アライグマは泳ぐし穴掘りもする?身近にいるときの特徴を解説
アライグマは愛くるしく癒やされるような外見とは裏腹に、害獣として知られています。
またアライグマは運動能力が高く器用な動物なので、泳ぐことや木登りも得意です。
このようにアライグマはさまざまな能力を持っていますが、それがどのような被害をもたらすのでしょうか?
また身近にアライグマがいるときの特徴も気になるところ。
そこでこの記事では、アライグマの生態や被害事例を紹介し、対策方法や駆除サービスについてもお伝えします。
目次
アライグマは泳ぐことが可能
アライグマは水辺に住む動物で、川や池、湖などに近い場所に巣を作ります。
そういった環境下を行動範囲にしていることもあってか、アライグマは泳ぐことができるだけでなく、水中で食べ物を探したりすることも多いです。
またアライグマは食べ物を水に浸して振り回す行動を見せることがあり洗っているかのように見えますが、この行動の理由については、科学的にはまだ完全に解明されていません。
ではアライグマが泳いだり食べものを探したりすることによって、どのような被害があるのでしょうか?
具体的な代表例について解説していきます。
アライグマが泳ぐことによる被害例
アライグマが泳ぐことによって、水辺の生態系や人間の生活に影響を与えることがあります。
以下に、具体的な被害例を挙げます。
水質汚染
アライグマは水中で食べ物を洗ったり、排泄物を流したりすることで、水質を汚染します。
これによって、水生動物や植物の生育に悪影響を及ぼしたり、人間の健康に危険を及ぼしたりする可能性があるでしょう。
家に庭や水槽があるなら、そこで被害を受けることも考えられます。
漁業被害
アライグマは魚やカニなどを捕食することで、漁業資源を減少させます。
また漁業資源を減少させるだけでなく、漁網や養殖施設などに被害を与えることも多いです。
全国的にもこのような被害は深刻化しています。
特に北海道では、農作物や家畜被害と並んで養殖魚の食い荒らしの事例が多発していることが報告されています。
またアライグマは小動物や鳥類を捕食することがあるので、ペットが食べられるリスクもゼロとはいえません。
アライグマが出没してる地域でのペットの散歩は注意が必要です。
農業被害
アライグマは水田や畑などに侵入して、作物や家畜の餌などを食い荒らします。
特に稲穂やトウモロコシなどの穀物類やメロン、スイカ、イチゴなどの果物が好物です。
家屋被害
アライグマは川や池、湖などを泳いで移動することができます。
そのため水辺に近い家屋は侵入されやすいです。
家屋内に入り込まれると、糞尿による悪臭やカビの発生、家屋の破損や汚損などの被害につながる可能性が高いでしょう。
詳しくは後述しますが、こういったアライグマの被害を防ぐためには、家屋の穴や隙間をふさぐことや、ゴミ箱やペットの餌などを管理することが必要です。
アライグマは穴掘りが苦手だが木登りは得意
アライグマは穴掘りが苦手とされています。
理由としてアライグマはもともとある樹木の穴に住んだり、握力や腕力が強いので他の害獣の巣を略奪したりもするので、穴掘りの必要がなくそのような能力が発達していないことが想定されます。
しかしその握力や腕力の強さから、木登りは得意です。
また身体が柔軟かつ身軽で、指の可動域が広いことも木登りが得意なことに起因していると考えられます。
もしも穴があってもアライグマの可能性は薄い
アライグマは穴掘りが苦手なので、もしも水辺や畑などに穴があっても、アライグマの仕業とは考えづらいでしょう。
穴掘りができる動物は他にたくさんいます。
例えば、以下のような動物です。
- モグラ:モグラは土中にトンネルを掘って生活します。モグラの穴は直径約5cmで、土の盛り上がりがあります。
- アナグマ:アナグマは深い穴を掘って巣を作ります。アナグマの穴は直径約20cmで、出入り口が複数あります。
ただし、アライグマは木登りは得意なので、高所からの侵入の可能性は大いにあります。
実際に木や柵などを利用して、高所から家屋や倉庫などに侵入することは多いです。
特に屋根裏や壁などに隙間があると、アライグマはそこから入り込む可能性が高くなります。
アメリカのミネソタ州ではアライグマが23階建てのビルを登り切ったニュースもあるほどで、高所への恐怖心もなく容易に侵入してくることが想定されます。
参考:命知らずのアライグマ、23階建てのビルを登り切る 米ミネソタ州
アライグマが身近にいるときの特徴
アライグマが身近にいるときの特徴は、以下のようなものがあります。
足跡
アライグマの足跡は、手先と足先にそれぞれ5本の指があります。爪跡も深く残ります。
足跡の大きさは前足が約5cm×5cm、後足が約7cm×7cmです。
アライグマの足跡の詳細については下記記事をご参照ください。
糞
アライグマの糞は、長さ約10cm、太さ約2cmで、曲がった形をしています。
糞には食べたものの残骸が混じっています。
例えば、種子や果皮や毛などです。
鳴き声
アライグマの鳴き声は、「クルルル、クルルル」という高い声や「シャーシャー」「ゴーゴー」という低い声などさまざまです。
特に夜間に活発に鳴きます。
アライグマの鳴き声の詳細については下記記事をご参照ください。
被害痕跡
アライグマの被害の痕跡は、水辺や畑などで食べ物を荒らした跡や、家屋や倉庫などで穴を開けた跡、配管や電線などを噛んだ跡などです。
これらの被害の傾向としては、アライグマは食べ物や水のある場所に惹かれるということが言えます。
アライグマは雑食性で適応力が高いため、さまざまな環境に侵入しやすいです。
そのため、アライグマに対する対策は早めに行うことが大切です。
アライグマが身近にいるなら早めの対策が重要
アライグマが身近にいるとわかったら、早めに対策をすることが重要です。
放置しておくと、被害が拡大したり、病原体や寄生虫による感染症のリスクが高まるでしょう。
以下にアライグマに対する対策方法を紹介します。
寄せ付けない環境作り
アライグマは食べ物や水のある場所に惹かれます。
そのため、ゴミ箱やペットの餌・水を確認することや、家庭菜園をしているのなら頻繁な見回りが必要です。
ゴミ箱は蓋を閉めてロックしたり、重石を置いたりして開けられないようにします。
ペットの餌や水も、必要時以外は屋内で密閉性の高い場所や容器にしまいましょう。
果樹は収穫時期になったら早めに収穫し、落ちた果実は早めに処分することをオススメします。
追い出しや侵入経路封鎖
アライグマがすでに巣を作っている場合は、追い出すことが必要です。
追い出す方法としては、アライグマの苦手な音や光やニオイなどでを出すことがあります。
例えばラジオやテレビなどの音を大きくしたり、ライトやストロボなどの光を当てたり、苦手なニオイを嗅がせたりします。
詳細については下記記事をご参照ください。
ただし、これらの方法は一時的な効果しかありません。
アライグマが慣れてしまうと効果が薄れます。
そのため追い出した後は、侵入経路を封鎖することが重要です。
侵入経路としては、屋根裏や壁などの穴や隙間、木や柵などの登り道があります。
穴や隙間は金網やパンチングメタルでふさいで、突破されないようにしましょう。
登り道は切ったり外したりすることで侵入を防げます。
駆除のプロへの相談
アライグマに対する対策は自分で行うこともできますが、不安がある場合はプロに相談するのがベストです。
プロに相談するメリットとしては、以下のようなものがあります。
安全性
アライグマは人間を恐れない野生動物です。
近づくと噛んだり引っ掻いたりする可能性があります。
また病気や寄生虫などを持っている可能性もあります。
プロは適切な装備や技術を持っており、安全にアライグマを駆除することが可能です。
効果性
アライグマは賢くて用心深い動物です。
自分で行う対策では効果が出ない場合もあります。
プロはアライグマの習性や行動パターンを把握しており、効果的な対策を提案したり実施したりすることが可能です。
合法性
アライグマは鳥獣保護法管理法で保護されている動物です。
したがって許可のない捕獲や殺傷はできないので個人での対策方法は殺傷・捕獲を伴わないものに限られます。
参考:鳥獣の違法捕獲の防止
その点プロであれば法律や条例に従って、適切な方法でアライグマを処理することができます。
アライグマの駆除については私たちにお任せください!
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私たちは、アライグマの駆除のプロとして、被害状況に応じて適切な駆除プランをご提案します。
また適切な施工が可能です。
私たちは、以下のようなサービスを提供しています。
無料見積もり
お客様のご要望や被害状況をお伺いし、無料で見積もりを作成します。
見積もりには、駆除方法や費用や期間などが明記されています。
迅速対応
お客様からのご依頼を受けたら、迅速に現場に伺います。
アライグマの被害は早めに対処することが重要です。
私たちは24時間365日対応しており、できる限りで最もスピーディな対応をいたします。
確実施工
アライグマの捕獲や移動や処理などを確実に行います。
もちろんその際には法律や条例に従って、安全かつ効果的な方法でアライグマを駆除します。
再発予防
アライグマの駆除だけでなく、再発予防も行います。
また侵入経路の封鎖や、寄せ付けない環境作りなどのアドバイスや施工を行います。
除菌消臭
アライグマの糞尿や死骸などが残っている場合は、除菌消臭も行います。
専用の薬剤や機器を使って、細菌やニオイなどを除去します。
まとめ
アライグマは泳ぐことができるだけでなく、木登りも得意です。
しかし、穴掘りは苦手です。
身近にアライグマがいる際には早めに対策しなければなりませんが、一般の方が自力で駆除を成功させるのは至難の業です。
そこで、アライグマの駆除については私たち害獣BUZZがお力になります。
私たちはプロとして被害状況に応じて適切な駆除プランをご提案し、適切な施工を行います。
再発予防や除菌などのアフターケアも可能ですので、安心してお任せください。
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