アライグマ対策に木酢液が人気!有効な理由や駆除方法をプロが解説
アライグマ対策に木酢液をお考えですか?
木酢液は自分で対策できるうえに、安価に入手可能なのでアライグマ対策としてポピュラーな手段です。
しかし木酢液の対策のみでは完全な対策とは言えません。
そこで本記事では木酢液がアライグマに有効な理由と、駆除方法についてプロ目線で詳しく解説します。
庭で「アライグマを見かけた!」という方や、「アライグマがいるかも……」という方は本記事の内容を今後の対策に活かしていただければ幸いです。
目次
アライグマ対策に使われる木酢液とは?
木酢液とは、木炭をつくるときに発生する蒸気を冷やして、液体にしたものです。
量やメーカーごとの品質によって価格は異なりますが、原液1Lで安価なものなら500円前後から、高価なものだと3000円程度のものまであります
アライグマ対策に木酢液が有効な理由
木酢液がアライグマ対策に有効な理由は、木酢液のニオイが山火事のような独特のニオイを発するからです。
本来山林が生息地域であるアライグマにとって、山火事は生命を脅かす危険事態と言えます。
そのため危険を回避するために山火事のニオイ、すなわち木酢液のニオイを嗅ぐと逃げ出します。
ニオイによる対策なのでわかりやすく、気楽に行いやすい点についてはメリットだと言えるでしょう。
木酢液でアライグマ対策を行う方法
ここでは実際に木酢液でアライグマ対策を行う方法を解説します。
まずアライグマ対策で気をつけるべきポイントは、ニオイの発生源を地際に置くということです。
なぜならアライグマのような四足歩行の動物は鼻を地面に近づけて歩くので、地面よりも高い場所に設置してしまうと効果が発揮されないからです。
よってニオイの発生源は床・地面のあたりに置くことをオススメします。
木酢液の設置例
具体的な木酢液設置の例を紹介します。手順としては下記の2つです。
- ペットボトルに規定の量の木酢液を入れる
- 3~5m間隔でペットボトルの口だけ地表に出るように地面に埋める
またこの方法のメリットとしては以下が挙げられます。
- 補充の際につぎ足しやすい
- 蓋をしておけば保存しやすい
このように設置する際にメンテナンスの手間を少なくすることで、効果のムラや作業自体のストレスを減らせます。
ご自身に負担のないやり方で地道に続けていきましょう。
木酢液によるアライグマ対策の注意点
木酢液はアライグマが嫌うニオイを発するので、忌避剤として有効です。
ただしニオイによる追い出しゆえに注意点があります。
そこでここでは、木酢液によるアライグマ対策の3つの注意点を述べていきます。
1週間程度を目安に散布しなおす
木酢液は1週間程度を目安に散布しなおす必要があります。
なぜなら木酢液のニオイが薄れるからです。
特に直接土に散布する場合は木酢液の成分を土が分解してしまい、効果が薄れる可能性があります。
よってニオイをこまめにチェックして薄れているようでしたら、用法用量を守りながら散布しなおしましょう。
雨が降ったら散布しなおす
雨が降った場合も、木酢液を散布しなおす必要があります。
なぜならば雨が降ると木酢液が水に流され、効果がなくなるからです。
また木酢液の設置例で説明した方法を利用する場合は、ペットボトルに水が入ってしまうと希釈されてしまうので、天気予報などを気にしてこまめに蓋をしましょう。
アライグマがニオイに慣れるおそれがある
アライグマは嗅覚が鋭い動物ですが、アライグマ自身が木酢液のニオイに慣れてしまえば効果はなくなってしまいます。
また一言にアライグマといってもそれぞれ個体差があります。
そのため木酢液では最初から効果がない可能性もゼロではありません。
ニオイによる対策を長続きさせたいなら、木酢液以外も取り入れるのも良いでしょう。
以下のようなニオイもアライグマは苦手としています。
- 唐辛子やワサビなどの辛いもののニオイ
- ハッカのニオイ
- シナモンのようなハーブ系のニオイ
またさらに効果があるとされている忌避剤が、ウルフピー(オオカミの尿)です。
動物にとって尿とはナワバリを示すものであり、さらにオオカミはアライグマの天敵です。
そのためオオカミの尿のニオイがしている場所に、アライグマは寄りつかなくなります。
しかも天敵のニオイは遺伝子に刻まれた情報なので、ウルフピーのニオイにアライグマは慣れにくいです。
参考:天敵の匂いを忌避する行動は先天的に決められていることを証明
ただし、注意点もあります。生のオオカミの尿なので、強烈なニオイがするところには注意しなければなりません。
使用の際は近隣住民の迷惑にならないように気をつけましょう。
以上のように注意点もいくつかあるので、不安ならぜひ一度お気軽にご相談ください。
アライグマを追い出すだけでは被害が再発しやすい
木酢液をはじめとした忌避剤はアライグマの追い出しに効果がありますが、実は追い出すだけでは被害が再発してしまいます。
アライグマは一度侵入した場所にはまた戻ってくるからです。
よって追い出しと併せて、アライグマの侵入経路を封鎖することが重要です。
特に以下のような場所は気温が安定しているうえに、エサとなる虫や小さな動物も入り込みやすいので、侵入して巣を作ってしまう可能性もあります。
- 屋根裏・軒下
- 床下・基礎
またアライグマは手先が器用で力が強いので、障害物を噛んだり、無理矢理こじ開けたりして侵入してきます。
対策する際は金網やパンチングメタルなど、壊れにくく、しっかり固定できるものを使用するようにしましょう。
アライグマ駆除については私たちにお任せください!
木酢液では以下のような理由で完璧な対処は難しいです。
- 追い出しに関しては木酢液のニオイに慣れるかもしれない
- 侵入経路封鎖に関しては一般の方では漏れが出やすい
またアライグマは外来生物法で定められた特定外来生物かつ、鳥獣保護法で保護されている動物です。
そのためアライグマの駆除には自治体の許可や狩猟免許が必要になります。
よってアライグマ駆除は専門業者に頼むのがセオリーであり、ベストの選択と言えます。
害獣BUZZでは専門的な視点と技術により、アライグマ被害が再発しない効果的なサービスを提供可能です。
もちろん、お客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
アライグマの被害を放っておくと
- ゴミが荒らされる
- 家屋内が糞尿で汚される
- 足音がストレスになりノイローゼに発展する
- 家屋のあらゆる箇所が壊される
- ノミやダニの繁殖により衛生環境が悪化し病気になる
などの事項につながるリスクが高いですが、早めに駆除することで被害の発展は防げます!
アライグマ駆除については私たちにお任せください!
まとめ
アライグマ対策に木酢液が有効な理由や駆除方法について解説しました。
木酢液はアライグマ対策に有効ですが、それはあくまで追い出しに関してです。
アライグマは一度侵入した場所には、あらゆる経路から再侵入してきます。
よって追い出しと併せて侵入経路封鎖を行うことで、ようやく完全なアライグマ対策と言えます。
またアライグマの侵入経路封鎖や、取り扱いに関しては専門家の力が必要不可欠です。
アライグマの侵入を疑うサインを見つけたら、早い段階から専門家に相談して不安を解消しておきましょう。
ささいな相談でもお気軽にお問い合わせください!
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