ネズミが出る家の特徴は?被害を出さないための対策をプロが解説
ネズミの被害に悩んでいませんか?
ネズミは繁殖力と食欲が旺盛で、家の中に侵入すると、食べ物や家財を荒らし、害虫を持ち込むなどさまざまな被害を与えます。
そのため一刻も早くネズミ被害から解放されたいところです。
しかし思いとは裏腹に、ネズミが出る家はネズミにとって住みやすい環境要因を作ってしまっている可能性が高いです。
そこで本記事ではネズミが出る家の特徴と、被害を出さないための対策について詳しく解説します。
目次
家にネズミが入り込む理由
ネズミが家に入り込む理由は、ネズミにとって快適な環境だからです。
詳しくは後述しますが、ネズミにとって人間の住まいが快適な要因には下記が挙げられます。
- エサが手に入りやすい
- 巣作りの材料が手に入りやすい
- 出入りしやすい隙間が多い
ネズミに上記の要素が与えられると、ネズミ側も再侵入と巣作りを繰り返してしまいます。
いくら忌避剤で追い出しを行っても、被害解決につながりにくいでしょう。
したがってネズミに快適と思わせないための環境づくりが大事です。
そのために家に入り込むネズミの種類について、詳しく見ていきましょう。
家に入り込むネズミの種類
家に入り込むネズミの種類は基本的には下記の3種類です。
- ドブネズミ
- クマネズミ
- ハツカネズミ
それぞれのネズミの特徴は下記の通りです。
ドブネズミ | クマネズミ | ハツカネズミ | |
性格 | どう猛 | 警戒心が強い | 警戒心が強く穏やか |
好物 | 肉や魚 | 雑穀類 | 雑穀類 |
体長 | 18~26cm | 14~20cm | 5~10cm |
体重 | 140~550g | 100~200g | 10~20g |
ドブネズミは獰猛な性格で、噛まれたりする危険を孕んでいるネズミです。
それ以外のクマネズミ、ハツカネズミは警戒心が強く、ドブネズミほど獰猛ではありませんが、注意すべき点があります。
例えばクマネズミの場合、運動能力・学習能力に優れているので単純な罠には引っかかってくれません。
また平面的な動きだけでなく、立体的な動きを得意とするので侵入経路封鎖に関しても骨が折れることでしょう。
さらにスーパーラットといった毒に耐性を持ったネズミは、クマネズミの進化系という説が有力であり、クマネズミの生命力の強さも厄介な問題です。
参考:国内におけるワルファリン抵抗性ネズミの現況:いわゆるスーパーラットについて
ハツカネズミは大人しくて好奇心旺盛な性格から、ペットとしても人気の種ですが、野生動物の場合は汚れたまま&保菌したまま家中を動き回るので家の衛生環境が悪化してしまいます。
またハツカネズミは他の2種類より体長が小さい分、さまざまな場所に潜り込んでしまうので、侵入経路や棲み処の特定が困難になることが想定されます。
家に入り込むこれらのネズミについては下記ページでも詳細に解説しています。
ネズミが出る家の特徴
次にネズミが出る家の特徴を併せて理解しておくと、よりネズミ対策しやすくなるでしょう。
ここで、ネズミが出る家の3つの特徴を述べていきます。
餌が手に入りやすい
ネズミは雑食性なので、人間の食べ物以外にもペットフードや生ゴミなど、ほとんど何でも食べます。
ネズミが餌を探しているときに、このようなものを放置していると、ネズミが家に侵入してくる可能性が高くなるでしょう。
また以下のような場所には、餌が残りやすいので注意が必要です。
- 台所
- 食器棚
- ゴミ箱
- シンク周り
巣作りの材料が手に入りやすい
ネズミは、巣作りにさまざまな材料を使います。
- 枯葉や枯草、小枝
- 新聞紙
- ダンボール
- ティッシュ
- ビニール袋
- 服やタオルなどの布類
- 布団の棉(食い破って使う)
- 断熱材(食い破って使う)
上記の材料が手に入りやすい家は、ネズミにとって格好の住処となります。
とはいえ枯葉や枯草、小枝は掃除すれば片づけられるものの、それ以外は人間にとっても生活に欠かせないものばかりです。
したがって上記のものに、ネズミを近づかせない対策も必要になるでしょう。
出入りしやすい隙間が多い
ネズミはコイン1枚程度(1.5〜3㎝)の隙間さえあれば、大体の場所に侵入できてしまいます。
そのため出入りしやすい隙間が多い家は、ネズミを追い出しても再侵入のリスクがあります。
したがって他の対策をしても侵入経路を塞がない限り、被害解決につながりにくいです。
ちなみにネズミが侵入経路とする隙間には、たとえば下記が挙げられます。
- 壁の割れ目
- 屋根の隙間
- 換気扇
- 住居と基礎の隙間
- エアコン、トイレや浴室の配管
- 通気口
- 壁沿いや柱、天井
上記の隙間を金網やパンチングメタルなどで塞いでおくことをオススメします。
ネズミが出にくい住環境の作り方
ネズミにとって快適な環境になる要因が理解できたところで、そうならないようにするためにはどうすれば良いかが気になるところです。
そこでここでは ネズミが出にくい住環境の作り方を解説していきます。
餌や巣の材料をネズミに触れさせない
ネズミにとって餌や巣作りの材料があるということは、定住するのに不自由がないということです。
したがってそれらを排除して、ネズミに「不自由」を与える必要があります。
餌になるものを片づける
ネズミを寄せ付けないためには、生ゴミや、人間用、ペット用いずれの食べ物もネズミの手の届かないところで保管することが必要です。
具体的には、食品はなるべく冷蔵庫のような密閉された空間で保管すること。
どうしてもそれが難しければガラスケースのような食い破られない硬いもので保管しましょう。
また生ゴミを外に出すときは、ニオイが漏れない&ゴミ袋を食い破られないように、袋を二重にしたり、ニオイのするものは何かに包んで捨てたりといった配慮が必要です。
巣作りの材料に近づけないようにする
ネズミを巣作りの材料から遠ざけるには、ネズミが巣作りに使いそうなものの近くに、粘着シートの設置や、忌避剤の散布などをしておくことが有効です。
粘着シートや忌避剤などの駆除グッズについては、下記のページでも紹介していますのでご参照ください。
忌避剤や嫌がるニオイのものを設置する
忌避剤とはネズミの嫌いなニオイ成分を含んだ薬剤のことです。
市販の忌避剤にはスプレータイプ、くん煙剤、ジェルタイプなどさまざまな種類のものが売られています。
購入も設置も容易にできるので、初心者の方でも取り組みやすいでしょう。
また実は日常生活の中にあるものでも、ネズミの嫌いなニオイを発するものはいくつかあります。
例えばハーブのニオイ、またワサビや唐辛子のような辛い食べ物のニオイはネズミにとっては刺激が強いので忌避効果があります。
ネズミの侵入経路をなくすことが非常に重要
ネズミには帰巣本能が備わっているので、一度侵入したところには再侵入のリスクがあります。
再侵入を防ぐには漏れのない侵入経路封鎖が必要です。
侵入経路については、代表例を前述しましたがあくまで一例に過ぎません。
ネズミはその家の状況に応じて学習し、思いもよらないところから侵入してくるでしょう。
したがって屋内と屋外をつなぐ隙間になる箇所は、すべて塞いでおくくらいのつもりで対策する必要があります。
ネズミ駆除については私たちにお任せください!
ネズミ被害は再侵入防止まで完遂しないと、根本的な被害解決にはつながりません。
そして再侵入防止には、漏れのない侵入経路封鎖が不可欠です。
ただしネズミの侵入経路に関して、漏れなく特定および封鎖をこなすのは、専門的な知識や技術がなければ難しいもの。
したがってネズミ被害を自力でなくすのは、かなり難易度が高いといえるでしょう。
害獣BUZZでは専門的な視点と技術により、ネズミ被害が再発しない効果的なサービスを提供可能です。
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まとめ
ネズミが出る家については、ネズミにとって住みやすい環境になっていることが要因の1つとして挙げられます。
そこで有効なのがネズミにとって住みやすい環境を排除していくことです。
- 餌や巣の材料をネズミに触れさせない
- 忌避剤や嫌がるニオイのものを設置する
具体的には上記の2つが有効ですが、それでも侵入経路を封鎖しないとネズミは再侵入を繰り返すでしょう。
結局のところ、漏れのない侵入経路封鎖を行わないと被害解決にはつながりません。
そして漏れのない侵入経路封鎖には専門家の力が不可欠です。
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