやスピーカーなどを設置して、大きな音を流します。
音楽や話し声などの人間の音が効果的です。
音で不快感や恐怖感を与えて、ハクビシンを退去させます。
光で追い出す壁や天井にライトやフラッシュライトなどを設置して、明るく照らします。
特に赤外線ライトやストロボライトなどの強い光が効果的です。
光で目を刺激して、ハクビシンを退去させます。
嫌なニオイ・忌避剤で追い出す壁や天井にニオイの強い物や忌避剤を置きます。
忌避剤には置き型タイプ、スプレータイプ、くん煙剤などの種類があるのでそれぞれ状況に応じて使い分けましょう。
また身近にあるものでハクビシンが苦手なニオイはワサビや唐辛子などの刺激の強いものが挙げられます。

これらの方法は、ハクビシンが巣を作っている場所に直接アプローチする必要があります。

天井や、屋根裏に上がったりするなどの作業は危険が伴うため、自分で行う場合は十分に注意してください。

また対策時には手袋やマスクなどの防護具を着用することをオススメします。

侵入経路封鎖の方法

ハクビシンが侵入する主な隙間については既に挙げましたが、原則としては建物の内と外をつなぐわずかな隙間からでも侵入してきます。

そのような隙間に、金網やパンチングメタルのような通気性を損なわず、なおかつ突破されないような頑丈な施工をしましょう。

ただしハクビシンは手先が器用なうえに力も強く、そして用心深い特徴を持った動物です。

したがって強行突破を試みることや、気づかないうちに別の侵入経路を見つけたりすることも考えられます。

ハクビシンの子供がいる場合には駆除方法に注意!

ハクビシンの子供がいる場合には、駆除方法に気をつけなければなりません。

ハクビシンを追い出すための忌避剤のひとつとして「くん煙剤」もご紹介しましたが、子供がいるおそれがある際には使わないほうが良いです。

急に煙が発生したとき、ハクビシンの親は子供を助けようと、低い位置に子供を突き落とすことがあります。

そうなると子供は煙からは離れることができますが、自分の力だけで壁を登って元の場所に戻れず、親と合流できないまま死んでしまうのです。

こういったことは壁の中で行われることも多く、死骸の処理や法的な面についてさまざまな問題が発生してしまいます。

「もしかしたら子供がいるかも」というときは、駆除業者に一度相談してみることをオススメします。

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ハクビシンの駆除については私たちにお任せください!

ハクビシンの駆除については、プロの害獣駆除業者である害獣BUZZにお任せください!

私たちは、ハクビシンの被害状況に応じて適切な駆除プランをご提案します。

またハクビシンを駆除して終わりではなく、巣や糞尿などの清掃や除菌まで徹底して行います。

さらには再発予防のために、漏れのない侵入経路の封鎖や、忌避剤や防護ネットなどを効果的に設置することが可能です。

私たちは、ハクビシンの生態や法律にも精通しており、効果的かつ合法的な方法で駆除を行います。

お客様の安心と安全を第一に考えますので、ご安心ください!

駆除プランの例

害獣BUZZでは、以下のような駆除プランをご提案します。

ハクビシンが家の中にいる場合

  1. ハクビシンが巣を作っている場所を特定します
  2. 特定した巣から罠や網などで捕まえやすそうなポイントを割り出し、捕獲します
  3. 捕獲したハクビシンは法律に従って適切に処分します
  4. 巣や糞尿などの清掃や除菌を行います
  5. 侵入経路を封鎖したり、忌避剤や防護ネットなどを設置したりします

ハクビシンが家の周辺にいる場合

  1. ハクビシンが家に近づかないように、ゴミ箱や食品などの餌源を排除します
  2. ハクビシンが家に侵入する可能性のある穴や隙間をふさぎます
  3. 換気口や煙突などに防護装置を設置します
  4. 雨どいや電線などに忌避剤を設置します
  5. 必要に応じて罠や網などで捕獲します
  6. 捕獲したハクビシンは法律に従って適切に処分します

これらの駆除プランは一例です。

実際の駆除プランはお客様の被害状況やご要望に応じて変わります。

詳しくはお問い合わせください。

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まとめ

ハクビシンは壁の中に入り込むことが可能な害獣です。

被害を解決するためには、ハクビシンが家の中にいるときの特徴や対策を知っておくことが大切です。

ハクビシンが家にいるときは、追い出しや侵入経路封鎖を試すことができますが、ご自身での対策だけでは効果が限られる場合もあります。

ハクビシンの駆除については、プロの害獣駆除業者である害獣BUZZにお任せください!

私たちは、被害状況に応じて適切な駆除プランをご提案し、適切な施工を行います。

再発予防や除菌も任せてください! 私たちは、お客様の安心と安全を第一に考えています。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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