こんなものまで!?ネズミが食べるものと効果的なエサ対策をご紹介

ネズミは穀物や肉だけでなく、ペットフードや生ゴミ、石けん、ろうそくまで食べる雑食性の動物です。

ネズミはハツカネズミなら6mm、クマネズミで1〜2cm、ドブネズミで2〜3cm程度の隙間から侵入できるため、食品管理だけでは十分な対策になりません。

食べるものや好む環境を知り、エサと侵入経路を同時に対策することが被害防止のポイントです。

監修者:松山 陵太(害獣防除施工管理士)

害獣BUZZ監修者 / 優良安心防除認定書取得・害獣防除施工管理士。 年間150件以上の害獣駆除に従事。 ネズミ・ハクビシン・アライグマ・コウモリなど、現場のリアルな駆除ノウハウや、依頼前に知っておきたい豆知識を発信しています。

🍚【まず知るべき5種類】ネズミは何を食べる?

ネズミは身近にあるさまざまな食べ物をエサにして生活しています。

家の中では人が食べる食品だけでなく、ペットフードなども狙われるため注意が必要です。

普段何気なく置いているものが、ネズミを引き寄せる原因になっている可能性もあります。

まずは、ネズミが食べる代表的なものを確認しておきましょう。

  • 🌾穀物類
  • 🍖肉類
  • 🍎🐕
  • 🥬野菜
  • 🐕ペットフード

それぞれの特徴や、被害を防ぐための保管方法について詳しく解説します。

穀物類

ネズミは米や小麦、乾麺などの穀物類を好んで食べるため、家庭内にある食品の中でも狙われやすいです。

特に米袋や小麦粉の袋は、ネズミが歯でかじって穴を開け、中身を食べることがあります。

開封済みの食品は袋のまま保管せず、密閉容器へ移し替えることがおすすめです。

また、床に食品を置かないようにして、ネズミがエサを見つけにくくすることも大切です。

肉類

ネズミは肉類や加工食品もエサにします。

ハムやソーセージ、ベーコンなどは脂質が多く、においも強いためネズミに見つけられやすい食品です。

調理後の食べ残しや、冷蔵庫に入れ忘れた食品を放置すると被害につながる可能性があります。

食卓に出した食品は長時間置いたままにせず、残ったものは早めに片付けましょう。

保存する場合は冷蔵庫に入れるようにし、ネズミが触れられない状態にしておくことが大切です。

果物

果物に含まれる糖分や水分もネズミの好物の一つです。

リンゴやバナナ、みかんなどを常温で置いていると、においを頼りに近づいてくることがあります。

特に傷んだ果物はにおいが強くなり、ネズミを誘引しやすくなるため注意が必要です。

購入した果物は早めに食べ、保存する場合は冷蔵庫やふた付きの容器を利用しましょう。

野菜

野菜もネズミの好物の一つです。

キャベツやニンジン、ジャガイモなど、水分や栄養を含む野菜はエサになることがあります。

家庭菜園では、植えている野菜をかじられる被害もあります。

野菜は適切な場所で保管し、傷んだものや食べ残しを長期間放置しないことが大切です。

生ごみとして出す場合も、ふた付きのごみ箱を利用するとネズミ対策になります。

ペットフード

犬や猫、小動物用のペットフードは栄養価が高く、ネズミにとって魅力的なエサです。

特に夜間、食器にフードを入れたままにしておくと、ネズミが繰り返し訪れる原因になることがあります。

ペットが食べ終わった後は、残ったフードをそのままにせず片付けましょう。

未開封の袋も安心とは限らないため、開封済み・未開封にかかわらず密閉容器で保管することがおすすめです。

⚠️ネズミが食べる意外なもの4選

ネズミは食品だけをエサにするわけではありません。

実は、生活用品や建物の一部など、私たちが「食べ物ではない」と考えるものまでかじることがあります。

ネズミの前歯(門歯)は一生伸び続けるため、伸びすぎを防ぐ目的で硬いものをかじる習性があります。

食品管理だけでは防げない被害もあるため、以下のような意外な対象を知っておくことが大切です。

  • 🧼石鹸
  • 🕯ロウソク
  • 📃紙類
  • 🔌電気コード

それぞれが狙われる理由と、被害を防ぐためのポイントを紹介します。

石鹸

石鹸は種類によって、ネズミがかじることがあります。

動植物由来の油脂成分が含まれている製品は、ネズミにとって興味を引く場合があります。

特に洗面所や浴室など、湿気が多い場所に置かれた石鹸は被害に遭う可能性があります。

使用していない石鹸は出しっぱなしにせず、引き出しや密閉できるケースに入れて保管すると安心です。

ロウソク

ロウソクもネズミによってかじられることがあるものの一つです。

製品によっては油脂成分が含まれており、ネズミが食べ物と間違えて興味を示す場合があります。

仏壇用や非常用として保管しているロウソクは、ネズミが入り込めないケースや棚の中で管理しましょう。

紙類

新聞紙や段ボール、ティッシュなどの紙類もネズミの被害を受けやすいものです。

紙を食べるだけでなく、細かくかじって巣作りの材料として利用することがあります。

特に段ボールは隠れ場所にもなりやすいため、長期間ため込むとネズミが住み着く原因になることがあります。

不要な紙類は早めに処分し、収納場所を整理しておくことが大切です。

電気コード

電気コードはエサではありませんが、ネズミによってかじられる被害が発生します。

これは歯の伸びすぎを防ぐための習性によるもので、食品とは関係なく対象になることがあります。

コードの被覆が破れると、漏電や感電、火災につながる危険があります。

電気コードの被害は特に注意が必要なため、コードカバーを取り付けるなど早めの対策を行いましょう。

🔍ネズミの食性の3つの特徴

ネズミによる被害を防ぐには、何を食べるのかだけでなく、普段どのように行動しているのかを知ることが大切です。

ネズミの食性や習性を理解して、効果的な対策につなげましょう。

  • 雑食性で何でも食べる
  • 水分も必要とする
  • 夜間にエサを探す

雑食性で何でも食べる

ネズミは植物性・動物性を問わず、さまざまなものを食べる雑食性の動物です。

穀物や野菜などの食品だけでなく、生ごみやペットフード、加工食品などもエサにします。

そのため、家の中に少しでも食べられるものが残っていると、ネズミが生活できる環境になってしまう可能性があります。

「食べ物を出しっぱなしにしないこと」が、ネズミを寄せ付けないための基本的な対策です。

水分も必要とする

ネズミは食べ物だけでなく、生きるために水分も必要とします。

そのため、シンク周辺や洗面所、水漏れしている場所、結露が発生しやすい場所などは、ネズミにとって過ごしやすい環境になります。

食品を片付けていても、水分が残っていると住み着く原因になることがあります。

使用後のシンクを拭く、水滴を残さないなど、水回りを清潔で乾燥した状態に保つことが予防につながります。

夜間にエサを探す

ネズミは夜行性のため、人が寝静まった時間帯に活発に行動します。

特に夜中から明け方にかけて、キッチンや食品棚の周辺を移動しながらエサを探すことがあります。

朝起きたときに、食べかすや袋のかじり跡、フンなどが見つかる場合は、夜間に活動していた可能性があります。

就寝前に食品を片付け、キッチン周辺を清潔にしておくことで、ネズミが寄り付きにくい環境を作れます。

🐁ネズミの種類別の好物とは?

すべてのネズミが同じ食べ物を好むわけではなく、ネズミの種類によって食べるものや行動する場所に違いがあります

以下に家ネズミ3種類について、好むエサと特徴をまとめました。

種類好むエサ特徴
クマネズミ穀物、果物、乾麺、お菓子高い場所を移動するのが得意
ドブネズミ肉類、魚介類、生ごみ湿った場所を好む
ハツカネズミ穀物、種子、小さな昆虫小さな隙間から侵入できる

それぞれの特徴や、注意すべきポイントを詳しく見ていきましょう。

クマネズミ

クマネズミは、穀物や果物、木の実などを好んで食べる傾向があります。

特に乾麺やお菓子、米などの保存食品は狙われやすく、戸棚や食品庫に置いている場合は注意が必要です。

また、クマネズミは高い場所を移動する能力に優れており、天井裏や棚の上などにも入り込みます。

食品は袋のまま保管せず、密閉容器に移し替えることで、被害を防ぎやすくなります。

ドブネズミ

ドブネズミは肉類や魚介類、生ごみなどを好む傾向があります。

湿気のある環境を好むため、キッチンや排水口周辺、床下などで見つかることがあります。

特に食べ残しや調理後の生ごみは、ネズミを引き寄せる原因になりやすいものです。

生ごみは放置せず、ふた付きのごみ箱を使用することで、においやエサになるものを減らせます。

ハツカネズミ

ハツカネズミは穀物や種子、小さな昆虫などを食べます。

体が小さいため、わずか1cm程度の隙間から侵入でき、少量の食品でもエサとして利用します。

倉庫や物置、壁の内部など、人目につきにくい場所に入り込むこともあります。

食品管理だけでなく、壁の隙間や配管周辺などの小さな侵入口を塞ぐことも重要な対策です。

🛡エサ対策で有効な5つの予防方法

ネズミ対策では、エサを減らし、寄り付きにくい環境を作ることが重要です。

特別な道具を使わなくても、普段の生活習慣を少し見直すことで被害を防ぐ効果が期待できます。

ネズミが「ここにはエサがある」と認識されないように、日頃から食品や生活環境を整えるポイントを解説します。

  • 食品を密閉保存する
  • 生ごみを放置しない
  • ペットのエサを片付ける
  • 水回りを乾燥させる
  • 食べかすを放置しない

食品を密閉保存する

食品は密閉容器へ入れて保存することで、におい漏れやネズミによる食害を防ぎやすくなります。

特に米や乾物・お菓子・小麦粉などはネズミの好物なので、袋のまま保管するとネズミにかじられる可能性があります。

開封後はふた付きの保存容器へ移し替え、棚の奥や床などに放置しないことが大切です。

食品管理を徹底することで、ネズミがエサを見つけにくい環境を作ることができます。

生ごみを放置しない

生ごみは、ネズミを引き寄せる原因になりやすいため、できるだけ早く処分しましょう。

食べ残しや野菜くずは時間が経つほどにおいが強くなり、ネズミがエサを探すきっかけになります。

ごみ箱はふた付きのものを選び、においが漏れにくい状態にすることがおすすめです。

また、ごみ箱自体も定期的に洗浄すると、清潔な環境を維持できます。

ペットのエサを片付ける

ペットフードは栄養価が高く、ネズミにとって魅力的なエサになります。

犬や猫が食べ終わった後も食器にフードを残していると、夜間にネズミが近づく原因になることがあります。

食事が終わったら食器を片付け、残ったフードは密閉容器へ保管しましょう。

ペットが安心して過ごせる環境を守るためにも、エサの管理は習慣化することが大切です。

水回りを乾燥させる

ネズミは食べ物だけでなく、水分も必要とするため、水回りの管理も重要な対策です。

シンクや洗面所に残った水滴、配管からの水漏れ、結露などはネズミが生活しやすい環境につながります。

使用後は水分を拭き取り、水漏れがある場合は早めに修理しましょう。

湿気を減らすことで、ネズミが住み着きにくい環境を作ることができます。

食べかすを放置しない

床やテーブルに残った食べかすも、ネズミにとっては十分なエサになります。

小さなパンくずやお菓子のかけらでも、においを頼りに近づいてくる可能性があります。

食事後はテーブルを拭き、床もこまめに掃除する習慣をつけましょう。

「少しくらいなら大丈夫」という油断が、ネズミを住み着かせるきっかけになることもあります。

▼予防だけではなく、自力で駆除を検討されている方は、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

参照:ネズミ駆除|ペストコントロール協会

🚨被害が繰り返される場合の原因

エサ対策を続けているにもかかわらず、ネズミが何度も現れる場合は、別の原因が残っている可能性があります。

食品を片付けることは大切ですが、すでに巣や侵入口がある場合、食品対策だけでは被害を防げないことがあります。

ネズミが住み着く環境には、エサ以外にも「隠れる場所」や「侵入できる経路」が関係しています。

  • 巣が残っている
  • 侵入口が塞がれていない
  • 繁殖が進んでいる

被害を繰り返さないために、それぞれの原因を確認していきましょう。

巣が残っている

ネズミの巣が残っている場合、エサを減らしても被害が続く可能性があります。

ネズミは天井裏や床下、壁の中、物置など、人の目につきにくく安心できる場所に巣を作ります。

巣は繁殖や休息のための拠点になるため、そこにネズミが残っていると再び家の中へ出てくることがあります。

フンや巣材、異臭などのサインを見つけた場合は、適切な方法で対処することが重要です。

侵入口が塞がれていない

ネズミは体が小さく、わずかな隙間からでも建物の中へ侵入できます。

換気口や配管の周辺、壁のひび割れ、屋根付近の隙間などが開いたままだと、エサ対策をしていても十分な効果はありません。

侵入口を見つけた場合は、金網や防鼠パテ、専用の侵入防止材などを使ってしっかり塞ぐことが大切です。

侵入経路を断つことは、ネズミ被害を繰り返さないために欠かせない対策です。

繁殖が進んでいる

ネズミは繁殖力が高く、短期間で数が増える特徴があります。

すでに家の中や周辺で繁殖している場合、エサを減らすだけでは十分な効果を得られないことがあります。

特に、夜間の足音や鳴き声が増えたり、フンやかじり跡が複数見つかるといった場合は、被害が広がっている可能性があります。

自分での対策が難しいと感じた場合は、被害が大きくなる前に専門業者へ相談することも検討しましょう。

▼こちらの記事で業者依頼した場合の相場や施工内容など詳しく解説していますので、検討中の方は参考にしてください。

📞ネズミ被害でお困りなら害獣BUZZへご相談ください!

食品管理や、侵入対策を行っても被害が続く場合は、すでに家の中にネズミが住み着いている可能性があります。

巣の場所や侵入口は見つけにくく、自分で完全に対処するのが難しいケースも少なくありません。

専門業者へ相談することで、被害状況の確認から侵入口の特定、再発防止まで総合的な対策を受けられます。

「最近ネズミの気配が増えた」「何度対策しても再発する」と感じた場合は、被害が広がる前に早めの相談を検討しましょう。

夜になると足音が… 天井にシミが… 食べ物を荒らされる 家の周りでフンを見かけた

手遅れになる前に ご自宅の害獣点検してみませんか?

対応エリア:関東 / 関西 / 東海 / 中国 / 九州

対応エリア:関東 / 関西 / 東海 / 中国 / 九州

年中無休24時間電話受付中!
メールで無料相談

💬よくある質問(Q&A)

Q. ネズミは食べ物がなくても生きられますか?

ネズミは食べ物だけでなく、水分も必要です。
食べ物を減らすことは大切ですが、水回りの管理や侵入口を塞ぐ対策もあわせて行いましょう。

Q. ネズミが一番好きな食べ物は何ですか?

穀物や肉類、果物、ペットフードなどを好む傾向があります。 種類によって好物は異なりますが、においが強く栄養価の高い食品は特に狙われやすくなります。

Q. ネズミは石鹸や電気コードも食べるのですか?

食べるというより、かじることがあります。 石鹸は油脂成分に引き寄せられ、電気コードは歯の伸びすぎを防ぐためにかじると考えられています。

Q. 食べ物を片付ければネズミはいなくなりますか?

食品を管理するだけでは十分ではありません。
巣や侵入口が残っていると被害が続くため、あわせて住み着く原因を取り除くことが重要です。

Q.ネズミがいると感染症の心配はありますか?

ネズミはハンタウイルスをはじめとする病原体を保有している場合があり、排せつ物や尿、唾液などを介して感染症のリスクが生じることがあります。被害を見つけた際は排せつ物に直接触れないよう注意し、迅速に適切な清掃と早めの駆除・再発防止対策を行いましょう。

参照:動物由来感染症 |厚生労働省

✍️まとめ

この記事の要点

  • ネズミは穀物・肉・果物・野菜・ペットフードだけでなく、石鹸・ロウソク・紙類・電気コードもかじる
  • 前歯が一生伸び続けるため、食品以外の硬いものもかじる習性がある
  • 家ネズミ3種(クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミ)は好むエサが異なる
  • エサ対策5つ:密閉保存・生ごみ処理・ペットフード管理・水回り乾燥・食べかす掃除
  • 巣・侵入口・繁殖が原因の場合は自力対応が困難なため専門業者への相談を推奨

対策を続けてもネズミが繰り返し現れる場合は、被害が拡大する前に専門業者へ相談し、根本的な駆除対策を検討しましょう。

この記事を書いた人

noda

害獣BUZZ編集部の野田です!害獣被害に関する情報を中心に、予防・駆除・再発防止に役立つ記事を執筆しています。

次の記事

なし(これが最新の記事です)

前の記事

🔍ネズミがいるか確かめる方法は?自分でできるチェック4選

運営元情報
サイト名害獣BUZZ
販売会社株式会社リブシー
代表取締役金谷康生
電話番号0120-987-601
所在地 <関東本社>
東京都新宿区西新宿3-3-13-2F
<埼玉支店>
埼玉県朝霞市上内間木262-5
<東海支店>
愛知県愛知県名古屋市港区秋葉1-28-1
<関西支店>
大阪府大阪市生野区巽中1-2-4-A
<中四国支店>
広島県広島市中区本川町2-5-17
<神奈川営業所>
神奈川県横浜市中区太田町1-10
<岡山営業所>
岡山県岡山市北区中山下1-11-15-4F
加盟協会(一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会