イタチ被害はどのようなもの?危険性から対策まで丁寧に解説!
「イタチがいるかもしれない」と存在を疑った時点で、早めにイタチ対策を行う必要があります。
イタチ被害は放置しておくと、どんどん拡大していってしまいます。
被害拡大を防ぐには、被害のパターンとイタチの習性、対策方法を知って早期に対処することが重要です。
本記事を読んで被害のパターンと的確な対処法を押さえておきましょう。
目次
イタチ被害は深刻になりやすい!早めに解決すべき
イタチ被害を放置するのは危険です。
イタチは1度の出産にあたって1〜10匹ほど出産する繁殖力の強い動物のため、時間を与えてしまうと数が増えて被害が拡大する可能性があります。
また、たとえ1匹だけだとしても、家に住み着かれると被害は広がる一方です。
被害が拡大すると悪臭被害によって今まで通り暮らせなくなる、糞尿でノミやダニが増える、住宅が腐食するなど、病気の治療やリフォームが必要になることもあります。
そうならないためにも、早期の段階で対策することをオススメします。
イタチ被害は3パターン!具体例を紹介!
イタチの被害は大きく分けて精神面・健康面・経済面の3つに分かれます。
下記にて具体的な事例を紹介していきます。
ニオイや騒音による精神面での被害
イタチが出す悪臭や騒音によって及ぼされる精神的被害はかなり大きいです。
イタチは夜行性で、昼よりも夜に動くため、夜中に屋根裏からドンドンと音がして眠れないこともあります。
不眠による精神的負荷は大きく、健康に悪影響を与えることも少なくありません。
参考:騒音の睡眠に及ぼす影響
睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
またイタチは糞尿はもちろん、肛門付近にある臭腺という器官からも強烈なニオイを発します。
臭腺から発せられるニオイは、イタチの最後っ屁という言葉があるように、本来天敵から身を守るために放って、敵がひるんだ隙に逃げ出すためのものです。
臭腺から発せられたニオイは、屋根裏で放たれたとしても、部屋の中まで臭ってきて今まで通り暮らせないくらいの影響を与えます。
ノミ・ダニや怪我による健康面での被害
イタチは肉食で獰猛な性格をしております。
したがって襲われて怪我をするリスクはゼロではありません。
また体表には大量のノミやダニ、病原体が寄生しており、直接触れてしまうと感染症やアレルギーのリスクがあります。
特にイエダニという種類の吸血性のダニは、人間の皮膚を刺して強烈なかゆみ(ときには痛み)を引き起こします。
また人によってはイエダニにより、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどのアレルギー症状が現れます。
ダニアレルギーを発症していない人の場合でも、新たにダニアレルギーになってしまう可能性もあり、そうなると不快な鼻炎の症状とともに、睡眠障害や QOLに悪影響を与えることでしょう。
参考:ダニ舌下免疫療法による長期寛解機序と最近の知見 – J-STAGE
住宅の腐食による経済面での被害
イタチ被害を放置しておくと経済面での被害も出てきます。
主に糞尿被害による住宅の劣化です。
イタチが巣を作りやすい屋根裏には、家にとって重要な部分である柱がたくさんあります。
そのためイタチが長く住み着いて、糞尿により柱や梁などの家の骨組みの腐食が進むと、修繕費用が必要になってくることも珍しくありません。
また巣作りの過程で、断熱材に穴を開けられるケースもよく見られます。
したがって放置する期間が長いほど、経済面での被害拡大のリスク増加は必至とも言えます。
イタチ対策には追い出しと侵入経路の封鎖が必要
イタチ被害がわかったところで、対策にはどういったものがあるかが気になるところ。
結論から言えば、イタチ対策は主に追い出しと侵入経路封鎖の2つに分けられます。
それぞれ解説していきます。
追い出し
イタチの存在に気づいた、もしくは存在を疑った時点でイタチの追い出しをしましょう。
具体的にはイタチの嫌いなものを使っての追い出しが有効ですが、その中でも簡単な、イタチの嫌いなニオイでの追い出しがオススメです。
なぜならイタチは嗅覚が発達しており、なおかつ警戒心が強い動物なので嫌いなニオイを感じると逃げ出す習性があるからです。
イタチの嫌いなニオイには下記が挙げられます。
- 漂白剤(カルキ)
- 木酢液
- お酢
- 燻製
またイタチ専用の忌避剤も市販されており、固形式やスプレー式、くん煙式などさまざまな種類がホームセンターやネットショッピングなどで気軽に手に入れることができます。
イタチの嫌いなニオイについては、下記のページでも詳しく解説しておりますのでご参照ください。
侵入経路封鎖
イタチの追い出しはイタチ駆除に有効な方法ですが、実は追い出しのみでは充分な対策とは言えません。
追い出しを行ったら侵入経路封鎖をする必要があります。
なぜ侵入経路封鎖が必要かというと、イタチには帰巣本能があるので一度侵入した場所には再侵入を繰り返すからです。
つまり侵入経路封鎖を行わないと、時間が経てば戻ってきてしまうので、文字通りに追い出しと再侵入のイタチごっこになってしまいます。
ではイタチの侵入経路封鎖はどこに何を施すべきかが気になるところです。
まずイタチの侵入経路ですが、代表的なものは下記の通りです。
- 屋根の隙間
- 通風口、換気扇
- エアコン導入部、室外機近くの壁穴
- 排水パイプ
上記の隙間に金網やパンチングメタル、もしくはパテで塞ぐといった施工をするのが有効です。
ただしイタチは直径3㎝程度の隙間さえあれば、侵入できてしまいます。
したがって基本的には屋内と屋外をつなぐ隙間になる箇所については、すべて塞ぐくらいの認識で対処することをオススメします。
注意!イタチは法律で保護されている
イタチは鳥獣保護管理法という法律で守られている動物なので、届け出なしでは捕獲と殺傷が禁止されます。
ちなみにメスのイタチは捕獲・殺傷が、オスのイタチは殺傷がそれぞれ禁じられています。
また鳥獣保護管理法の届け出を行っても、外来生物法という別の法律も絡んできます。
したがって一般の方が対処する場合、手続き自体も手続き後の捕獲・殺傷も大変なうえに違法な捕獲・殺傷をしてしまうリスクを伴います。
もし適法でなおかつ確実に駆除したいという場合には、専門家への相談をオススメします。
またイタチ駆除に際しての法律に関しては下記のページをご参照ください。
イタチ駆除については私たちにお任せください!
イタチ駆除への自力での対処は実は難易度が高く、被害再発のケースが多々見られます。
なぜ難易度が高いのかというと、イタチは警戒心が強くてなおかつ学習能力の高い動物だからです。
状況に応じて、人目のつかない侵入経路を見つけて再侵入を繰り返すでしょう。
また前述のように法律面でのリスクも絡んできます。
一方で、イタチ被害を放置すると、被害が拡大してしまうので早期段階での対処が必要です。
そこで、早期の段階で専門家への相談・依頼することをオススメします。
害獣BUZZでは現地調査を無料で行っており、調査後にはお客様のご予算やご希望に応じて最善のプランをご提案させていただきます。
早期段階でご相談いただければ、市販の対策グッズを買うよりリーズナブルで確実な駆除を提供できる可能性も高いです。
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まとめ
イタチ被害は大きく分けて精神面・健康面・経済面の3パターンです。
どの被害も放置しておくと拡大してしまいます。
そして対処する頃には自力での駆除では、被害拡大のスピードに歯止めをかけられないケースも散見されます。
また自力で対処する際にも、適法に駆除する配慮や手間が必要なので、イタチ駆除は難易度が高いものと言えます。
したがって確実でスピーディーな駆除を希望される場合は、早期の段階で専門家へ相談することをオススメします。
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