ネズミのラットサインとは?見つけ方や活用方法をプロが解説

ネズミのラットサインとは?見つけ方や活用方法をプロが解説

「家にネズミがいそうだけど、自力で対策できないかな?」とお考えであれば、ネズミのラットサインを確認してみましょう。

ラットサインを活用することで、より効果的なネズミ対策ができます。

本記事ではラットサインとは何かという基礎的なところから、ラットサインの活用方法や見つけ方まで詳細にお伝えします。

これからネズミ対策を始める方、もしくは既に対策をしているものの上手くいかない方は、本記事を参考にラットサインを意識した対策を進めましょう。

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ネズミ駆除で重要となるラットサインとは?

ネズミが通ったあとに残すネズミ特有の痕跡を、ラットサインと呼びます。

ネズミ駆除における対策には下記が挙げられますが、いずれもラットサインの発見があると成功しやすいです。

  • 忌避剤によるネズミの追い出し
  • 毒餌による駆除
  • 粘着シートによるネズミの捕獲
  • ネズミの侵入経路封鎖

特にネズミの侵入経路封鎖に関しては、侵入経路自体にラットサインが残ります。

ネズミが侵入しそうな箇所を想定して侵入経路を封鎖するのも大事ですが、実際にラットサインが残る経路は特に優先して封鎖するのが効果的です。

それでは具体的には何がラットサインなのかを、下記にてそれぞれ説明します。

黒いこすり跡

ネズミが通ったあとには黒いこすり跡が残ります。

なぜこのような跡が残るかというと、ネズミは壁や柱に沿って移動する習性があるからです。

またネズミの身体にはさまざまな汚れや脂が付着しているので、結果としてネズミが通ったあとに黒い線のような跡が残ります。

さらにネズミは何度も同じルートを通るので、最初は微かな汚れでも時間が経つと顕著に黒ずんでいきます。

糞尿

ネズミは移動しながら排泄する習性があります。

よって糞尿も、ネズミの侵入ルートを示す有益な手がかりです。

先程も述べたようにネズミは何度も同じルートを通るので、複数の糞があるようならネズミが侵入経路にしている可能性はさらに濃くなります。

ちなみに家屋に侵入するネズミはドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類で、各ネズミの糞の特徴は下記の通りです。

ネズミの種類大きさ特徴
ドブネズミ10~20mm焦茶・灰色まとまっていて太い形である
クマネズミ6~10mm茶・灰色糞が散らばっていることが多い細長い
ハツカネズミ4~7mm茶色非常に小さく、両端がとがっている

参考:これって何のフン?アース害虫駆除なんでも事典

かじった跡

ネズミの前歯は常に伸び続けるので、ネズミは常に硬いものをかじり続けて、前歯を研がなければなりません。

そのため柱や壁、電気配線、家具などにかじった跡が残っている場合は、ネズミの存在を示す手がかりになります。

足跡

ネズミにとって餌が多い場所ではネズミの発育も促されるので、大きな足跡が見つかる可能性があります。

ただし一般的にネズミの足跡は、かなり小さい(1.5〜2cm)ので見つけにくいです。

足跡かどうか特定に迷ったら、他のラットサインがあるかも確認してみましょう。

ネズミ駆除におけるラットサインの活用方法 

ラットサインは下記の要素からネズミの生息範囲や繁殖状況の検討がつけられます。

  • ラットサインを発見する場所
  • ラットサインの数
  • どのラットサインか
  • ラットサインの状態

例えば「台所にある壁際の黒い線が、最初は薄かったのに日が経つにつれて濃くなってきた」という状況であれば、台所付近から何度も進入を繰り返していることがわかります。

その黒い線の付近に複数の糞尿が見つかれば、繁殖している可能性も強いでしょう。

このように生息範囲や繁殖状況がわかれば、ネズミがたくさんいる場所、通る場所に対策できます。

またラットサインを有効に活用するためには、ラットサインを見つける方法を知らなければなりません。

次項ではラットサインの見つけ方について説明します。

ネズミ駆除でラットサインを見つける方法

ラットサインはネズミの通った跡、すなわちネズミの侵入ルートを示す手がかりです。

よってネズミの侵入経路になりそうな場所に、焦点を当ててみましょう。

ラットサインがよく見つかる場所

ラットサインは下記のような場所で見つかりやすいです。

  • 壁の割れ目
  • 屋根の隙間
  • 換気扇
  • 住居と基礎の隙間
  • エアコン、トイレや浴室の配管
  • 通気口
  • 壁沿いや柱、天井

基本的にネズミはコイン1枚(1.5〜3㎝)程度の大きさの隙間があれば、侵入することができます。そのため家と外との境目になる隙間は侵入経路になりやすいです。

また既にお伝えしたように、室内においてはネズミは壁沿いに移動する傾向にあります。よって壁沿いや柱も要チェックの箇所です。

さらにネズミの中でもクマネズミという種類のネズミは、垂直に移動するのが得意なので、天井にラットサインが残るケースも珍しくありません。

以上のようにラットサインについてお伝えしましたが、ラットサインを見つけたとしてもご自身の力だけで完全な駆除ができるケースは少ないです。「早めに解決したい」「いろいろ試したが上手くいかない」などの場合は、お気軽にご相談ください!

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ラットサインを全て見つけるのは難しい

実はラットサインを一般の方が全て見つけるのはとても難しいです。

理由として下記が挙げられます。

  • ネズミは野生動物なので予想がつかない行動をとる
  • ネズミは床下や屋根裏など、一般の方では調査しづらいところからも侵入する

また1〜2匹を退治するなどの中途半端な対応では、ネズミの警戒心をあおってしまいます。

そうなると、ネズミ側も学習して下記のような行動を取ります。

  • もっと見つかりにくい場所に隠れる
  • 罠や毒餌などを見破るネズミが現れる

このようなケースになると、専門家でもネズミ駆除に時間を要することになるでしょう。

よってラットサインを見つけたら全て自力で対策しようとするのではなく、ネズミの存在を疑った早めの段階で専門家に相談する方が得策と言えます。

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ラットサインについては発生しやすい箇所があり、自力で一部を見つけることも可能でしょう。

しかしネズミの特性上、一般の方では全てのラットサインを見つけることは不可能です。

またラットサインを見つけても、最終的にはネズミの侵入経路を封鎖をしなければネズミ被害の根本的な解決にはいたりません。

なぜなら侵入経路の封鎖をしないままネズミ対策を行っても、下記のようなことが起こるのでネズミの数を減らせないからです。

  • ネズミは帰巣本能により、再侵入を繰り返す
  • 侵入経路から新たに入り込んだネズミが家の中で繁殖する

そして侵入経路封鎖には、ネズミの習性や対策を熟知している専門家の力が不可欠です。

害獣BUZZでは専門的な視点と技術により、ネズミ被害が再発しない効果的なサービスを提供可能です。

もちろん、お客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

ささいな違和感へのご相談はもちろん、実際の被害によるお悩みのサポートまで幅広く対応いたします。 

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まとめ

ネズミには決まった行動特性があり、通った後にはラットサインが残ります。

そのためネズミを目視で完全に確認できなくても、ラットサインでネズミの存在を疑うことが可能です。

ただし一方でネズミは野生動物なので、予測のつかない行動もとります。

そのため全てのラットサインを見つけることにも、ラットサインを活用して完全にネズミの被害をなくすことにも、専門家の力が必要です。

また自力で1〜2匹を退治するなどの効果ではネズミが警戒してしまうので、その後のネズミ対策に支障が出てくる可能性もあるでしょう。

よってラットサインを見つけた、もしくはラットサインと思わしきものを見つけた時点で専門家に相談するのがオススメです。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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