アライグマ駆除に報奨金や奨励金はある?制度について紹介!
「アライグマを駆除するときに少しでも得できないかな」と、お考えですか?
アライグマによる被害は全国的にも多発しており、駆除に際して報奨金や奨励金が支給されるケースがあります。
ただし支給の条件はそれぞれの自治体によってさまざまです。
そこで本記事では、アライグマ駆除に際して各自治体の実例について紹介します。
まずはご自身の自治体ではどのような決まりになっているか確認してみましょう。
目次
アライグマ駆除で報奨金や奨励金はもらえる?
アライグマ駆除で報奨金や奨励金がもらえる場合があります。
下記のパターンでもらえるケースが多いです。
- 農作物や家畜に被害を与えたアライグマを駆除した場合
- 人への危害を及ぼす恐れのあるアライグマを駆除した場合
- 自治体が定めた条件を満たした場合
アライグマ駆除で報奨金や奨励金がもらえるかどうかは、自治体に問い合わせて確認してみましょう。
そもそも報奨金と奨励金とはどういうもの?
報奨金は、事業や活動の成績が良好な場合に支払われる金銭。つまり成果を報いるお金です。
一方奨励金とは事業や活動を推進するために、対象者に努力を促す目的で支払われるお金を指します。
アライグマ駆除の場合で言えば、駆除の成果に対して支払われるお金が報奨金、駆除の動きを活発にする目的で与えられるのが奨励金ですが、いずれも「駆除したアライグマ一頭につき○○円」という形で支払われるケースが多いです。
報奨金と奨励金の細かな制度の違いや金額は、自治体や民間企業によって異なります。
アライグマに関する報奨金や奨励金の例
ここではアライグマ駆除に関する報奨金や奨励金の、全国での具体的な事例について述べていきます。
山口県岩国市「ヌートリア・アライグマ捕獲奨励金」
山口県岩国市では、特定外来生物であるヌートリアやアライグマを適法に捕獲した人に対して奨励金を支給しています。
対象者はアライグマ駆除に関しては岩国市有害鳥獣等捕獲許可証を所持し、アライグマを捕獲及び処分した人です。
奨励金額はアライグマ1頭につき3,000円で、捕獲後の個体処分は捕獲者が行うといったものです。
大阪府富田林市「アライグマ捕獲協力報奨金制度」
大阪府富田林市では、アライグマの捕獲を促進するために、アライグマを捕獲した人に報奨金を支払う制度を2005年から2023年6月5日現在まで実施しています。
報奨金額はアライグマ1頭につき2,000円以内とされています。
アライグマを捕獲するには、市の環境衛生課に捕獲檻の貸し出しの申し込みが必要です。
捕獲檻によるアライグマ捕獲後、市の環境衛生課に持ち込み、アライグマを持ち込んだら、報奨金が支払われます。
北海道深川市「アライグマの捕獲報奨金」
北海道深川市では特定外来生物であるアライグマ・カニクイアライグマの捕獲を行うため「北海道におけるアライグマ・カニクイアライグマ防除実施計画書」に基づき、報奨金制度を設けています。
報奨金の額は、アライグマ1頭につき2,000〜3,000円です。
また北海道では、アライグマによる被害対策として「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」に基づく防除の実施や、市町村担当職員や防除実施者などを対象としたアライグマ研修会など各種対策を実施するなど、アライグマ駆除に積極的な動きを見せています。
アライグマに関する補助金や交付金の例
アライグマ駆除に関しては補助金や交付金がもらえるエリアもあります。
ちなみに補助金は、国や自治体が法人や民間の団体、個人が行う事業に対して金銭的に支援をする制度。
交付金は補助金同様に国や公共団体が特定の目的のうえ、法令に基づき他の団体に支給する金銭全般のことですが、大半は国から自治体へ支給する金銭を指します。
ちなみにアライグマ駆除の場合、後者については自治体が農林水産省に申請し、農林水産省が設けた鳥獣被害防止総合対策交付金という制度の中で審査を行ったうえで交付されます。
参考:鳥獣被害対策コーナー
補助金と交付金の違いとは??相違点や活用方法など詳しく解説!!
奈良県生駒郡安堵町「安堵町有害鳥獣駆除事業補助金」
奈良県生駒郡安堵町では有害鳥獣の駆除を促進するために、有害鳥獣駆除事業を行う人に対して、事業費の一部を補助する制度を設けています。
具体的にはアライグマの捕獲檻の購入にあたって、檻一つの購入費が1万円以下の場合は2,000円、1万円を越える場合は5,000円の補助金がもらえます。
参考:安堵町有害鳥獣(アライグマ)駆除事業補助金交付について
大阪府貝塚市「アライグマ捕獲交付金」
大阪府貝塚市では、アライグマ捕獲交付金制度を設けており、アライグマ1頭につき最大で2,500円の交付金が支払われます。
また交付金の申請には、事前に鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律に基づく有害鳥獣捕獲許可が必要です。
埼玉県入間郡越生町「越生町アライグマ捕獲器購入費補助金」
埼玉県入間郡越生町では、アライグマの捕獲を促進するため、「越生町アライグマ捕獲器購入費補助金」を実施しています。
この補助金は越生町内に住所を有する個人または事業者で、アライグマ捕獲器を購入した人に対して、その購入費用の一部を補助するものです。
補助金額は、捕獲器1台につき3,000円(3,000円未満の場合は当該購入費用)で、補助対象者は、狩猟免許(わな猟)有資格者もしくは越生町が発行する埼玉県アライグマ防除実施計画に基づく従事者証を所有する人に限られます。
また申請方法は、越生町役場農林課に申請書を提出します。
申請書は、越生町役場のWebサイトからダウンロード可能です。
注意!アライグマの駆除は無許可で行えない
ここまでの内容で触れた場面もありますが、アライグマの捕獲には届け出が必要です。
具体的には鳥獣保護管理法という法律があり、環境大臣もしくは、都道府県知事の許可を得て行うか狩猟者登録を受けて行う場合以外は、鳥獣の捕獲は原則として禁止されています。
違反した場合、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金に処せられるので、闇雲に駆除をするのは非常にリスクが高い行為です。
したがって奨励金や補助金をもらいながら自力で駆除をするにも、上記のように捕獲の届け出を行う手間、補助金をもらう手続きの手間が必要になります。
また同法内でわなの規制が強化されているので、届け出を行っても本当に適法か気を遣わないといけないでしょう。
参考:鳥獣の違法捕獲の防止
それを踏まえてプロとしての見解を述べると、ノーリスクで確実に駆除したい場合には、早期の段階で専門家への相談をするのがベストの選択です。
早期の段階で専門業者に駆除依頼をすれば、駆除の費用を抑えられ、なおかつ面倒な手続きもありません。
駆除にかかる精神的、経済的ストレスを一挙に取り除くことができるでしょう。
アライグマ駆除については私たちにお任せください!
アライグマを見つけたら早期の対応が重要です。
苦手なものでの追い出しでも一定の効果があるかも知れませんが、被害を完全になくすには追い出しと侵入経路封鎖が必要になってきます。
早めに依頼すれば費用も抑えられるうえに、当社害獣BUZZであればご予算の範囲内で最善の駆除プランを提案いたします。
また害獣BUZZは日本有害鳥獣駆除・防除管理協会に所属しており、これまで害獣被害に悩むのお客様のニーズにお応えしてきた実績が豊富にあります。
アライグマ駆除については私たちにお任せください!
まとめ
アライグマによる被害は全国的にも多発していて問題になっています。
そのため申請すれば駆除に際して金銭的援助がある自治体も多いです。
ただし自力での駆除を試みてもトライアルアンドエラーを繰り返して結局はお金も時間もつぎ込んでしまうケースが後を絶ちません。
結局のところ、法律面でのリスクや駆除自体の難易度を考慮すると、早期段階での専門家への依頼の方が確実な駆除を行えるうえに、リーズナブルかつスピーディに済みます。
ちなみに害獣BUZZでは現地調査を無料で行っています。
調査後にはお客様のご予算やご希望に応じて最善のプランをご提案させていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
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