ネズミ被害にはどんなものがある?数々の現場を見てきたプロがご紹介!
ネズミの被害についてお調べですか?
ネズミが住居に住み着いてしまった場合、見えないところで被害が進行しているケースも多々あります。
被害に気づいたときには解決が難しくなっているという事態は避けたいもの。
そこで本記事ではネズミ被害とその対策について詳細に解説します。
ネズミ被害は早期対処がベストなので、すぐに対策に取りかかりましょう。
目次
ネズミ被害は大きく分けて3種類
ネズミの被害は大きく分けると経済面・衛生面・精神面の3種類に分けられます。
それぞれについて下記にて詳細に解説していきます。
経済的な被害
ネズミが与える経済的な被害は主に2つあります。
1つ目は配線関係の被害です。
ネズミの前歯は一生伸び続ける常生歯という特殊な歯で、定期的に固いものをかじって前歯を研がなければなりません。
したがってネズミが住み着いてしまうと、食物の他にも柱や電気配線などがかじられてしまいます。
特に電気配線をかじられると漏電・火災などに発展するリスクもあります。
配線関係の被害に関しては、以下の記事で解説しています。
2つ目の被害は糞尿による家の基礎の腐食です。
ネズミは温かい場所を好んで巣を作るので、屋根裏での被害も少なくありません。
屋根裏に糞尿が放置されると家の天井や柱の腐食が進むリスクがあります。
屋根裏でネズミの足音が聞こえるのは、危険信号なので早急に対策しましょう。
アレルギーや感染症による被害
ネズミの体表には大量のノミやダニ、さまざまな病原体が付着しています。
したがってネズミが住み着いてしまうと、家にノミ・ダニや病原体も増えてしまう可能性が高いです。
そうなると、家にいてもアレルギーや感染症にかかるリスクが増します。
精神的な被害
ネズミが大量に繁殖して住み着いてしまうと、足音と鳴き声が耳障りです。
鳴き声については、以下の記事で実際の鳴き声を聞くことができます。
夜寝る時間に「キーキー」という鳴き声がいくつも聞こえたり、「ドドド」という足音が鳴りやまない状況は騒音被害といっても過言ではありません。
騒音は人の睡眠を妨げて神経をすり減らします。
また質の悪い睡眠は生活習慣病の罹患リスクを高め、なおかつ症状を悪化させることがわかっています。
したがってネズミが与える健康被害のうち、精神的ストレスは決して見過ごせません。
参考:騒音の睡眠に及ぼす影響
睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
ネズミによる経済的被害とその対策
ネズミによる経済的被害は主に配線関係と、家の基礎の腐食であることはお伝えしました。
また配線関係の被害の実例では漏電による火災、ネットワークの遮断や遅延などが過去に確認されています。
さらにネズミが原因による建物の被害に原則として火災保険は適用されません。
つまりネズミによって経済的に失ったものは取り返すことができないということです。
参考:動物が原因 で出火した火災事例について 消防防災博物館
オーストラリア ニューサウスウェールズ州でネズミが原因の複数ネットワーク障害が発生
これらの被害を防ぐための対策には下記が挙げられます。
- 屋根裏に捕獲器を設置する
- 屋根裏に粘着シートを設置する
- 配線を防鼠ケーブルに変える
- 既存の配線に防鼠テープを巻く
捕獲については、下記記事で詳しく解説しています。
配線周りの対策については、下記記事をご参照ください。
ネズミによるアレルギーや感染症による被害とその対策
ネズミ被害を放置しておくと、ネズミに寄生するノミやダニ、病原体によって住居の衛生状況が悪化することは前述しました。
特にネズミに寄生するイエダニは宿主のネズミが死んだ場合、人間に寄生先を変えます。
イエダニは吸血性があり、噛まれたら強力なかゆみや感染症になる可能性が高いです。
またネズミ自体だけではなくネズミの糞尿にも注意が必要です。
ネズミの糞尿には、レプトスピラ菌やサルモネラ菌、ハンタウイルスなどの病原体が含まれているため、これらの病気に感染するリスクがあります。
たとえばレプトスピラ菌は、尿中に含まれる細菌が原因で感染する「レプトスピラ症」という病気の原因になり、感染すると発熱や頭痛、筋肉痛などの症状が現れることがあります。
ではこれらのネズミの寄生虫や病原体に対してどのような対策があるか見ていきましょう。
ノミやダニに対しては害虫用のくん煙剤を使う
ノミやダニを退治したいなら、ネズミ用のものではなくて害虫用のものを使うようにしましょう。
ネズミ用のくん煙剤はネズミが嫌いなニオイ成分が含有されているもので、ノミやダニにとって有毒性はありません。
したがって殺虫成分を含んだくん煙剤で対処する必要があります。
糞尿の清掃をする
感染症のリスクの高い糞尿は速やかに片付けるべきなのですが、片付ける際にも感染しないように注意する必要があります。
具体的には下記の手順で清掃しましょう。
- マスクとゴム手袋を着用する
- 濡らしたペーパータオルで糞尿を拭き取る
- 糞尿のあった箇所と、ゴム手袋、自分の手指を消毒する
ゴム手袋は使い捨てのものを利用しましょう。
清掃が終わったら消毒のうえ裏返して捨てることで、自分もゴミを扱う他者の感染のリスクも排除できます。
ネズミによる精神的な被害とその対策
ネズミが大量に住み着くと、鳴き声や足音などの騒音によって睡眠の質を妨げたり、眠れないストレスが健康にも影響を及ぼしたりといった影響があります。
ネズミは繁殖力が強いので、快適な環境に巣を作ってしまうとネズミ算式にあっという間に増えていき、騒音被害も一層ひどくなるでしょう。
したがって対策としては早めの駆除を徹底すること。
特に屋根裏にネズミがいる場合には、鳴き声や足音などの騒音が聞こえやすいので屋根裏への対策は必須です。
- 屋根裏に捕獲器を設置する
- 屋根裏に粘着シートを設置する
前述した上記の方法と、忌避剤による追い出しでネズミの数を減らしていきましょう。
ネズミ被害を解決するには?
ネズミ被害を根本的に解決するには、ネズミが家にいない状態にしてから侵入経路を封鎖する必要があります。
なぜならネズミには帰巣本能があり、一度侵入した場所には再侵入を繰り返すからです。
ちなみにネズミの侵入経路には下記の例が挙げられます。
- 壁の割れ目
- 屋根の隙間
- 換気扇
- 住居と基礎の隙間
- エアコン、トイレや浴室の配管
- 通気口
これらの経路に、金網やパンチングメタルなどの施工をするのは有効な手段です。
また部屋の清掃や除菌も大切です。
自分が感染症にかからないようにするのはもちろん、ネズミが餌や巣作りに必要なものを手に入らないような状況にすることで、ネズミ側が過ごしにくい環境作りを心がけましょう。
ただし侵入経路封鎖も衛生管理も、確実に漏れなくこなすためには専門家の力が必要になります。
前述した侵入経路はあくまで一例に過ぎず、ネズミはコイン1枚(1.5〜3㎝)程度の大きさの隙間に侵入可能です。
なおかつネズミは学習能力を有しています。
したがって漏れのない侵入経路の特定や封鎖、それに伴う衛生管理は専門の経験と知識を持った専門家でないと対処は難しいでしょう。
ネズミ駆除については私たちにお任せください!
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ネズミ駆除は実際に自力でやってみるとかなり難しいもの。
「対策グッズを購入して自力での対策を試みてみたが、何度も再侵入されてしまう」というケースは珍しくありません。
このような状況が続くとグッズの購入費はかさみ、被害もネズミの帰巣本能と繁殖力により加速度的に悪化していくでしょう。
早期段階でプロの手で駆除し、侵入経路を封鎖するのが確実でスピーディな被害解決の方法です。
また被害が拡大する前に依頼していただければ、リーズナブルにしやすいです。
害獣BUZZでは無料の現地調査を実施しています。
ネズミの存在を疑っている、もしくはネズミがいるかどうか調べて欲しい場合もお気軽にお問い合わせください。
まとめ
ネズミ被害は大きく分けて3つで、経済面・衛生面・精神面での悪影響を与えます。
どの被害も放置すると悪化してしまうので、早急な対策の実施がベストです。
ただし最終的にはネズミの侵入経路封鎖が必要であり、一般の方が自力で行うのは確実とは言えません。
駆除の成功率や衛生面でのリスクを全てクリアにしたい場合、ベストな選択肢は早期での専門家への依頼です。
害獣BUZZでは、ネズミ被害が再発しない効果的なサービスをお客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案します。
ささいな違和感へのご相談はもちろん、実際の被害によるお悩みのサポートまでお気軽にお問い合わせください。
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