ネズミは冬眠しない!いなくなるように感じる理由と対策を解説

ネズミは冬眠しない!冬だからこそ駆除を行うべき理由をプロが解説

冬になると「ネズミは冬眠する」と考えて安心していませんか?

実は家屋に侵入するネズミは、冬眠せず暖かい場所を求めて活発に動く生き物です。気づかぬうちに屋根裏や床下に巣を作り、春先には一気に繁殖して被害が拡大する危険があります。

本記事では、冬にネズミがいなくなるように感じる理由や、冬のうちに駆除・対策を行うべき根拠を解説します。

安心して新しい季節を迎えるために、冬の間に対策を始めておきましょう。

1. ネズミは冬眠しない!冬になるといなくなったように感じる3つの理由

冬眠しないネズミ

家屋に住み着くドブネズミやクマネズミ、ハツカネズミといった家ネズミは冬眠する動物ではありません

冬になると気配が薄れるのは、寒さや食料不足、外敵に捕食されることが影響しています。

ここでは、冬にネズミがいなくなったように感じる3つの理由を詳しくみていきましょう。

1-1. 寒さで動きが鈍っているから

ネズミは寒さに弱く、気温が10℃を下回ると体温を維持するだけで精一杯になります。エネルギーを節約するために巣の中でじっとしている時間が増え、夏のように走り回る姿を目にする機会は減ります。

しかし、いなくなったのではなく、屋根裏や壁のすき間に潜み続けているのが実態です。音が聞こえなくても見えない場所でフンや尿を残し、家を汚染している可能性があります。

1-2. 餌を食べられずに死んでしまったから

ネズミは1日に体重の約3分の1もの餌を必要とし、少しでも食料が不足すると衰弱します。冬は昆虫や植物の実が少なく、外で餌を確保することが難しいため、命を落とす個体も少なくありません。

ただし、死骸は屋根裏や床下に残りやすく、春先には腐敗臭やダニ・ハエの発生源となり、健康被害や二次的な害虫被害に発展するリスクが高まります。

1-3. 他の害獣に食べられたから

冬はネズミだけでなく、イタチやハクビシンといった害獣も暖を求めて家屋に侵入します。動きが鈍ったネズミは格好の獲物となり、捕食されて一時的に数が減ることがあります。

しかし、捕食が起きた場合は、ネズミも他の害獣も家の中にいる証拠であり、むしろリスクは倍増です。さらに巣のあった場所は空き家のように残り、別のネズミが入り込む可能性も高いため、安心はできません。

2. ネズミがいるかを確かめる方法!音が聞こえなくてもラットサインをチェック

ネズミのラットサイン

ネズミは警戒心が強く、人がいる時間帯は姿を見せません。しかし、住み着いていれば必ず痕跡(ラットサイン)を残しています。

ここでは代表的な3つのサインをご紹介するので、ご自宅を確かめてみましょう。

2-1. フン

ネズミがいる証拠として最もわかりやすいのがフンです

ドブネズミのフンは米粒より大きく、ラグビーボールのような形状をしています。クマネズミは細長く、ハツカネズミは米粒ほどの小ささで、種類ごとに特徴が異なります。

ネズミは歩きながら排泄する習性を持ち、キッチンや通路、家具の隙間などに点々と落ちているのが一般的です。

フンにはサルモネラ菌などの病原菌が含まれており、放置すれば健康被害につながります。掃除をする際には必ず手袋やマスクを着け、直接触れないよう注意しましょう。

2-2. 黒い擦ったような跡

壁や配管の近くが黒く汚れていると感じたら、ネズミが通った証拠です。ネズミの体には油分や汚れが付着しているため、同じ場所を繰り返し通ると黒い線のような跡が残ります。

通り道が特定できれば、粘着シートや毒餌を設置する効果が高まります。特に壁際や家具と壁の間は確認してみるとよいでしょう。

2-3. かじった跡

ネズミの前歯は一生伸び続けるため、硬いものをかじって削る習性があります。木材や段ボール、電気コードに小さな歯形が残っていれば、ネズミの存在を疑うべきです。

万が一、電気コードをかじられると漏電や火災のリスクがあり危険も伴います。

さらに、食品の袋やペットフードの容器に穴が開いているケースも少なくありません。小さな穴やかすかな歯形であっても、ネズミが家に侵入している証拠と判断できます。

ラットサインやネズミの巣を見つけた場合の対処法を以下の記事で解説しています。

3. 冬のうちにネズミを駆除するべき理由

ネズミを駆除すべき理由

ネズミは冬眠する動物ではないため、寒い時期も屋根裏や床下に身を潜めています。 油断していると、春には繁殖が進み、被害が爆発的に広がる恐れがあります。

実は、ネズミの活動が鈍る冬は駆除を始めるのに最適な時期です。ここでは、なぜ冬のうちにネズミを駆除すべきなのか、3つの理由を解説します。

3-1. 春になると繁殖を始めるから

ネズミは繁殖力が非常に強く、1回に5~10匹もの子どもを産みます。さらに、生まれた子ネズミは生後3~4か月で繁殖可能となるため、放置するとわずかな期間で数が爆発的に増えていきます。

繁殖のピークは春(3〜5月)と秋(10〜11月)で、特に春先は被害が広がりやすい時期です。寒さで活動が鈍る間に駆除を進めておけば、繁殖シーズンの被害を未然に防ぐことができるでしょう。

3-2. ネズミが飢えており、罠にかかりやすいから

ネズミは体が小さくエネルギーを蓄えることができないため、冬は餌不足に陥りやすいです。餌に飢えたネズミは、普段よりも食べ物への警戒心が弱まり、毒餌や粘着シートなどの罠にかかりやすくなります。

特にキッチンや食品庫、ゴミ置き場などは狙われやすい場所です。冬のうちに罠を仕掛けることで、効率的に捕獲・駆除を進められます。

3-3. 死骸が腐敗しにくいから

ネズミを駆除すると、避けられないのが死骸の処理です。

夏場であれば短時間で腐敗が進み、強烈な悪臭やウジ虫の発生につながってしまいます。一方、冬は低温のため腐敗の進行が遅く、処理の手間が比較的少なく済みます

死骸を早めに回収しておけば、衛生面でのリスクを大きく減らせる点も、冬に駆除を行うメリットといえるでしょう。

0120-987-601

4. 冬のうちにやっておきたいネズミ対策

ネズミ捕獲シート

春以降にネズミの被害を大きくしないためにも、冬のうちに対策を始めることが重要です。

ここでは、自分でできる対策とプロに任せるべき作業について解説します。

4-1. 自分でもできる対策

ネズミ対策の第一歩は、自分で取り組める範囲から始めることです。普段の生活習慣を少し工夫するだけでも、被害の予防に大きくつながります。

食料品の管理

ネズミは雑食性で、人間の食べ物ならほとんどを口にします。台所や居間に食品を置きっぱなしにしていると、ニオイに誘われて侵入の原因になります。

ビニール袋や段ボールでは簡単にかじられてしまうため、ガラスやプラスチック製の密閉容器に入れることが重要です。

また、ペットフードや仏壇のお供え物も忘れずに片付け、ゴミは室内にため込まずこまめに捨てましょう

毒餌や粘着シートの活用と注意点

市販の毒餌や粘着シートは、比較的手軽に導入できる駆除方法です。毒餌には即効性と遅効性のタイプがあり、どちらも子どもやペットが誤って口にしないよう設置場所に注意してください。

粘着シートはネズミが通りそうな場所に複数設置することで効果を高められますが、捕まえたネズミを放置すると不衛生です。死骸や捕獲個体には病原菌が付着しているため、必ず手袋を着用し、速やかに処理しましょう。

忌避剤の活用

ネズミが嫌がるニオイや成分を利用した忌避剤も効果的です。タイプごとに特徴があるため、目的や場所に合わせて使い分けるとよいでしょう。

  • スプレー:通り道や侵入口に吹きかけると即効性あり
  • くん煙:煙が部屋全体に広がり、隠れたネズミにも効果的
  • 設置型:置くだけで効果が長持ち

自分でもできる対策については、以下の記事で解説しています。

4-2. プロに任せた方が良い作業

自力でのネズミ駆除には一定の効果がありますが、完全に解決するのは難しいです。ネズミは帰巣本能が強く、一度追い出しても再び同じ場所に戻ってくる習性があります。そのため、確実な駆除には追い出しと侵入経路の封鎖を組み合わせた対応が欠かせません。

追い出すだけでは再び被害が繰り返され、結果的に費用や労力が大きくかかってしまいます。長期的に安心できる環境を作るには、プロによる徹底的な駆除と封鎖施工を任せることが最も効果的です。

ネズミ駆除業者の選び方は、以下の記事で詳しく解説しています。

5. ネズミ駆除は害獣BUZZにお任せください!

任せてほしいビジネスマン

害獣BUZZでは、まず巣や侵入経路を特定し、害獣専用薬剤を使用してネズミを効果的に追い出します。そのうえで再発防止のための封鎖施工を行い、必要に応じて定期メンテナンスまで対応します。駆除と再発防止を一貫して行っているので、長期的に安心できる環境を整えることが可能です。

また、現地調査や見積もりは無料で行っており、専門スタッフが状況に合わせた最適なプランを提案します。費用や施工内容に不安がある方も、まずはお気軽に相談ください。

夜になると足音が… 天井にシミが… 食べ物を荒らされる 家の周りでフンを見かけた

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まとめ

ネズミを放置すると健康被害や建物の損傷につながり、生活に深刻な影響を及ぼします。被害が小さいうちに駆除を行えば、費用や手間を抑えられる点も大きなメリットです。

自力での対策は取り組みやすい反面、効果が限定的で再発するリスクもあります。確実な解決を目指すなら、プロの力を借りることが安心につながります。

ネズミ被害に悩まれている方は、ぜひお早めに害獣BUZZにご相談ください。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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