ネズミ対策決定版!撃退・退治の方法をプロが徹底的に解説します!
「ネズミを見つけたから被害が拡大する前に対処したい」とお考えではないでしょうか?
ネズミ被害が拡大する前に対処するのは、プロの目から見ても正解ですが、対策自体何から始めて良いかわからない方も多いはずです。
一方で、正しい対策の仕方でなければ時間ばかりが過ぎ、ネズミ被害は拡大してしまうでしょう。
そこで本記事ではネズミの撃退・退治方法について詳細に解説していきます。
ぜひネズミ対策の方法検討、効果の最大化にお役立てください。
目次
ネズミ対策には早めに取り掛かるべき
ネズミ被害は早急に対策することが望ましいです。
なぜならネズミは繁殖力が強く、一度住居に住み着くと数が増えてネズミ被害が拡大してしまうからです
ネズミは一匹につき年間最大で10回程度出産し、生涯で100匹以上の子を産むこともあります。
産まれた子がまた100匹以上を産む流れを繰り返して、住居を浸食していきます。
したがって被害を放置するのは非常に危険です。
ネズミの繁殖力については下記記事でも詳しく解説しています。
また被害を放置してしまうと下記の3つの面で、ダメージは広がっていきます。
- 衛生面(ネズミの病原体による感染症やノミ・ダニによる健康被害)
- 経済面(ネズミが歯を研いで家財や壁・柱などが傷つけられる被害)
- 精神面(夜間にネズミが天井を走り回る騒音による睡眠障害→神経過敏やノイローゼに発展)
参考:「東京都ねずみ防除指針」被害の実態(平成17年2月発行)- 東京都福祉保健局
騒音の睡眠に及ぼす影響
被害を悪化させないようにするには、早期段階での対策への着手が必須です。
ネズミ退治の方法は大きく分けて2パターン
ネズミ退治の方法は下記の2パターンです。
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
生きたまま外に追い出す | ネズミの死骸の処理が不要である | 再侵入のリスクがある |
殺してしまう | 根本的にネズミの数を減らせる | 死骸の処理が必要である |
それぞれの方法の具体例について述べていきます。
生きたまま外に追い出す
生きたまま外に追い出す方法の具体例としては、忌避剤の使用が挙げられます。
忌避剤はネズミの嫌いなニオイの成分を含んだ薬剤です。
スプレータイプ、くん煙タイプ、設置タイプ、ゲル・固形タイプに分けられます。
また市販品以外でも、身近にある刺激の強いニオイを発する食品での代用も可能です。
- ミント
- ハッカ
- 唐辛子
- わさび
上記のニオイの中でも、トウガラシのカプサイシンという成分は忌避剤自体にも含まれることが多く、ネズミにとってはとても刺激の強いニオイで効果的です。
殺してしまう
ネズミを殺す方法は大きく分けて2つ。
具体的には毒餌で弱らせて殺す方法と、粘着シートや捕獲器で捕獲後に殺す方法が挙げられます。
いずれも死骸の処理はつきものであるものの、同じネズミが戻ってくることはないので、生きたまま外に追い出すより駆除効果は高いです。
捕獲後のネズミの処理には、水につけて溺死させる方法がよく使われています。
ちなみに捕獲したまま放置して餓死させることも不可能ではありません。
ただし空腹時のネズミは獰猛さを増し、共食いで生き延びたり、人に噛みついて鼠咬症につながるなど不安要素も多いので、水没の方が安全でしょう。
ネズミを外に追い出すには?
ネズミを外に追い出すには、適切なタイプの忌避剤を使用することが重要です。
それぞれのタイプについて詳しく解説していきます。
スプレータイプの忌避剤
ネズミが嫌いなニオイがついた液体を、スプレーで局所的に噴射して追い出す忌避剤です。
直接ネズミに噴射することはもちろん、ネズミの侵入経路や巣作りに適した場所に噴射して、近づかせないといった使い方もできます。
ただし効果の持続時間は短いので、効果が切れそうな頃には再度散布しなければなりません。
一般的には、1週間程度おきに散布することが推奨されています。
くん煙タイプの忌避剤
くん煙タイプの忌避剤はネズミがいる場所に煙を充満させることで、ネズミを追い払う効果があります。
使用方法は下記の通りです。
- 窓や換気扇などの開口部を閉める
- 火災報知器や精密機器などにカバーを被せる
- 駆除箇所に設置する
- 煙を充満させる
- 約2時間ほど放置し、換気を行いながら空気を入れ替える
メリットは視認できない箇所に潜むネズミにも効果があることや、効果自体が持続することです。
デメリットは、煙が充満するので準備と片付けに手間が必要であることや、人間にも影響を及ぼす可能性が挙げられます。
ゲル・固形タイプの忌避剤
ゲル・固形タイプは、ネズミが嫌がるニオイの成分を含んだゲルもしくは固形の忌避剤を、ネズミの侵入経路や巣の付近に設置することで、効果を発揮します。
置くだけで約2ヶ月間効果が持続するので、気軽さや持続期間では他の忌避剤よりも優れています。
ただし局所的に効果を発揮するものなので、自分でネズミの発生箇所を漏れなく特定する必要があります。
ネズミを殺してしまうには?
ネズミは追い出すだけではなく、殺してしまう駆除方法もあります。
それぞれについて見ていきましょう。
粘着シート
粘着シートはネズミの通り道に設置して、シートの粘着力でネズミを捕獲するネズミ対策グッズです。
市販品を設置するだけなので対策方法自体は簡単なものの、捕獲できたネズミの処理はつきものです。
また粘着成分が弱いものだと、ネズミが脱出してしまう可能性もあるのでシート選びには注意が必要です。
下記記事で、粘着シートの選び方を解説しています。
殺鼠剤や毒餌
殺鼠剤や毒餌はネズミにとって有害な成分を摂取させることにより、ネズミを弱らせて殺す方法です。
形状(固形・粉末)や効き目(即効・蓄積)ごとに複数種類に分けられます。
殺鼠剤や毒餌によるネズミ駆除を成功させるためには、下記のポイントについて気をつけましょう。
- ネズミの通り道や餌場に毒餌を複数設置する
- ネズミの警戒心の強さを理解する
- 他に餌になるものを置かない
- 毒餌が減らなくなるまでやめない
- ネズミの死骸はすぐに処理をする
下記記事で詳細について解説しています。
トラップや捕獲器
ネズミを餌や誘引剤などで誘い込み、捕獲もしくはそのまま殺してしまう方法です。
捕獲器に関してはカゴ式・バネ式・踏み板式の3種類が市販されています。
またトラップに関しては自作が可能です。
詳しい捕獲方法やトラップの自作については下記の記事で解説しています。
捕獲が成功すればネズミの数を減らせるので、ネズミ被害の根本的な解決につながります。
ただし事前の準備や事後の処理の手間がかかるうえに、再発予防のための対策も併せて行う必要があります。
再発予防対策についても上記の記事で解説しておりますので、トラップや捕獲器を検討中の方は確認してみてください。
対策は目の前のネズミを退治するだけでは完璧ではない
ネズミは繁殖力の強い動物です。
また帰巣本能により再侵入を繰り返すので、目の前のネズミを退治するだけではネズミ被害の根本的な解決につながりません。
ではどうするべきなのかと言うと、侵入経路の封鎖が必要です。
ネズミの主な侵入経路には下記が挙げられます。
- 壁の割れ目
- 屋根の隙間
- 換気扇
- 住居と基礎の隙間
- エアコン、トイレや浴室の配管
- 通気口
これらの隙間に防鼠パテや金網、パンチングメタルなどの施工をしましょう。
またネズミはコイン1枚(1.5〜3㎝)程度の隙間があれば侵入可能です。
そのうえ学習能力を有する賢い動物なので、それぞれの家屋の状況に応じて予想もつかない経路から侵入することも考えられます。
上記で挙げたルート以外にも、家屋の中と外をつなぐ隙間は侵入経路になり得るものとして捉えましょう。
ラットサインを活用すべき
侵入経路の特定に迷ったらラットサインを確認しましょう。
ラットサインとはネズミが残す痕跡であり、代表的なものは下記の4つです。
- 黒いこすり跡
- 糞尿
- かじった跡
- 足跡
ネズミは同じルートを何度も通る習性があるので、ラットサインが多く見られる箇所は繰り返し通っている可能性が高いです。
ラットサインについては下記記事で詳細に解説しています。
ネズミ駆除については私たちにお任せください!
プロの目線から見てネズミ被害を完全に自力でなくすのは、実はかなり難しいもの。
対策しても何度もネズミに再侵入されてしまい、衛生面・経済面・精神面でダメージを負ってしまったというお客様もたくさんいらっしゃいます。
長期的にネズミ被害から解放され、快適な日々を確実に手に入れたいのであればプロの手で侵入経路を封鎖するのが確実な方法で、なおかつ最短で済みます。
また市販のものをいろいろ試すより、意外とコストがかからないケースも多いです。
害獣BUZZでは、ネズミ被害が再発しない効果的なサービスをお客様のご予算やご希望に合わせてご提案します。
ネズミ駆除については私たちにお任せください!
まとめ
ネズミ被害の解決には、早急な対策が望ましいです。
またその際の対策はネズミの追い出しと、ネズミを殺す方法の2つです。
いずれにせよ家にいるネズミの数を減らさなければいけないのですが、目の前のネズミを退治するだけでは完璧ではありません。
繁殖と再侵入が行われる限り、ネズミの数を減らすことは難しいでしょう。
したがって確実な被害解決には専門家による侵入経路や巣の特定及びそれらの封鎖・排除が必要です。
害獣BUZZでは無料の現地調査も実施しているので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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