アライグマの苦手なものは?嫌がるものでの駆除についてプロが解説
「アライグマが家を出入りしているところを見た……。放置するのは良くないだろうし、大きくて不安なのでどうにか駆除したいが、どのような方法が効果的だろうか?」とお困りではないでしょうか。
アライグマ被害に悩まされている方の中には、駆除の手段としてアライグマの苦手なものを使った追い出しを思いつく方がいます。では実際、アライグマの嫌いなものは追い出しに有効なのかが気になるところです。
結論、アライグマの嫌がるニオイ・音・環境をうまく活用すれば、家から追い出せる可能性があります。ただし、アライグマの苦手なものでは、家からの追い出しは期待できるものの、根本的な解決は難しいです。
今回は、アライグマの苦手なニオイ・音・環境や、それを用いた追い出し方法を害獣駆除のプロ目線でわかりやすく解説します。確実な再発防止策についても紹介していますので、今後アライグマ被害に悩まされないためにも、本記事を参考に対策をご検討ください。
目次
苦手なものでアライグマを駆除できる?
アライグマの苦手なもの(ニオイ・音・環境など)を用いれば、家にいるアライグマを外に追い出せる可能性があります。ただし、100%追い出せる保証はない点を認識しておきましょう。
また、再発予防を含めて、アライグマを徹底的に駆除することまでは難しいです。アライグマによる被害を根本から解決したい場合、苦手なものを使って家から追い出した後に、侵入経路を封鎖する作業も求められます(詳しくは後の章で解説します)。
再発予防については追い出しの対策とは別で求められるものの、「とりあえずアライグマを家から追い出したい」という状況では、苦手なものの使用はオススメできる対策方法です。
アライグマの苦手なものは?
アライグマの苦手なものは、大まかに以下の3項目に分けられます。
- 嫌がるニオイ
- 嫌がる音
- 嫌がる環境
それぞれアライグマが苦手としているものを把握し、家からの追い出しを図る際にお役立てください。
嫌がるニオイ
アライグマが嫌がるニオイには、主に次のものがあります。
- 木酢液(木炭を作る際に出る水蒸気を冷やして液体にしたもの)
- 激辛臭(例:唐辛子やワサビなど)
- ハッカ・ハーブ系(例:シナモン)
上記の中でも、アライグマは木酢液のニオイや激辛臭を特に避ける傾向があります。これらのニオイ成分が入った忌避剤を使用することで、ご家庭でも手軽にアライグマ対策を講じることが可能です。
なお、アライグマはオオカミを天敵としており、そのニオイを感じ取る能力が発達しています。この特性を利用しオオカミの尿の成分が入った忌避剤を使用しても、アライグマに警戒心を与えられて、追い出し効果が期待できるでしょう。
嫌がる音
アライグマの嫌がる音としては、主に以下が挙げられます。
- オオカミの鳴き声
- 超音波
アライグマは天敵であるオオカミの鳴き声を避ける習性があります。録音したオオカミの鳴き声を流すと、アライグマの追い出しが期待できるでしょう。ただし、騒音となり近所への迷惑にならないよう、適切な音量で流すことが大切です。
そのほか、超音波装置を使い、アライグマが不快に感じる周波数の音(超音波)を流すことでも、アライグマを追い出せる可能性があります。
ただし、超音波は、障害物の存在によって狙った場所に届かないことがあります。また、超音波によるアライグマの追い出し効果を疑問視する声も多く、害獣駆除のプロとしてはオススメできない方法です。
嫌がる環境
アライグマの嫌がる環境の代表例を以下に提示しました。
- ライトがある場所
- 餌がない場所
- 隠れられない見晴らしの良い場所
アライグマは夜行性の動物であり、強い光を嫌がります。なので、アライグマの侵入経路(例:屋根裏や床下など)にライトを設置しておくことで、アライグマに不快感を与えられて、追い出すことが可能です。
アライグマには、餌場と認識した場所にやってくる習性もあります。家の中や敷地内にアライグマの餌となるようなものを置かないようにすることで、アライグマが諦めて近づかなくなる可能性もあるでしょう。
そのほか、アライグマは茂みに隠れたがる習性もあるため、草刈りを積極的に実施して隠れ場所をなくすことも有効な対策です。
嫌がるものでの対策は同時に複数取り組むのがオススメ
アライグマが嫌がるもので対策を講じる際は、同時に複数使うことをオススメします。例えば、アライグマの嫌がるニオイ(木酢液)と音(オオカミの鳴き声)を同時に使って対策するという具合です。
嫌がるものを使った対策の目的は、アライグマに不快感を与えて家から追い出すことだといえます。アライグマの嫌がるものを複数・同時に使って対策すれば、アライグマにより強い不快感を与えられ、追い出せる可能性が高まるでしょう。
まずは、ご自身の家庭で手軽に取り組みやすいものから複数の対策を選んで、同時に実践してみるとよいです。
アライグマ被害の根本解決には侵入経路の封鎖が重要
前述のとおり、アライグマの苦手なものを使えば、家からの追い出し効果が期待できます。しかし、アライグマは一度侵入した場所にまた戻ってくる習性があるため、追い出すだけでは被害が再発してしまう可能性が非常に高いです。
アライグマによる被害を根本的に解決するためには、家にあるすべての侵入経路を封鎖する作業が欠かせません。アライグマの侵入経路の一例としては、以下が考えられます。
- 屋根裏付近・軒下の隙間
- 床下・基礎部分の通気口
とはいえ、アライグマは直径10cmほどの隙間があれば侵入できるとされており、上記以外の場所から侵入してくるケースも十分に想定されます。
また、アライグマは手先が器用で力が強いため、障害物を噛んだり無理矢理こじ開けたりして侵入してくることもあるでしょう。対策時には、金網・パンチングメタルなど、壊れにくくしっかり固定できるものを使用しなければなりません。
以上の点を踏まえると、自力ですべての侵入経路を把握し封鎖することは非常に難しいです。侵入経路の封鎖について不安があれば、専門の駆除業者に依頼することをオススメします。
アライグマ駆除については私たちにお任せください!
確かに、アライグマの苦手なものを使った対策には、追い出し効果が期待できます。しかし、苦手なものだけでは、アライグマを確実に追い出せるわけではないうえに、再び侵入されるリスクも高いです。
確実かつ安全にアライグマ被害を解決したい場合は、「追い出し」と「侵入経路の封鎖」が欠かせません。これらを徹底するには、専門の駆除業者に施工を依頼することをオススメします。
信頼できるアライグマの駆除業者をお探しでしたら、当社のサービス「害獣BUZZ」にお任せください。
当社は自社施工を手掛けており、問い合わせ・施工・アフターフォローに至るまで常にしっかりと相談対応させていただきます。もちろん、お客様のご予算やご希望に合わせて、最善のプランをご提案することが可能です。
家庭でアライグマ対策を行う際、忌避剤や侵入経路封鎖用の金網・パンチングメタルといった駆除グッズの購入が必要なことがあります。これらを購入する前に、早い段階でプロに駆除を依頼してしまった方が結果的に安くつきやすいでしょう。
当社では、ささいな違和感へのご相談はもちろん、実際の被害によるお悩みのサポートまで幅広く対応しております。アライグマ被害でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
アライグマの苦手なものをうまく活用すれば、家からの追い出し効果が期待できます。ただし、アライグマ被害を根本的に解決するには、追い出しと侵入経路の封鎖が必要不可欠です。
アライグマが家の中にいると、ご自身だけでなく子ども・ペットにとっても悪影響が及びかねません。アライグマの侵入が疑われるようであれば、早い段階から専門家に相談し、被害の解決を急ぎましょう。
害獣BUZZでは、現地調査を無料で承っております。現地調査でしっかり現状を把握し、効果的なアライグマ対策を提案・実施することが可能です。
アライグマ被害でお困りの方や、「アライグマが侵入しているかも?」といった疑問を持たれている方、はぜひお気軽にお問い合わせください。
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