イタチの嫌いなニオイは?上手く追い出すポイントもプロが解説
「家の中でイタチを見かけた……。まだ大きな被害は出ていないようなので、自力でどうにか対処したいが、どのような方法が効果的だろうか?」とお困りではないでしょうか。
イタチ対策の方法として、ニオイを使った追い出しを思いつく方がいます。では実際、イタチの嫌いなニオイは追い出しに有効なのかが気になるところです。
結論からいうと、イタチは漂白剤・木酢液・お酢などのニオイを苦手としており、上手く活用すれば家から追い出せる可能性があります。ただし、イタチの嫌いなニオイでは、家からの追い出し効果が期待できても、再発防止は難しいため注意しましょう。
今回は、イタチの嫌いなニオイを使った追い出し方法やメリット、注意点をプロ目線でわかりやすく解説します。被害を根本的に解決する方法も紹介していますので、今後イタチに悩まされないためにも、ぜひ本記事を参考にしてください。
目次
イタチは嗅覚が鋭くニオイ対策が効きやすい
イタチは嗅覚が発達している動物であり、ニオイを使った対策を行う人が多くいます。イタチの嫌いなニオイを把握し上手く活用すれば、イタチを家から追い出すことが可能です。
イタチを追い出すためには侵入経路にニオイを設置するのが基本ですが、イタチの巣の近くに設置するのが特に有効だとされています。イタチの巣が見つけられない場合は、巣を作りやすい屋根裏や床下などに置きましょう。
そのほか、イタチによる農作物の被害に悩まされている場合には、畑や田んぼの周りにイタチの嫌いなニオイのするものを仕掛けておけば追い払える可能性があります。
法律に違反しないというメリットもある
イタチの嫌いなニオイを使って追い出しを狙うだけであれば、法律に違反する可能性がないため、家庭でも気軽に試すことが可能です。
「鳥獣保護管理法」と呼ばれる法律によって、イタチをむやみに捕獲したり、駆除したりすることは禁止されています。未申請で許可なくイタチを捕獲・駆除すれば、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられてしまうため注意しましょう。
参考:環境省「狩猟制度の概要|野生鳥獣の保護及び管理」
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(最終改正:平成二六年五月三〇日法律第四六号)
イタチの嫌いなニオイ
イタチの嫌いなニオイとしては、主に以下が知られています。いずれのアイテムもスーパーやホームセンター、ネットショッピングなどで販売されており、簡単に入手できるでしょう。
- 漂白剤(カルキ)
- 木酢液
- お酢
- 燻製
一般的に、上記のニオイを不要な布やティッシュなどにしみ込ませて使う方法が取られています。液体を使用する場合は、スプレーボトルに入れて布やティッシュなどに吹き付ける方法も効果的です。
市販の忌避剤を使用するのもアリ
市販されているイタチ向けの忌避剤を使用するのも効果的です。イタチ向けの忌避剤としては、固形式やスプレー式、くん煙式などさまざまな種類があります。
固形式の忌避剤を使う場合、屋根裏や床下などイタチが住処にしやすい場所に設置するのが一般的です。
設置したい場所が狭くて固形式の忌避剤を置くのが難しいという場合には、スプレー式やくん煙式の忌避剤を使用すると、狙いの空間にニオイを充満させやすくなり、広範囲にわたり効果が期待できます。
ただし、スプレー式やくん煙式の忌避剤を使用する際は、家電や火災報知器などを事前にカバーしておく準備が必要になるほか、使用後に部屋にニオイが残りやすい点にも注意しましょう。
また、忌避効果のありそうな蚊取り線香もイタチの対策としては不十分なのであまりおすすめしません。
注意!ニオイで追い出すだけでは被害解決に不十分
前述のとおり、イタチの嫌いなニオイを使えば、家からの追い出し効果が期待できます。ただし、ニオイは時間経過とともに徐々に薄れていくことから、持続的な追い出し効果を期待するには、数日おきに新たにニオイをつけ直さなければなりません。
なお、ニオイが薄れないようこまめにつけ直していても、そのニオイにイタチが次第に慣れていくケースも想定されます。もしもニオイに慣れてしまえば、イタチは警戒心を抱かなくなり、追い出しの効果が発揮されません。
そのうえ、イタチによる被害を完全になくすためには、追い出した後で侵入経路を封鎖する必要があります。なぜなら、イタチは帰巣本能が強い動物とされていて、一度侵入した場所に何度も再侵入を繰り返す習性があるためです。
イタチの侵入経路の代表例
イタチの代表的な侵入経路として考えられている場所は、以下のとおりです。
- 屋根の隙間
- 通風口、換気扇
- エアコン導入部、室外機近くの壁穴
- 排水パイプ
イタチは3cm程度の隙間があれば侵入できてしまうため、上記の他にも予想できないような箇所から侵入を許してしまう可能性があります。
イタチが家に侵入すると、天井裏や床下などに棲みついて繁殖活動を繰り返します。夜行性のため、睡眠中に天井を走り回られて騒音被害に悩まされているご家庭も少なくありません。イタチが天井を動き回ることで、天井に穴が開いたり歪んだりするケースも見られます。
イタチの糞尿やエサとして捕獲してきた小動物の死骸などが強烈な悪臭を放ち、害虫発生につながる点にも注意が必要です。
このようなイタチ被害を完全に解決するためには、侵入経路をすべて封鎖しなければなりません。とはいえ、自力で侵入経路を漏れなく探し出して封鎖することは非常に難しいです。
家庭での対策に不安があるならば、イタチ駆除の専門家に相談しましょう。
イタチ駆除については私たちにお任せください!
確かに、イタチの嫌いなニオイを使った対策には一定の追い出し効果が期待できます。しかし、ニオイの活用だけでは、イタチを確実に追い出せるわけではないうえに、再び侵入されるリスクは避けられません。
確実かつ安全にイタチ被害を解決したい場合は、「追い出し」と「侵入経路の封鎖」を徹底することが大切といえます。これらを徹底するにあたって、オススメしたい手段は専門家による施工です。
当社のサービス「害獣BUZZ」では自社施工を手掛けており、問い合わせ・施工・アフターフォローに至るまで常にしっかりと相談対応させていただきます。
専門的な視点と技術により、イタチ被害が再発しない効果的なサービスを提供可能です。効果のある駆除を早めに行うことで、心身への負担を減らせるでしょう。
もちろん、お客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案いたします。ささいな違和感へのご相談はもちろん、実際の被害によるお悩みのサポートまで幅広く対応可能です。イタチ被害でお困りの方や、不安に感じている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
まとめ
イタチの嫌いなニオイを上手に活用すれば、イタチ対策としてある程度の効果が期待できます。ただし、ニオイは時間経過とともに徐々に薄れていく点や、イタチがニオイに慣れてしまうおそれがある点には注意が必要です。
イタチを完全に駆除するためには、追い出しと侵入経路の封鎖が求められます。イタチが家の中にいる状況が長引けば、ご自身だけでなく子どもやペットにとっても悪影響が及びかねません。
イタチの駆除については、法律が絡む専門領域です。イタチ被害を確実かつ安全に解決するには、早い段階から専門家に相談することが最も効率的かつ効果的といえます。イタチ被害でお悩みの方は、ささいな相談でもお気軽にお問い合わせください!
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