ハクビシンはどんなニオイ?消臭や被害防止方法もプロが解説!
「最近、家の中で悪臭がするようになった……。偶然、家の近くでハクビシンを見かけたので、もしかしたらハクビシンが家の中に侵入しているのかもしれない」とお困りではないでしょうか。
ハクビシンが家の中に侵入して住みついてしまえば、独特のツンとしたアンモニアのようなニオイを発するようになります。ハクビシンのニオイによる被害は、放置していても解決することはなく、次第にエスカレートしていくため早い段階での対策が大切です。
そこで今回は、ハクビシンはどんなニオイを発するのか、害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。ニオイ被害の事例や糞尿に見られる特徴、被害の解決方法についても紹介していますので、原因不明の悪臭に悩まされている方はぜひご参考ください。
目次
ハクビシンによるニオイ被害の特徴
ハクビシンは、獣の糞尿でよくある独特のツンとしたアンモニアのようなニオイを発します。ハクビシンには自身の糞尿を隠したり清掃したりする習性がないため、時間が経つにつれて、そのニオイが蓄積されて非常に強まっていくのが特徴的です。
初めのうちはそれほど強いニオイを発しませんが、次第にニオイが強まっていき、最終的には人間が耐えられないほどの悪臭を発することになります。
家の中で異常に強い悪臭を感じた場合、ハクビシンの死骸が原因となっている可能性もあります。ハクビシンの死骸は、獣の糞尿とは異なる独特の悪臭を発します。腐ったチーズ・クサヤ・生ゴミなどのニオイが連想される腐敗臭を発するのが一般的です。
ハクビシンの死骸を発見したとしても、絶対に素手・防護具なしで触ってはいけません。ハクビシンには多数の病原菌やダニが寄生しており、死骸にはウジ虫やゴキブリなどが付着している可能性もあります。
これらは不潔であるというだけでなく、感染症を引き起こすおそれもあるため非常に危険です。ハクビシンの死骸の周辺には、ダニが生息していることも多いです。ご家庭でハクビシンの死骸を処理する場合、グローブやマスクなどを着用してから近づきましょう。
参考:東京都環境局「アライグマ・ハクビシンが媒介する主な感染症」
溜めフンによってニオイが強くなりやすい
ハクビシンには、糞尿を同じ場所に繰り返し排泄する「溜めフン」の習性が見られます。ハクビシンの存在を放置しておくと、1箇所に次々と糞尿が蓄積されてしまい、悪臭が強まる原因となります。
ハクビシンの「溜めフン」が見られる場所としては、家の庭やベランダ・屋根裏などが代表的ですが、中でも屋根裏には特に注意しましょう。目が届きにくい場所なので、何も対策を講じないと、気づかぬうちに多くの糞尿が溜まってしまいます。
ハクビシンの糞はダニやウジ虫などを引き寄せるうえに、ハクビシンは糞の上から尿をかけるため強烈な悪臭を放つようになります。さらに、屋根裏の腐食を引き起こし、最悪の場合は蓄積された糞尿の重みで天井板が抜け落ちるケースもあるのです。
ハクビシンが屋根裏に侵入すると、天井に糞尿によるシミが発生することがあります。家の中で悪臭がしていて、天井にシミが発生した場合、ハクビシンの糞尿が原因となっている可能性が高いです。
ハクビシンの糞尿の特徴
ハクビシンの糞尿は、独特の形状・見た目をしています。
糞の大きさは5~15cm程度で、長さはあるものの、細長く丸みを帯びた形をしています。ハクビシンは甘い果実・野菜を好むため、糞の中に種子が混じっていることが多いです。
ハクビシンは果実・野菜を主食とするため、彼らの糞自体は強烈なニオイを放つことはなく、むしろ甘い香りがすることさえあります。
しかし、ハクビシンは糞と尿を同じ場所にするため、尿の強烈なアンモニアのニオイが糞と混ざり合って、結果的には強い悪臭が立ち込めるのです。
糞の色は黄土色・こげ茶色などで、食べ物によって変わります。ハクビシンは果実や野菜だけでなく、昆虫や小動物なども食べる雑食性の動物であるため、色味だけでハクビシンの糞かどうかを判断することは難しいです。
ハクビシンのニオイを改善する方法
家の中や庭などで感じるハクビシンのニオイを改善する方法として、ご家庭で手軽に実施できるものは、害獣被害向けの消臭剤の使用が基本です。
消臭剤は、ホームセンターやネットショッピングなどで販売されています。ハクビシンのニオイがする場所に消臭剤を使用することで、一時的に悪臭を和らげることが可能です。
ハクビシンの独特の臭いに悩んでいる場合、まずは市販の消臭剤を活用してみるのも一つの手です。
ただし、消臭剤を使用しても、ハクビシンがいなくならない限り、ニオイによる被害はなくなりません。被害の再発を防ぐためには、ハクビシンを駆除する必要があります。
前述のとおり、ハクビシンはさまざまな病原体を持っており、むやみに近づくことは危険です。安全にハクビシンを駆除したい場合、専門の駆除業者に相談することをオススメします。
注意!ハクビシンの糞尿によるニオイ以外の被害
ハクビシンの糞尿はニオイ以外にも、以下のような被害をもたらすことがあります。
- 家の腐食
- 病原体による感染症の発症
ハクビシンは、複数の人獣共通感染症を媒介する可能性があると言われています。また、ハクビシンからはペットに重篤な感染症を引き起こす病原体も検出されているのです。
このように、ハクビシンの糞尿は、悪臭という精神的被害だけでなく、経済的被害や健康的被害にも注意しなければなりません。被害を抑えるためには、一刻も早くハクビシンの糞尿を処理する必要があります。
ハクビシンの糞尿を処理する際は、ゴム手袋・マスク・汚れてもよい服を着用し、適切な方法で処理しましょう。
糞を処理する際は、掃除機ではなくホウキを使用してください。掃除機のヘッド・ノズルに病原体が付着して感染してしまう危険があるためです。ホウキで集めた後は、アルコール、エタノールで消毒をすることが大切です。
このように、ご家庭での糞尿の処理は手間がかかるうえに、健康面でのリスクが伴います。安全かつスムーズにハクビシンの糞尿を処理したい場合、専門の業者に清掃を依頼することが望ましいです。
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まとめ
ハクビシンは、獣の糞尿でよくある独特のツンとしたアンモニアのようなニオイを発します。家の中にハクビシンの死骸がある場合、獣の糞尿とは異なる独特の強烈な悪臭を感じるでしょう。
ハクビシンのニオイを改善する方法としては、害獣被害向けの消臭剤の使用が一般的です。ただし、消臭剤を使用しても、ハクビシンがいなくならない限り、ニオイによる被害はなくなりません。
安全かつスムーズにハクビシン被害の解決を図りたいなら、専門の駆除業者に依頼しましょう。害獣BUZZでは無料の現地調査を実施しておりますので、「家の中で悪臭がしていて、ハクビシンが原因かもしれない」と思われている方は、お気軽にお問い合わせください。
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