ネズミがいるとダニ被害でアレルギーになることも!被害や対策を解説

ネズミがいるとダニ被害でアレルギーになることも!被害や対策を解説

「最近、家でネズミを見かけた……。不衛生なイメージがあるし、子どもがダニに刺されていることが増えているのは、もしかするとネズミのせいではないだろうか」とお困りではないでしょうか。

結論から言うと、家の中に侵入してくるネズミには、ダニが寄生していることが多いです。ネズミに寄生しているダニはご家族・ペットなどの健康を脅かすリスクがあるため、注意しなければなりません。

そこで今回は、ネズミに寄生しているダニの種類や代表的な被害の事例について、害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。被害を根本から解決するための方法についても紹介していますので、今後ネズミ・ダニの存在に悩まされないためにも、ぜひ本記事をご参考ください。

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ネズミにはダニが寄生している!?

ネズミにはダニが寄生している!?

家の中に侵入してくるネズミには、ダニが寄生していることが多いです。ネズミに寄生しているダニは、ネズミの体表で血液を吸って生活しています。ネズミが家の中に侵入すれば、一緒に入ってきたダニが人間・ペットなどに被害を及ぼしかねません。

ダニに刺されると、単純なかゆみだけでなく、重篤な皮膚疾患や感染症を引き起こすこともあります。

ネズミが生き続ける限り、ダニもネズミの血液を吸うことで生き続けるでしょう。ネズミに侵入された家では、ネズミを駆除しない限りダニの数も増えていきます。

ダニによる被害を防ぐためには、家の中にいるネズミを追い出したり、今後侵入を防いだりする対策が必要不可欠です。

参考:田辺三菱製薬「【虫刺され】『ダニ』に刺されたらどうすれば?症状、対策、予防法を解説」
   公益社団法人日本皮膚科学会「Q4ダニ類に刺されることによって生じる感染症は?」

ネズミ被害で多いのはイエダニ

私たちの身近に見られるネズミは、主にクマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミの3種類です。これらのネズミには、主として「イエダニ」と呼ばれる種類のダニが寄生しています。

イエダニはネズミの巣にも多く生息しており、宿主であるネズミが巣から離れたり死んだりして吸血できなくなれば、その場所から移動するのが一般的です。その後、人間・ペットなどを見つけて吸血し、激しいかゆみ・皮疹を引き起こすことがあります。

もしも家の中にネズミの巣が作られていたら、いずれイエダニによる被害が発生するリスクが非常に高いことを認識しておきましょう。

参考:東京都福祉保健局「ネズミ・生活害虫の対策」

ネズミが身近にいることによる代表的なダニ被害は?

ネズミが身近にいることによる代表的なダニ被害は?

前述のとおり、ネズミが家の中に侵入すると、そのダニがご家族やペットの身体に移る可能性があります。本章では、ネズミが身近にいることによる代表的なダニ被害として、以下3つの情報をまとめました。

  • ダニ刺され
  • アレルギー
  • 病原体による感染症

それぞれ把握しておき、すでにご家庭で被害が発生していないか確認しましょう。

ダニ刺され

ダニはネズミに寄生していますが、人も吸血することがあります。ダニ刺されは、ネズミが体液を吸うために、人間やペットなどの身体を刺して体液を吸うことで起こる症状です。

イエダニによるダニ刺されの症状は、二の腕・太もも・わきの下・おなか周りといった皮膚の比較的柔らかい部分に被害が集中する傾向があります。そして、刺された直後からかゆみ・赤みなどの症状が出るのが特徴的です。

ダニ刺されは激しい炎症を伴ってかゆみがしつこく続くため、適切なケアを怠ると、湿疹になったり、色素沈着を起こしたりするおそれがあります。ダニ刺されを素早くきれいに治すためには、ステロイド外用剤を使った治療が効果的です。

ただし、患部の腫れがひどく痛みがあったり、広範囲にわたって症状が出ていたりする場合は、医療機関を受診して医師による適切な治療を受けることをオススメします。

参考:田辺三菱製薬「【虫刺され】『ダニ』に刺されたらどうすれば?症状、対策、予防法を解説」

アレルギー

ダニのフン・死骸を吸い込むことで、ぜんそく・アトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患を引き起こす原因になるでしょう。

一般的に、ダニによるアレルギー疾患は秋に目立ちます。なぜなら、夏の間に繁殖したダニのフンや死骸が家の中にたまるためです。ダニは梅雨から夏に最も繁殖し、寿命は約3~4ヶ月間とされており、9〜10月ごろにかけて大量に死ぬ傾向があります。

アレルギー症状が気になる場合は専門の病院にかかり、原因を特定することが大切です。

参考:医療法人社団 杉本クリニック「秋こそダニ対策 フン・死骸 増えるアレルギー」

病原体による感染症

ネズミに寄生しているダニが病原体を持っているというケースも珍しくありません。病原体を持っているダニが人間やペットなどに移ることで、ペスト・つつがむし病といった深刻な感染症を発症させるリスクがあると報告されています。

なお、ペストについては、1927年以降は日本での感染例の報告がないことから、現在では国内でのペスト菌感染の可能性は極めて低いと考えられています。

とはいえ、ネズミに寄生しているダニがもたらす被害は、多種多様であるうえに決して軽視できるものではありません。ダニによる被害を避けるためには、一刻も早くネズミとダニ双方の対策を講じる必要があります。

参考:東京都福祉保健局「被害の実態」
国立感染症研究所「ペストとは」

注意!ネズミに触れなくてもダニ被害は起きる

注意!ネズミに触れなくてもダニ被害は起きる

たとえネズミに直接触れていなくとも、ダニによる被害は発生する可能性があります。

なぜなら、ダニは必ずしもネズミにずっと寄生しているわけではないためです。前述のとおり、宿主であるネズミが巣から離れたり死んだりすると、ダニはその場所から移動します。

そのため、ダニがネズミの住み着いている屋根裏・床下などを超えて、リビング・寝室など人間の生活空間に移動してきて被害を発生させる可能性があるのです。

また、ダニによる被害は、ネズミが食べたり触れたりした食べ物を触る・食べることでも発生します。特に野菜・乾物などはネズミのかじった痕跡を見つけにくく、気づかずに食べてしまって被害が発生しやすいです。

ネズミのかじり跡があったときや、周辺にネズミの足跡・フンがあった場合などは、その近くに置いてあった食材は食べないようくれぐれも注意してください。

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ダニ対策に加えてネズミ駆除も必要となる

ダニ対策に加えてネズミ駆除も必要となる

ダニによる被害を未然に防いだり解決したりするためには、主に以下のような対策が効果的です。

  • 寝具類を日光や布団乾燥機を使って十分に乾かす
  • 寝具類を乾かした後にじゅうたん・畳の掃除機がけを行う

しかし、上記のような対策でダニを駆除するだけでは、根本的な被害解決には至りません。ネズミが家に住み着いていて出入りを繰り返している限り、再びダニによる被害が発生する可能性が非常に高いです。今後被害に悩まされないためには、ダニだけでなくネズミ駆除の対策も講じましょう。

ネズミ駆除は以下のような方法によって、自力で実施することも可能です。

  • 忌避剤を用いた追い出し
  • 粘着シートやトラップを用いた捕獲
  • 毒餌を用いた殺処分

ただし、それ以外にも、再発防止策として侵入経路を封鎖する作業や、ネズミの住処を清掃・消毒する作業などが必要となり、多くの手間がかかります。確実に実施するためには、専門的な知識や技術も欠かせません。

ダニ・ネズミの駆除をスピーディーかつ確実に行うためには、プロの駆除業者に依頼することをオススメします。

ネズミ駆除については私たちにお任せください!

お客様の中には、ダニによる被害がまだそれほど大きくないからと油断して駆除依頼が遅れてしまい、ダニの繁殖が進んで深刻な被害に遭われた方も少なくありません。被害を最小限に抑えるためにも、ネズミを見かけた段階で、一刻も早くプロに駆除を依頼しましょう。

信頼できるネズミ・ダニの駆除業者をお探しであれば、ぜひ「害獣BUZZ」にお任せください。当社では無料の現地調査を行っており、ネズミやダニによる被害状況に応じて適切な駆除プランをご提案・実行いたします。

また、当社は自社施工を手がけている駆除業者です。下請けに依頼することがありませんので、リーズナブルかつお客様のご要望に沿った丁寧なサービスを提供できるうえに、同じことを電話や現地調査で何度もお話いただく手間をおかけいたしません。

ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応いたします。ネズミを見かけたら時間を置かずに、まずはお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

家の中に侵入してくるネズミには、ダニが寄生していることが多いです。ネズミに寄生しているダニは、ダニ刺されやアレルギー疾患をはじめ深刻な健康被害をもたらすリスクがあるため、一刻も早く対策を講じなければなりません。

自力でのネズミ・ダニ対策は不可能ではありませんが、確実な再発防止は非常に難しいです。また、自力での対策では、忌避剤・粘着シート・トラップなどの購入が求められることもあります。対策グッズの購入前に、早期のタイミングでプロの駆除業者に依頼してしまった方が、結果的に費用を安く抑えられるでしょう。

害獣BUZZでは、現地調査・見積り作成に無料で対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

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