コウモリが雨戸にいる?戸袋周辺の駆除方法についてプロが解説

コウモリが雨戸にいる?戸袋周辺の駆除方法についてプロが解説

「最近、窓のあたりによくコウモリのフンが落ちている。もしかしたら、コウモリが雨戸に住み着いているのかもしれない」とお困りではないでしょうか?

コウモリは屋根裏や換気口だけでなく、雨戸に住み着くこともあります。コウモリが身近に住み着くと、病原体による感染症の罹患リスクや、ノミ・ダニ被害に悩まされるおそれがあるため要注意です。被害の発生・拡大を防ぐには、一刻も早く対策しましょう。

そこで今回は、コウモリが雨戸にいるときの特徴や戸袋周辺の駆除方法を害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。身近にいるコウモリを放置するリスクも紹介していますので、雨戸に住み着いたコウモリを追い出したい方は、ぜひ本記事をご活用ください。

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コウモリが雨戸にいるときの特徴

コウモリが雨戸にいるときの特徴

駆除の方法を知る前に、まずは本当に雨戸にコウモリがいるのかどうか調べることが大切です。コウモリが雨戸にいるときには、以下のような特徴が見られます。

  • 近くにフンが落ちている
  • 夜間に物音が聞こえる

それぞれの特徴について、順番に詳しく解説します。

近くにフンが落ちている

コウモリが雨戸にいる場合、近くにフンが落ちていることがあります。フンはコウモリが生活していた痕跡であり、コウモリの住処や隠れ家などの近くでよく見られます。

コウモリのフンは5~10mmほどのサイズで、粒状かつ黒褐色をしているのが一般的です。コウモリは昆虫を主食としていることから、フンの中に昆虫の翅や硬い部分といった食べ残しが入っていることもあります。

夜間に物音が聞こえる

コウモリは夜行性の動物であり、夜間に活発に行動するのが特徴的です。夜間、雨戸や戸袋の周辺で物音がする場合、コウモリがいる可能性があります。

日本の住宅街には「アブラコウモリ(イエコウモリ)」が多く生息していますが、彼らの鳴き声は基本的に人間には聞こえません。コウモリは人間の耳には聞こえない、超音波と呼ばれる高周波数の音で鳴きます。

とはいえ、身の危険を感じたときには、「キーキー」「ジージー」「キュッキュッキュ」といった人間の耳にも聞こえるような声で鳴くことがあります。

鳴き声のほかに、バサバサといった羽音が聞こえる場合、コウモリがいる可能性が高いでしょう。

戸袋周辺のコウモリを駆除する方法

戸袋周辺のコウモリを駆除する方法

雨戸や戸袋の近くにコウモリがいる場合、早く駆除したいと考えるのが自然です。本章では、ご家庭で講じられるコウモリ駆除の方法を以下3つのステップに沿って解説します。

  1. 忌避スプレーで追い出す
  2. フンの清掃や周辺の除菌を行う
  3. 雨戸の隙間を塞いで再侵入を防ぐ

各ステップで行うべきことを順番に紹介しますので、雨戸に住み着いたコウモリ対策にお役立てください。

忌避スプレーで追い出す

雨戸や戸袋にいるコウモリを駆除したい場合、忌避スプレーの活用をオススメします。忌避スプレーは、雨戸や戸袋の隙間や換気口など、狭い空間にいるコウモリを追い出したい場合に適している駆除アイテムです。

コウモリの苦手とするハッカのニオイを放つアイテムが多く、戸袋の中に噴射することでコウモリの追い出し効果が期待できます。なお、強いハッカのニオイがするため、使用時はマスクとゴーグルを着用しましょう。

忌避スプレーは、ネットショッピングサイトやホームセンターなどで1,000〜2,000円程度の費用で入手できます。ただし、効果の持続時間は3〜6時間程度と比較的短いので、継続的にコウモリを遠ざけたい場合はこまめに使用しなければなりません。

フンの清掃や周辺の除菌を行う

コウモリの追い出しに成功したら、雨戸や戸袋の近くに残されたフンの清掃と除菌作業を行います。コウモリのフンを放置すれば、悪臭の原因となるだけでなく、病原体による感染リスクも心配されます。

一例を挙げると、コウモリのフンにはヒストプラスマ症と呼ばれる感染症の原因となる病原体が含まれている可能性があり、人間が吸い込むことで感染症にかかるリスクがあることが指摘されています。

衛生面だけでなく健康面のリスクを回避するためにも、戸袋の近くを掃除・除菌して、もとの綺麗な状態に戻しましょう。

フンの清掃・除菌にあたっては、マスクや手袋などを着用したうえで、消毒液や水で濡らした布などで拭き取ることが望ましいです。使用したマスク・手袋・布などには病原体が付着している可能性があるので、作業が終わったら廃棄しましょう。

雨戸の隙間を塞いで再侵入を防ぐ

コウモリは帰巣本能の強い動物であり、一度侵入したことのある場所に再び戻ってこようとする習性があります。忌避スプレーでコウモリの追い出しに成功しても、再侵入される可能性が高いことから、再発防止策として隙間を塞ぐ作業が必要不可欠です。

雨戸の隙間を塞ぐ際は、コウモリに力づくで突破されないような丈夫な素材を使用しましょう。ガムテープや布などは耐久性が低く、簡単に突き破られてしまうので、金網やパンチングメタルなどの使用が望ましいです。

以上が、戸袋周辺のコウモリを駆除する流れですが、慣れていない方だと確実に行うことは難しいです。雨戸や戸袋にいるコウモリ対策について不安があれば、プロの駆除業者「害獣BUZZ」までお気軽にご相談ください!

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注意!コウモリへの殺傷はNG

注意!コウモリへの殺傷はNG

コウモリは鳥獣保護管理法の保護対象に指定されている動物で、行政から許可を受けていない状態での殺傷および捕獲行為が禁止されています。この規定に違反すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処せられてしまうため、むやみにコウモリを殺傷・捕獲しないようくれぐれもご注意ください。

とはいえ、ご家庭で対策を講じるにあたって、ご自身の意図しない形でコウモリを殺傷してしまうこともあるでしょう。例えば、意図せず戸袋の中に閉じ込めてしまったり、雨戸で挟んでしまったりして、結果的にコウモリを殺傷してしまうケースはよく見られます。

合法的なコウモリ対策を講じるうえで、作業に不安があるならば、無理に自力で駆除はせず、プロの駆除業者に依頼することが望ましいです。

コウモリを放置するのはオススメできない

注意!コウモリへの殺傷はNG

雨戸や戸袋に近づくのが怖かったり、合法的に対策を講じられるか不安であったりする気持ちは十分に理解できます。しかし、そのままコウモリを放置しておくのは、得策ではありません。

雨戸や戸袋の近くにコウモリがいると、病原体による感染症の発症リスクや、ノミ・ダニによる皮膚炎の発症など、さまざまな被害に発展するおそれがあります。

コウモリがいる状態を放置していても、自然に問題が解決することはなく、被害は拡大する一方です。被害の発生・拡大を防ぎつつ、もとの安心した生活を取り戻すためにも、一刻も早く対策に乗り出すことが求められます。

プロの駆除業者であれば、コウモリの生態や習性について深く理解しており、適切な対策を講じられます。スムーズかつ確実に問題を解決できますので、雨戸や戸袋にコウモリがいることが分かったら、時間を置かずにプロの駆除業者に相談することがオススメです。

コウモリの駆除については私たちにお任せください!

信頼できるコウモリ駆除業者をお探しでしたら、私たち「害獣BUZZ」にお任せください。

コウモリ駆除の実績豊富なプロフェッショナルとして、現地調査をもとに被害状況を入念にチェックしたうえで、各ご家庭に最適な駆除プランをご提案・実行させていただきます。

当社は自社施工の駆除業者で、問い合わせから駆除、侵入経路の封鎖、清掃・除菌作業に至るまで、一貫して丁寧に対応することが可能です。下請け業者に依頼することがありませんので、リーズナブルな費用と良質なサービスの提供を両立しております。

害獣BUZZは、リフォーム工事までこなす高い施工技術と、幅広い害獣知識を有しております。コウモリ駆除にあたって雨戸の取り外しや付け替え作業が必要となった場合も、もちろん丁寧に対応いたしますので、ご安心ください。

また、365日24時間対応しており、スピーディなコウモリ駆除を実現できるのも、当社の強みの一つです。夕方、雨戸を閉める際にコウモリの存在に気がつくこともあるでしょう。

夜間であっても祝日であっても柔軟かつスムーズに対応いたしますので、コウモリを見かけたら、時間を置かずに「害獣BUZZ」までお問い合わせください。

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まとめ

コウモリは雨戸に住み着くこともあります。コウモリが身近に住み着くと、病原体による感染症の発症リスクや、ノミ・ダニ被害に悩まされるおそれがあるため要注意です。被害の発生・拡大を防ぐには、一刻も早く対策しましょう。

ご家庭で対策する場合、コウモリを戸袋から追い出した後に、周辺を清掃・除菌し、再侵入しないよう隙間を塞ぐのが基本的な作業の流れです。とはいえ、確実に行うことは難しいため、不安があればプロの駆除業者に依頼しましょう。

害獣BUZZでは無料の現地調査を実施しておりますので、「雨戸の中にコウモリがいるか確認してほしい」「コウモリの存在が怖いので、一刻も早く駆除してほしい」と思われている方は、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

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