換気口のコウモリ対策は?駆除に有効な方法をプロが解説!
「家の換気口にコウモリがいるようでビックリした。早く対策したいが、どうすれば良いのか分からない」とお困りではないでしょうか?
コウモリが換気口にいると、糞や鳴き声による被害が発生することがあります。コウモリの糞を放っておくと害虫が発生する原因にもなるため、換気口で見かけたら一刻も早く対策することが大切です。
そこで今回は、換気口のコウモリ対策として有効な方法を害獣駆除のプロ目線で分かりやすく解説します。合法的な駆除方法やプロの業者に依頼するメリットも紹介していますので、換気口にいるコウモリに悩まれている方は、ぜひご参考ください。
目次
コウモリが換気口に住み着くことは珍しくない
コウモリが家屋の換気口に住み着いているところを見て驚かれる方は多いですが、決して珍しいことではありません。
なぜなら、換気口はコウモリにとって理想的な隠れ家であるためです。換気口は暗く静かで、なおかつ屋外と比べて温度が安定していることから、多くのコウモリが安全な休息場所として使用しています。
もしも換気扇の中から鳴き声が聞こえてきたり、周囲に糞が落ちていたりする場合、コウモリが住み着いている可能性が高いでしょう。
前述のとおり、快適な環境であることから、放置していてもコウモリが自然と換気口から出ていくことは基本的にありません。コウモリが換気口にいる場合、被害の発生・拡大を防ぐには、追い出すために対策が求められます。
換気口のコウモリに有効な対策
換気口にコウモリがいて困っている場合、以下の順番で対策を講じることが望ましいです。
- コウモリを忌避剤で追い出す
- 換気口やその周辺を掃除する
- コウモリが入り込まないようにする
それぞれ方法について詳しく解説しますので、ご家庭でのコウモリ対策にお役立てください。
コウモリを忌避剤で追い出す
換気口にいるコウモリを追い出すために、家庭で手軽に対策を行いたい場合、忌避剤の使用が効果的です。
コウモリを換気口から追い出したい場合、スプレータイプの忌避剤を選ぶことがオススメです。スプレータイプの忌避剤は、換気口やシャッターの隙間など、狭い空間でコウモリ対策を講じる場合に適しています。
コウモリの嫌いなハッカのニオイがするアイテムが多く、噴射した場所からコウモリを外に追い出す効果が期待できます。ハッカのニオイが強いため、使用時はマスクとゴーグルを着用しましょう。
スプレータイプの忌避剤は、1,000円〜2,000円程度の費用で手軽に購入できます。ただし、ニオイの持続時間は3〜6時間程度と比較的短いため、継続的に対策したい場合はこまめに使用しなければなりません。
換気口やその周辺を掃除する
換気口にコウモリが侵入していた場合、その内部や周辺には糞が蓄積しているケースが多いです。
コウモリの糞を放置しておくと、悪臭が発生するおそれがあります。また、コウモリの糞は病原体や寄生虫などを含んでいる可能性があり、ご自身やご家族の健康を害するおそれもあるのです。
そのため、忌避剤でコウモリを追い出したら、コウモリの糞をキレイに掃除しましょう。掃除するときは、感染リスクを避けるため、マスクや手袋などを着用し、消毒液や水で濡らした布などを使って拭き取ることが望ましいです。
コウモリが入り込まないようにする
コウモリが換気口に侵入するのを防ぐための有効な対策の一つに、侵入経路の封鎖があります。
侵入経路の封鎖としては、金網やパンチングメタルの設置が効果的です。換気口にコウモリが通り抜けられないサイズの網目(目安は1cm以下)の金網・パンチングメタルを設置することで、コウモリの侵入を防げます。換気口の周囲にある小さな隙間も侵入経路となり得るため、併せて塞いでおくことが重要です。
金網やパンチングメタルは、錆びにくいステンレス製のものを選ぶことをオススメします。購入費用としては2,000〜3,000円台が大まかな目安で、ネットショッピングサイトやホームセンターなどで購入することが可能です。
また、コウモリを内部に入れないためには、換気扇をこまめに使用することも望ましいです。定期的に忌避剤を使用し、身近にコウモリを寄せ付けないようにすることもオススメできます。
注意!コウモリの駆除は追い出しのみOK
ご家庭でコウモリ対策を行う際、法律に遵守した方法を採用することが大切です。
コウモリは鳥獣保護管理法の保護対象に指定されており、無許可での殺傷・捕獲が禁止されています。この規定に違反すると、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金に処せられてしまいます。
ご家庭にて自力で駆除を行う場合、コウモリを傷つけることのない忌避剤を用いた追い出しの方法を採用するのが基本です。とはいえ、忌避剤の使用には、必ずしも効果があるという保証はありません。
コウモリ対策に慣れていない方が行うと失敗する可能性も高いです。ご家庭での対策に不安があれば、「害獣BUZZ」までお気軽にご相談ください!
換気口にコウモリが住み着くことによる被害
コウモリが換気口に住み着くと、さまざまな形でご自身やご家族、建物などに被害を及ぼすおそれがあります。想定される被害を理解しておき、一刻も早く対策を講じることが大切です。
換気口にコウモリが住み着くことにより生じる主な被害は以下の2つです。
- 騒音被害
- 糞尿被害
それぞれの被害内容について、順番に詳しく解説します。
騒音被害
コウモリが換気口に住み着けば、ご自身やご家族の住む家庭の中で活動することになります。コウモリの鳴き声や物音などの騒音で、生活に悪影響が及ぶおそれがあります。
コウモリは夜行性で、夜間に活発に動き回る動物です。コウモリが発する羽ばたきの音や鳴き声などが、特に静かな夜間に煩わしい音として聞こえることがあります。コウモリによる騒音は、睡眠の質を低下させる形で、人間の日常生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
糞尿被害
コウモリが換気口に残した糞尿は、悪臭による精神的苦痛だけでなく、健康面でのリスクや建物の損傷などの被害をもたらしかねません。
害獣駆除のご依頼をいただく中で、糞のニオイ被害からコウモリが家に住み着いていることに気が付いたというご家庭は多くあります。コウモリには同じ場所に糞尿をする「溜め糞」の習性があります。一箇所に糞が蓄積すると、強いニオイを発しやすいです。
また、コウモリの糞尿には、細菌や病原体が含まれているおそれがあります。例えば、コウモリの糞にはヒストプラスマ症と呼ばれる病気の原因となる微生物が含まれていることがあり、人間が吸い込むことで感染症にかかる危険があることが分かっています。
さらに、コウモリの糞尿に含まれる酸性成分が建材を腐食させ、建物の劣化を早める危険性もあります。糞尿の放置により、建物の修理費用がかさんでしまうおそれがあるため、できる限り早い対策が望ましいです。
コウモリの駆除については私たちにお任せください!
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コウモリ駆除実績が豊富なプロフェッショナルとして、現地調査をもとにお客様一人一人の被害状況を把握したうえで、最善の駆除プランをご提案し、適切な施工サービスを提供させていただきます。
当社では自社施工を手掛けており、コウモリの駆除作業から再発防止策、清掃・除菌をはじめとするアフターフォローに至るまで、一貫して丁寧に対応することが可能です。
当社では徹底した再発防止にもこだわっており、多くのケースでサービスに保証をお付けしております(保証期間は築年数や施工内容などにより異なりますので、現地調査時にお伝えします)。
ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応可能です。換気口のコウモリにお困りでしたら、時間を置かずに「害獣BUZZ」までお問い合わせください。
まとめ
換気口は、コウモリにとって理想的な隠れ家です。基本的に、放置していても自然に換気口から去ることはないので、ご家庭で対策する際は忌避剤で追い出すことをオススメします。
コウモリを追い出した後は、換気口やその周辺を掃除し、コウモリが入り込まないようにする対策を講じることが大切です。
以上が、ご家庭にて自力でコウモリ対策を行う際の流れですが、いずれも確実に行うことは難しいため、不安があればプロの駆除業者に依頼しましょう。
害獣BUZZでは無料の現地調査を実施しておりますので、「換気口にコウモリがいるかもしれない」「コウモリの存在が怖いので、一刻も早く対策してほしい」と思われている方は、お気軽にお問い合わせください。
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