コウモリのニオイ被害は深刻!フンの対処法や根本的な解決策を解説
「コウモリが家に住み着いており、フンのニオイがきつくて悩まされている……。一刻も早くコウモリのニオイ被害を解決したいが、自力でどうにか対処できないだろうか?」とお困りではないでしょうか。
害獣駆除のご依頼をいただく中で、フンのニオイ被害からコウモリが家に住み着いていることに気が付いたというご家庭も多くあります。
コウモリのフンは、ニオイ被害だけでなく病原菌や害虫の繁殖、住宅を傷める原因にもなります。ご自宅でコウモリのフンを見かけた際は、被害が拡大する前に早めに対策することが重要です。
そこで今回は、コウモリのフン被害の対処法を害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。根本的な解決策についても紹介していますので、今後被害に遭わないためにも、ぜひ本記事をご参考ください。
目次
コウモリのフンのニオイや特徴は?
コウモリのフンは、アンモニア臭やドブのようなニオイがある点に特徴があります。コウモリには「溜め糞」といって同じ場所に糞尿をする習性があります。溜め糞により一箇所にフンが蓄積されると、ニオイが強くなりやすいです。通気性が悪く湿度が高いような場所にフンをされると、ニオイがさらに強烈になります。
家に住み着くコウモリのほとんどは「アブラコウモリ」という種類です。アブラコウモリの体重は10gほどで、この体重を維持するために毎日たくさんのフンをすると言われています。
アブラコウモリは非常に速い消化力を持っており、糞尿を多く排泄します。1日に何度もフンをするため、結果として家の中に大量のコウモリの糞がたまりやすいです。
コウモリのフンの大きさは5~10mm程度で、粒状で黒褐色をしていることが多いです。フンの中を割ると、昆虫の翅や硬い部分など食べ残しの部分が見られます。これは、コウモリが昆虫を主食としている証拠です。
また、フンだけでなく、コウモリ自体の獣臭によって悩む方も少なくありません。
ネズミのフンとの違い
害獣駆除のお問い合わせをいただく中で、コウモリとネズミのフンの見分けがつかないというご相談も多くあります。コウモリとネズミのフンの形状は似ているため、自力での判断は難しいことが多いです。
下表に、コウモリとネズミのフンに見られる一般的な違いをまとめました。
フンの種類 | コウモリ | ネズミ |
サイズ | 5~10mm | 5~20mm |
外見 | 黒褐色 | 焦げ茶、灰色など |
主な特徴 | ・パサパサしていて崩れやすい ・細長くよじれている ・外壁についていることが多い | ・湿っておりベタベタしている ・密度が高く硬い ・さまざまな場所に落ちている |
上表をもとに、ご自宅に落ちているフンがどの動物のものなのか見分けましょう。判別が難しい場合は、プロの駆除業者に相談し、現地調査を依頼することがオススメです。
コウモリのフンはニオイ被害以外ももたらす
コウモリのフンは、ニオイ被害だけでなく、他にもさまざまな問題を引き起こす可能性があります。下表に、コウモリのフンがもたらす主な被害の例をまとめました。
被害 | 解説 |
病原体による健康被害 | ・コウモリのフンにはヒストプラスマ症と呼ばれる病気の原因となる微生物が含まれていることがある。 ・フンが空気中に舞い上がり、人間が吸い込むことで感染症にかかる危険がある。 |
建物損傷による経済的被害 | ・コウモリのフンは時間経過とともに建物や屋根の表面を腐食させる可能性がある。 ・フンの放置により、建物の修理費用がかさんでしまうおそれがある。 |
害虫の発生被害 | ・コウモリのフンが堆積する場所は不衛生になり、害虫の発生源になる。 ・発生した害虫が居住空間に侵入してくる可能性がある。 |
上表のとおり、コウモリのフンは単にニオイ被害だけでなく、より深刻なトラブルを引き起こすおそれがあるため、早期の対処が必要です。
コウモリのフンの処理の仕方は?
下表に、コウモリのフンを処理する際の基本的な手順をまとめました。
手順 | 解説 |
安全対策 | ・フンを処理する前に「手袋」「マスク」「保護メガネ」を着用し、皮膚や目への接触を避ける。 ・作業場所を十分に換気し、室内で作業する場合は防護服の着用も検討することが大切。 |
フンの収集 | ・プラスチックのシートやビニール袋を使用してフンを包んで収集することで、フンをばらまいたり、微生物が広がったりするのを防げる。 ・フンの収集時には、直接手で触れないようにすることが大切。 |
清掃と消毒 | ・フンのあった場所を入念に清掃・消毒する。 ・微生物の拡散を防ぎ、清潔な状態を維持するために欠かせない作業。 |
上表を参考に、慎重にコウモリのフンを処理することが大切です。特に健康へのリスクを考慮する必要があります。
コウモリ自体を駆除しない限りフン被害は続く
前章の方法を実践すれば、家にあるコウモリのフンを処理できます。しかし、元凶であるコウモリ自体を駆除しない限り、フンの被害は今後も続くことを把握しておきましょう。
とはいえ、コウモリは「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」と呼ばれる法律により保護されています。無許可でのコウモリの捕獲・殺傷の伴う駆除が禁止されており、違反すると1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処せられるため要注意です。
自力で合法的に対策を講じる場合、コウモリを家から追い出したうえで、侵入経路を封鎖することが基本的な方法です。
自力でコウモリを家から追い出す際は市販の忌避剤の使用が主流ですが、必ず効果があるという保証はありません。また、侵入経路を封鎖するためには、金網・パンチングメタル・シーリング材などを使用して、コウモリが入り込める隙間を埋める必要があります。
コウモリの主な侵入経路としては、以下の箇所が考えられます。
- 換気口
- 屋根瓦の隙間
- 壁の亀裂
ただし、コウモリの侵入口は多岐に渡るうえに高所も多く、自力ですべてを発見・封鎖するのは非常に難しいです。コウモリの追い出しや侵入経路の封鎖について、自力での実施に不安を感じるならば、プロの駆除業者に相談・依頼しましょう。
コウモリの駆除については私たちにお任せください!
信頼できるコウモリ駆除業者をお探しであれば、私たち「害獣BUZZ」にお任せください。
当社はコウモリ駆除のプロであり、現地調査をもとにお客様一人一人の被害状況を把握したうえで、最善の駆除プランをご提案し、適切な施工を提供させていただきます。
また、当社では自社施工を手掛けており、コウモリの駆除作業から再発防止策、清掃・除菌をはじめとするアフターフォローに至るまで、一貫して丁寧に対応できる点も強みです。
当社では徹底した再発防止にも自信があり、多くのケースでサービスに保証をお付けすることが可能です(保証期間は築年数や施工内容などにより異なりますので、現地調査時にお伝えします)。
ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応可能です。コウモリのフンのニオイにお悩みであれば、まずはお気軽に「害獣BUZZ」までお問い合わせください。
まとめ
コウモリのフンは、ニオイ被害だけでなく病原菌や害虫の繁殖、住宅を傷める原因にもなります。ご自宅でコウモリのフンを見かけた際は、被害が拡大する前に早めに対策することが重要です。
対策方法としては、コウモリのフンを処理するだけでは不十分です。元凶であるコウモリ自体を駆除しない限り、フンの被害は今後も続きます。
自力でのコウモリの駆除方法としては「追い出し」と「侵入経路の封鎖」が基本ですが、いずれも確実に行うことは難しいため、不安があれば専門の駆除業者に依頼しましょう。
害獣BUZZでは無料の現地調査を実施しておりますので、「家にコウモリのフンのようなものがある」「ニオイがきついので、一刻も早く対策してほしい」と思われている方は、お気軽にお問い合わせください。
運営元情報
サイト名 | 害獣BUZZ |
---|---|
販売会社 | 株式会社リブシー |
代表取締役 | 金谷康生 |
電話番号 | 0120-987-601 |
所在地 | <関東本社> 東京都新宿区西新宿3-3-13-2F <埼玉支店> 埼玉県朝霞市上内間木262-5 <東海支店> 愛知県愛知県名古屋市港区秋葉1-28-1 <関西支店> 大阪府大阪市中央区島之内1丁目21-24-502 <中四国営業所> 岡山県岡山市北区中山下1-11-15-402 <九州営業所> 福岡市城南区西片江2-3-12-307 <長崎営業所> ⻑崎県⻑崎市元船町9-18-2F <熊本営業所> 熊本県熊本市中央区中央街4-22-8F |
加盟協会 | (一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会 |