コウモリの侵入防止にネットでの対策が有効かプロが解説

コウモリの侵入防止にネットでの対策が有効かプロが解説

「コウモリがたまに室内に入ってくる」

このような悩みをお抱えの方は、コウモリよけのネットでの対策を検討することが多いです。

コウモリは他の害獣と違って羽根があり、空から侵入してくることが可能なので、窓やベランダにネットを取り付けることで侵入経路のうちの1つは封鎖できるでしょう。

しかしそれだけでは実は十分な対策とは言えません。

本記事ではネットでのコウモリ駆除の注意点や、根本的な解決につながる方法について詳細に解説していきます。

コウモリ駆除をこれから始める方は、本記事の内容を参考に早期段階で有効な対策を講じていきましょう。

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コウモリよけにネットは有効?

コウモリ対策用のネットは目の細かいものであれば、すり抜けられず侵入経路封鎖になるので有効なケースもあります。

コウモリは視力が発達していないので、ネットを上手く避けることが苦手です。

そのため対策ネットを設置することで、コウモリの侵入防止につながるケースもあるでしょう。

また対策ネットは、コウモリが飛ぶのに必要な空気の通り道を残しているので、コウモリにとって息苦しい状況にはなりません。

したがって有効な場合はコウモリを殺したり傷つけたりすることなく、コウモリよけの効果を得ることもできます。

ただしネットや設置方法によってはコウモリがすり抜けることもあるので、確実にコウモリよけにつながるかと言われると成否を断言できないのが実際のところです。

コウモリ対策にネットを使う際の注意点

コウモリ対策用のネットの使用には注意点があります。

下記にてそれぞれ詳細に解説していきます。

網目の細かいネットを隙間なく設置する

コウモリは体の柔軟性が高く、わずか1〜2センチの隙間があれば容易に侵入可能です。

そのためコウモリ対策にネットを設置する際には、隙間なく設置する必要があります。

その際にネットの端は、めくれないように固定しましょう。

またネットの効果を最大化させるためには、耐久性や防水性の高いものをネットの素材として選ぶ必要があります。

長期間使用されることや、上記のように天候の影響を受けやすい箇所に設置することが多いことを考慮すると、こちらも重要なポイントです。

集合住宅なら管理者やご近所さんに許可をとる

大がかりにコウモリ対策にネットを使うと家の外観を損ないます。

例えば周りに家がない一戸建てのような場合なら自分さえ我慢すれば良いですが、集合住宅の場合には景観を損ねないように管理組合がネットの設置を禁止しているケースもあります。

専用ネットを設置する前に、マンションやアパートの管理会社に許可を取るのはもちろん、ご近所さんにもネットを張っても大丈夫か確認しましょう。

鳥獣保護管理法に違反しないようにする

コウモリは鳥獣保護管理法で守られている動物です。

鳥獣保護管理法は、生物の多様性の確保と生活環境の保全を目的とした法律で、鳥類や哺乳類に属する野生動物の捕獲殺傷除を禁止事項としています。

違反すると1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金に処せられます。

哺乳類であるコウモリの捕獲や殺傷もこれに該当するため、誤って違法な駆除をしないように注意しなければなりません。

中には捕獲許可制度を設けている地域もあるので、詳しくはご自身の居住する地域の自治体にお問い合わせください。

参考:鳥獣保護管理法の概要
捕獲許可制度の概要

通気口や換気扇には金網やパンチングメタルが良い

通気口や換気扇はコウモリの通り道になりやすいので、塞いでおくのがベストです。

ただし空気の通り道を完全に遮断してしまうと、本来の目的である換気や排気が行えなくなってしまいます。

このような場合には目の細かい金網やパンチングメタルをセットして、空気の通り道を残しつつ、コウモリの侵入経路を封鎖するのがオススメです。

錆びにくいステンレス製のものだと2,000〜3,000円台のものが大体の相場で、通販サイト、ホームセンターなどで購入することが可能です。

ちなみに通気口や換気扇以外にコウモリが侵入してくる箇所はたとえば下記が挙げられます。

  1. 窓やドアの隙間
  2. 屋根と壁の間の隙間
  3. 室外機の配管の隙間

詳しくは後述しますが、屋根裏はコウモリにとって好条件のため、好んで巣を作る傾向が強いので2には特に注意が必要です。

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ネットだけで完璧なコウモリ対策は難しい

ネットだけでのコウモリ駆除は確実性が高いとはいえず、くぐられたり、通り抜けられたら家に侵入されてしまうリスクが高いです。

前述した通気口や換気扇での対策のように、家にある隙間、特に屋内と屋外を繋ぐ隙間に当たる箇所を封鎖するのが根本的な解決につながります。

特にコウモリの場合、飛ぶのに必要な空気の通り道を残している場所で、なおかつぶら下がれる場所を好む傾向にあるので屋根裏に巣を作りやすいです。

屋根裏に巣を作られてしまうと、糞尿により梁や柱などの家の骨組みに当たる部分が腐食しかねません。

したがって家にある隙間をすべて封鎖するのはもちろんですが、特に屋根裏には侵入されないように厳重な封鎖を心がけましょう。

コウモリ駆除については私たちにお任せください!

コウモリ駆除に際して自力でネットや金網を仕掛けることで対策することもできますが、完全にコウモリ被害をなくすという意味では難易度が高く、成功率も低いでしょう。

侵入経路に関しては代表的な例を挙げましたが、狭い隙間でも容易にすり抜けられるのであくまで一例に過ぎません。

特にコウモリの場合は他の害獣と違って羽根があり、空を飛ぶことができるので、高所で人目につかない箇所も侵入経路になりやすいです。

そのためコウモリの侵入経路特定には専門的な知識と経験が必要になります。

また高所作業での侵入経路封鎖は一般の方では危険を伴う作業になるので、プロとしてはオススメできません。

当社害獣BUZZはコウモリ駆除に関して、多数のお客様の悩みを解決してきた実績がございます。

日本有害鳥獣駆除・防除管理協会にも所属しているので実力に関してもご安心頂けます。

早期の段階で相談いただければ、市販のグッズを購入して試行錯誤を繰り返すより、リーズナブルで速い駆除サービスをご提供いたします。

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まとめ

コウモリよけにネットが有効なケースもありますが、100%有効というわけではありません。

また自力でネットを用いた対策をする場合には、下記の注意点が必要です。

  • 網目の細かいネットを隙間なく設置する
  • 集合住宅なら管理者やご近所さんに許可をとる
  • 鳥獣保護管理法に違反しないようにする

さらに上記のことを守ってもまだ確実な駆除とは言えず、最終的には漏れのない侵入経路封鎖をしなければなりません。

侵入経路の特定及び封鎖には専門的な知識・経験・技術が必要なので、結局のところ早期段階での専門家への依頼・相談がベストです。

特にコウモリの場合は高所作業を伴うので、安全面を考えると自力での対策はオススメしません。

害獣BUZZでは無料の現地調査も行っており、お客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案します。

些細な変化でもお気づきになったら、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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