アライグマが屋根裏にいるかも!駆除の方法や注意点をプロが解説

アライグマが屋根裏にいるかも!駆除の方法や注意点をプロが解説

「屋根裏から何か動物がいる気配がする。もしかしたらアライグマのような気がしているが、どのように対処すれば良いのだろうか」とお困りではないでしょうか?

アライグマは屋根裏に巣を作りやすく、家に住み着くと鳴き声や足音などに悩まされます。しかし、屋根裏にアライグマがいるときの具体的な特徴や兆候について、具体的なイメージが沸かない方も多いはずです。

そこで今回は、アライグマが屋根裏にいるときの特徴と効果的な駆除方法をプロ目線で分かりやすく解説します。巣の清掃方法や再発予防策についても紹介していますので、アライグマ被害の発生・拡大を防ぎたい方は、ぜひ本記事をご活用ください。

0120-987-601

アライグマが屋根裏にいるときの特徴

アライグマが屋根裏にいるときの特徴

アライグマにとって、家の屋根裏部分は理想的な環境です。屋外よりも暖かいうえに、人間をはじめとする外敵から身を守れるので、アライグマは屋根裏に巣を作りやすいです。

屋根裏にアライグマがいるときの特徴・兆候を知っておくことで、被害の早期発見や対策に役立つでしょう。

アライグマが屋根裏にいるときの主な特徴・兆候は、以下の3つです。

  • 鳴き声や足音が聞こえる
  • 糞尿のニオイやシミが気になる
  • 家の近くで足跡を見かける

各項目を把握しておき、屋根裏にアライグマがいるのかどうかチェックするのにお役立てください。

鳴き声や足音が聞こえる

アライグマは鳥の鳴き声とは異なり、比較的低くて鼻にかかったような声で鳴きます。具体的には、「クルルル」と喉を鳴らすような鳴き方をします。

鳴き声が独特なので、それを聞いてアライグマが屋根裏に住み着いていることに気が付くケースが多いです。アライグマは夜行性なので、夜間に鳴き声を頻繁に発するようになります。

また、アライグマは比較的大きな動物であるため、屋根裏を歩き回る際の足音は「ドンドンドン」とはっきりした大きな音がします。屋根裏から騒音がするときには、アライグマが住み着いている可能性があります。

アライグマの鳴き声については、以下の記事で詳しく解説しています。

糞尿のニオイやシミが気になる

屋根裏に住み着いたアライグマは、生活の痕跡を残すようになります。その中でも糞尿によるニオイやシミは、特に目立つ特徴だと言えるでしょう。

アライグマの糞尿は、刺激的なニオイを放っています。特に屋根裏は湿度が高いうえに風通しが悪いため、悪臭が充満しやすいです。

アライグマの糞尿は、屋根裏の床材を通じて天井にシミとして現れることがあります。時間が経つとシミが拡大し、天井から水滴のような漏れが発生することもあるでしょう。

また、アライグマには排泄を特定の場所で行う「溜め糞」の習性があり、屋根裏で糞の山が発見されることがあります。これは、アライグマが長期にわたり屋根裏に住み着いているサインです。

家の近くで足跡を見かける

アライグマは屋根裏に巣を作ると、頻繁に屋内と屋外を行き来します。そのため、家の近くでアライグマの足跡が見つかった場合、屋根裏からする気配の正体がアライグマである可能性が高いでしょう。

アライグマの足跡には5本の指と爪があり、5~7cm程度のサイズなのが特徴的です。なお、アライグマとよく間違われやすいタヌキの足跡は4本指であり、犬のような足跡をしています。砂や薄い土の上など、足跡が残りやすい場所を重点的に確認すると良いでしょう。

屋根裏にいるアライグマの駆除方法

屋根裏にいるアライグマの駆除方法

屋根裏にいるアライグマに対して、自力で手軽に行える対策は追い出しです。アライグマの追い出しを図る際は、アライグマの嫌いなニオイ(例:唐辛子、ハーブ、オオカミの尿など)や苦手な光(LEDライト)の活用が効果的です。

これらのアイテムは家にあったり、ホームセンターやネットショッピングなどで入手しやすかったりして、活用しやすい点が魅力です。ただし、必ずしも効果があるとは限りません。

アライグマ対策としては、忌避剤やくん煙剤の使用も効果的です。しかし、これらの対策アイテムは密閉された空間でないと効果が薄まるうえに、効果の持続時間もそれほど長くありません。

以上のことから、ご家庭でのアライグマの追い出しは、あくまでも一時的な対策方法として認識しておきましょう。実際に上記の方法を実践してみて効果が表れなかった場合、専門の駆除業者に相談することをオススメします。

アライグマを家から追い出す方法について、詳しくは以下の記事で解説していますので、併せてご覧ください。

注意!アライグマ対策は巣の清掃や再発予防も重要!

注意!アライグマ対策は巣の清掃や再発予防も重要!

前章で説明した方法を実践すれば、屋根裏にいるアライグマの追い出しを図ることが可能です。しかし、アライグマを追い出しただけでは、被害は解決しません。

現在起きている問題を解決し、今後も被害を発生させないためには、以下の対策を講じる必要があります。

  • 巣の清掃・除菌
  • 再発予防

それぞれの方法を把握しておき、ご家庭でのアライグマ対策にお役立てください。

巣の清掃・除菌

アライグマを屋根裏から追い出した後は、作られてしまった巣の清掃と消毒が必要です。アライグマが巣の近くに残していく糞尿には、家の構造にダメージを及ぼす可能性や、人々の健康を害するリスクが潜んでいます。

巣の清掃・除菌作業を行う際は、マスク・ゴーグル・手袋・ヘルメットなどをしっかりと装着してください。ほうき・ちりとりなどで巣を清掃したら、次亜塩素酸ナトリウムを使用して十分に除菌することが大切です。

なお、巣の清掃作業を行うにあたって、掃除機の使用はオススメできません。掃除機を使用すると、掃除機に病原体が付いて、排気によって空気中に広がるおそれがあります。病原体リスクが高まることから、掃除機は使用せずに、ほうきとちりとりで清掃しましょう。

再発予防

アライグマは一度侵入した場所に再び戻ろうとする習性があります。屋根裏からアライグマを追い出しただけでは、被害が再発してしまう可能性が高いです。

アライグマ被害の再発予防策としては、すべての侵入経路を封鎖する作業を実施します。アライグマの侵入経路の例を挙げると、以下のとおりです。

  • 屋根裏付近に空いた隙間
  • 床下や基礎部分にある通気口

アライグマに無理やりこじ開けられて突破されないよう、上記のような隙間を金網・パンチングメタルなど壊れにくくしっかり固定できるものを使用して封鎖しましょう。

とはいえ、アライグマは直径10cm程度の隙間があれば侵入できると言われており、上記以外の場所から侵入してくるケースも十分に想定されます。

自力ですべての侵入経路を把握・封鎖することは難しいため、不安があればプロの駆除業者に依頼することをオススメします。

参考:環境省「特定外来生物アライグマ」

0120-987-601

アライグマ駆除をプロに依頼すべき理由

アライグマ駆除をプロに依頼すべき理由

ここまで、屋根裏に住み着いたアライグマの駆除および被害の解決方法を紹介しましたが、アライグマの駆除は手間がかかるうえに難易度が高く、リスクも伴います。

たとえ駆除できたとしても、再発予防策を徹底しなければ、アライグマが再び住み着いてしまうおそれがあります。被害を根本から完全に解決するためには、プロの駆除業者に依頼するのがベストです。

ここからは、アライグマ駆除をプロに依頼すべき理由として、以下3つの内容を詳しく解説します。

  • 法律違反にならないように気をつけなければならない
  • 自力で完全に解決するのは難しい
  • 襲われたり病原体に触れてしまったりというおそれがある

いずれもアライグマ対策を講じるうえで欠かせないポイントなので、しっかりと把握したうえでプロの駆除業者への依頼をご検討ください。

法律違反にならないように気をつけなければならない

アライグマは、鳥獣保護管理法や外来生物法といった法律により保護されている動物です。

その中でも鳥獣保護管理法では、無許可でのアライグマの捕獲や殺傷を伴う駆除が禁止されており、この規定に違反すると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処されてしまいます。

鳥獣保護管理法にもとづく許可のない状態では、自力でのアライグマ対策として合法的かつ手軽に講じられる方法が「追い出し」に限られてしまう点を把握しておきましょう。

参考:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律
   環境省「日本の外来種対策 罰則について」

自力で完全に解決するのは難しい

アライグマが屋根裏に住み着いてしまった場合、多くの人は自力での対策を試みますが、被害を解決するのは難易度が高いことを認識しておきましょう。

アライグマを追い出す際は、ご家庭にある日用品や食料品のほか、専用の対策グッズ(忌避剤やくん煙剤など)の使用が基本ですが、正しい方法で使用しないと効果が弱まってしまいます。必ずしも効果が出るとは限らない点にも注意が必要です。

また、アライグマの糞尿には病原菌や寄生虫が含まれていることが多く、適切な清掃・除菌作業が欠かせません。専用の薬剤や知識がない状態で取り組むと、健康被害のリスクが高まります。

総じて、アライグマ対策には専門的な知識と経験が求められます。安全かつ確実に問題を解決するためにも、プロの駆除業者への依頼が望ましいです。

襲われたり病原体に触れてしまったりというおそれがある

可愛らしい見た目とは反対に、アライグマが屋根裏に侵入すると多くのリスクが伴います。

アライグマは、驚いたときや自分の身を守るときに攻撃的になることがあります。噛まれることもあり、感染症のリスクや深い傷を負うおそれがあるのです。アライグマに襲われた場合の対応方法を知っておかないと、被害がさらに深刻化する可能性もあります。

アライグマは、多種多様な病原体を持つことが知られています。アライグマの体だけでなく糞尿にも病原体が含まれており、人間が触れることで感染するおそれがあります。

アライグマからうつされる可能性のある感染症の一例をまとめました。

  • 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
  • 狂犬病
  • アライグマ回虫感染症

以上のようなリスクを回避し、安全かつ効果的にアライグマを駆除するためには、プロの駆除業者に依頼することが最も賢明です。プロの駆除業者であれば適切な方法で問題を解決できるため、安心して任せることができます。

アライグマの駆除については私たちにお任せください!

信頼できるアライグマ駆除業者をお探しであれば、私たち「害獣BUZZ」にお任せください。

アライグマ駆除の専門家として、無料の現地調査をもとに被害状況を入念に把握したうえで、お客様にピッタリの駆除・再発防止プランをご提案・実行させていただきます。

当社は自社施工の駆除業者です。問い合わせから駆除、再発予防策、清掃・除菌作業を含めて一貫して丁寧に対応しております。下請け業者に依頼しないため、費用を抑えつつ良質なサービスを提供することが可能です。

アライグマが屋根裏に侵入した場合、被害の状況によっては大規模な駆除作業やリフォームが必要となるケースもあります。しかし、そのようなケースも安心してお任せください。

当社は、リフォーム工事までこなせる高い施工技術と幅広い害獣知識にも大きな強みがあります。リフォーム会社出身のスタッフを中心に定期的に講習会を開催しており、日々技術の研鑽に努めております。

ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応いたしますので、不安を感じたらぜひ「害獣BUZZ」までお気軽にお問い合わせください。

害獣のトラブルお任せください!害獣BUZZ

0120-987-601

メールでのご相談はこちら

まとめ

アライグマは屋根裏に巣を作りやすく、家に住み着くと鳴き声や足音などに悩まされるようになります。

屋根裏にいるアライグマがもたらす被害の発生・拡大を防ぐためには、追い出しや清掃・除菌、侵入経路の封鎖などの作業が欠かせません。

アライグマ対策は自力で行うことも可能ですが、対策が不十分になりやすく、結果的に被害の発生・拡大につながるケースが多いです。被害を確実かつスピーディーに解決したい場合は、プロの駆除業者に依頼しましょう。

害獣BUZZでは現地調査を無料で実施しております。「アライグマが屋根裏にいるかもしれない」「十分なアライグマ対策を自力でやりきれない」とお困りの方は、時間を置かずに、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

次の記事

アライグマ回虫とは?エキノコックスのような寄生虫についても解説

アライグマ回虫とは?エキノコックスのような寄生虫についても解説

前の記事

アライグマから病気になる?注意すべき病原菌や感染症について解説

アライグマから病気になる?注意すべき病原菌や感染症について解説

運営元情報
サイト名害獣BUZZ
販売会社株式会社リブシー
代表取締役金谷康生
電話番号0120-987-601
所在地 <関東本社>
東京都新宿区西新宿3-3-13-2F
<埼玉支店>
埼玉県朝霞市上内間木262-5
<名古屋営業所>
愛知県名古屋市中区栄1-23-29-2F
<関西支店>
大阪府大阪市中央区島之内1丁目21-24-5F
<中四国営業所>
岡山県岡山市北区中山下1-11-15-402
<九州営業所>
福岡市城南区西片江2-3-12-307
<長崎営業所>
⻑崎県⻑崎市元船町9-18-2F
<熊本営業所>
熊本県熊本市中央区中央街4-22-8F
加盟協会(一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会