ハクビシンの嫌いな音は?本当にオススメな対策もプロが解説
「最近屋根裏から物音がして、家の中にハクビシンが棲みついているかもしれない……。自分でどうにか駆除したいが、どのような方法が効果的だろうか?」とお困りではないでしょうか。
ハクビシン対策の方法として、嫌いな音を使った追い出しを思いつく方がいます。では実際、ハクビシンの嫌いな音は追い出しに有効なのかが気になるところです。
結論、ハクビシンは大きな音の中でも機械的な音や突発的な音を苦手としており、上手く活用できれば家から追い出せる可能性があります。ただし、すぐに効果が出るとは限らず、近隣に迷惑をかけるおそれもあるためご注意ください。
今回は、ハクビシンの嫌いな音にはどのようなものがあるか、害獣駆除のプロ目線でわかりやすく紹介します。本当にオススメできるハクビシン対策の方法についても紹介していますので、被害を根本から解決するためにも、ぜひ本記事をご活用ください。
目次
ハクビシンの嫌いな音は?
ハクビシンは聴覚が発達していて、なおかつ警戒心の強い動物であり、大きな音を嫌う傾向があります。
ハクビシンの嫌いな音の例を挙げると、機械的な音(例:モーター音、警報音)や突発的な音(例:爆発音、発砲音)などです。これらの音をテープに録音したり、ブザーを使用したりしてハクビシンに聞かせることで、驚いて家から逃げていく可能性があります。
なお、ハクビシンの嫌いな音の使用は、その他の害獣の追い出しにも効果を発揮することがある対策です。「ハクビシンかはわからないが、天井裏に何かが棲みついている気配がある」と感じた際、試しに音を使った対策を講じてみる方もいます。
超音波はハクビシン駆除に有効?
ハクビシンの嫌いな音を使った駆除を検討している方の中には、超音波の使用を考える方もいます。実際にホームセンターやネットショッピングサイトなどで、ハクビシン駆除グッズとして超音波装置が販売されているのを見かけた方もいるかもしれません。
しかし、「超音波にハクビシン駆除の効果があるとは言い切れず、使用をオススメできない」というのが害獣駆除のプロの見解です。一時的に超音波でハクビシンを追い出せたとしても、すぐに音に慣れて戻ってきてしまうケースが多く見られます。
超音波によるハクビシンの追い出しについては、人体への影響を心配する方も少なくありません。基本的に、販売されている商品の説明書や説明文を見ながら使用すれば問題はないため、気になる場合に試してみる分には特別に気にする必要はないでしょう。
ただし、超音波による人体への影響についてはまだわかっていないことも多いので、不安であれば使用を控えるのが望ましいです。
ハクビシンを音で追い出すのはオススメできない
確かにハクビシンは聴覚が発達しているため、大きな音を活用すれば家から追い出せる可能性があります。
ただし、大きな音を1度や2度聞かせただけで、ハクビシンが逃げていくとは限りません。追い出しを狙うためには大きな音を日常的に出す必要があるため、近隣に迷惑をかけてしまうおそれがあります。
場合によっては、どれだけ音を出し続けても逃げていかないことがあるうえに、深刻な近所トラブルに発展することもあるため、音を使ったハクビシンの追い出しはオススメできません。
そもそもハクビシンが家に来た瞬間に自動的に音を鳴らす環境を作ろうとすれば、音を発する装置や動物を感知するセンサーなどさまざまなグッズを準備しなければならず、大きなコストがかかります。
音による対策グッズを購入する前に、専門業者に駆除を依頼する方が、コストを抑えたうえで、より効果の期待できるハクビシン対策を講じることが可能です。
音以外のハクビシン対策オススメ3選
ここまでの説明で音によるハクビシン対策はオススメできないことを理解できたはずです。ここからは、害獣駆除のプロがオススメできるハクビシン対策として、以下の3つの方法を紹介します。
- ニオイによる対策
- 餌になるものは減らし家周辺の見晴らしを良くする
- 侵入経路を封鎖する
それぞれの方法について十分に把握し、家庭でのハクビシン対策にお役立てください。
ニオイによる対策
ハクビシンは、聴覚だけでなく嗅覚も発達している動物です。そのため、音だけでなく嫌いなニオイを活用しても、ハクビシンを追い出せる可能性があります。
ハクビシンが嫌いなニオイは、主に以下のとおりです。
- 木酢液(木炭を作る際に出る水蒸気を冷やして液体にしたもの)のニオイ
- 強い刺激のあるニオイ(例:唐辛子やニンニクなど)
上記をペットボトルに入れて置いておくことで、ご家庭でも手軽にハクビシン対策を講じられます。これらのニオイ成分が含まれている市販の忌避剤を使用することでも、追い出しの効果が期待できるでしょう。
ただし、ニオイによる対策は取り組みやすい一方で、効果が持続しにくいデメリットがあります。ニオイは数日経つと薄れるうえに、ニオイ自体にハクビシンが慣れてしまうケースもあるためです。
十分なハクビシン対策を講じるためには、ニオイを使う以外の方法も講じる必要があります。
餌になるものは減らし家周辺の見晴らしを良くする
ハクビシンは、餌があったり、隠れられたりする場所を好む動物です。そのため、餌になるものを減らし、家周辺の見晴らしを良くすることで、ハクビシンが寄り付かなくなります。
具体的には、エサになりそうなもの(例:生ゴミ、食べ残しなど)がある場所をできる限り片付け、ハクビシンがエサを見つけられないよう工夫しましょう。
また、敷地内で落ち葉がたまっていたり、草木が生い茂っていたりする場所があれば、こまめに掃除することが大切です。このように家周辺を清潔に保つことで、ハクビシンにとって過ごしにくい環境ができるため、家に近づかなくなる可能性があります。
侵入経路を封鎖する
ハクビシンの追い出しに成功し、家にいない状態を作り出せたら、侵入経路を封鎖する対策を講じましょう。なぜなら、ハクビシンは帰巣本能がある動物であり、一度侵入したことのある場所に再び侵入しようとするためです。
ハクビシン被害を根本的に解決するためには、家にあるすべての侵入経路を封鎖しなければなりません。ハクビシンの侵入経路の一例としては、以下が考えられます。
- 壁や屋根に空いた穴や隙間
- 屋根同士が重なっている隙間
- 通風口
- 床下にある隙間
とはいえ、ハクビシンは直径9cmの円や1辺8cmの正方形ほどのわずかな隙間があれば侵入できるため、上記以外の場所から侵入してくるケースも十分に考えられます。
自力ですべての侵入経路を把握し封鎖することは非常に難しいため、不安があれば専門の駆除業者に依頼することをオススメします。
注意!ハクビシン駆除は法律にも意識すべき
ハクビシンが嫌いな音を使う以外の駆除方法として、毒餌を使った駆除や捕獲を思いつく方もいます。しかし、これらの方法で許可なくハクビシン対策を講じると、法律に違反するおそれがあるため控えてください。
具体的に説明すると、ハクビシンは鳥獣保護管理法(正式名称:鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)で保護されている動物です。ハクビシンを傷つける形で駆除(例:毒餌を使用)したり、捕獲したりする際は、事前に自治体から許可を受ける必要があります。
もしも無許可での駆除・捕獲によって上記の法律に違反すれば、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金が科せられるため、くれぐれも注意しましょう。
当然ながら、許可申請の手続きが済むまでハクビシンの駆除・捕獲は認められません。許可が下りるまでに1週間〜数週間程度の期間がかかる自治体もあるので、ハクビシン被害を一刻も早く解決したい場合は、専門の駆除業者に依頼することをオススメします。
ハクビシン駆除については私たちにお任せください!
前述のとおり、ハクビシンの嫌いな音やニオイなどを使えば手軽に対策を講じられます。しかし、効果は確実ではなく、特に音を使用する場合は周りの迷惑になりやすい点に注意しましょう。
また、ハクビシンの嫌いな音やニオイなどでは、家の中から追い出すことはできても、再侵入を防ぐことまでは難しいです。ハクビシンの被害を根本から解決するためには、侵入経路の封鎖が欠かせません。
確実かつ安全にハクビシンを駆除したいなら、専門の業者に依頼することをオススメします。専門業者に依頼すれば、追い出しや侵入経路の封鎖といった対策をすべて任せられるうえに、法律違反の心配が不要です。
信頼できる駆除業者をお探しでしたら、ぜひ「害獣BUZZ」にお任せください。当社は自社施工を手がけており、問い合わせ・施工・アフターフォローまでしっかりと相談に乗ったうえで、信頼していただける対応・施工サービスを提供いたします。
また、再発防止を徹底して行い、多くのケースでサービスに保証をお付けすることが可能です(保証期間については詳しくは現地調査のうえお伝えします)。
ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応いたします。ハクビシンの気配を感じたら、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ
ハクビシンの嫌いな音をうまく活用すれば、家から追い出せる可能性があります。ただし、音による対策は、すぐに効果が出るとは限らず、近隣に迷惑をかけるおそれもあるため注意しましょう。
ハクビシンの嫌いな音やニオイを使う場合、許可を受けなくともハクビシン対策を講じられます。しかし、追い出し後に侵入経路の封鎖を確実に実施しなければ、ハクビシンが再び戻ってきてしまうでしょう。
ハクビシン被害を完全に解決したいなら、早期の段階で専門の駆除業者に依頼することが望ましいです。
害獣BUZZでは専門的な視点と技術により、ハクビシン被害の再発しない効果的なサービスを提供いたします。
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