ネズミ駆除の方法をプロが解説!簡単なやり方も丁寧に解説します! 

ネズミ駆除の方法をプロが解説!簡単なやり方も丁寧に解説します! 

「ネズミがいるかもしれない」

このように感じた時点でネズミ対策にすぐに取り掛かるべきです。

ネズミは繁殖力が強く、ネズミ被害を放置すると、あっという間に悪化してしまいます。

ではネズミ対策は何から始めれば良いのかが気になるところ。

本記事ではネズミ駆除の各方法の概要から、注意点、詳細までわかりやすく解説します。

本記事の内容をぜひ、駆除方法の検討にお役立てください。

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ネズミ駆除のための3ステップ

ここではネズミ駆除を3つのステップに分けて説明します。

各ステップにおけるポイントは、記事後半で解説しておりますのでそちらもご参照ください。

ネズミを家からいなくする

ネズミを家からいなくするには、ネズミの数を減らす方法と追い出しの2つがあります。

数を減らすには、粘着シートで捕獲したり毒餌で殺してしまったりという方法が挙げられます。

追い出しに関しては忌避剤のようなグッズを使うことに加え、ネズミにとってメリットのない環境にすることも重要です。

人間の住居はネズミにとっては、以下3つの好条件が揃っています。

  1. 食料に困らない
  2. 巣作りの材料に困らない
  3. 繁殖後に天敵がいない

天敵に関しては、忌避剤に天敵であるネコのニオイのものが市販されているので、そちらでの対策になりますが、1と2に関してはご自身で家の中を整備する必要があります。

具体的には餌となるものは片付けることと、巣の材料をネズミに触れさせないことが重要です。

詳しくはこちらの記事をご参照ください。

ネズミの糞尿をキレイにする

ネズミが家に侵入してしまった場合、糞尿も発生します。

特にネズミは移動しながら排泄する習性があるので、住み着いてしまった場合に掃除をするのは大変です。

詳細な注意点については後述のネズミの死骸や糞尿を掃除する際の注意点でも述べていますのでご参照ください。

ネズミが家に入らないようにする

ネズミを家にいない状態にできたら、次はネズミが家に入らないようにする必要があります。

なぜならばネズミには帰巣本能があり、一度侵入したところには再侵入を繰り返すからです。

具体的な対策としては、ネズミの侵入経路を漏れなく封鎖する必要があります。

こちらについても後述のネズミの侵入経路を封鎖するポイントで詳細を解説しますのでご参照ください。

家にネズミをいなくするための駆除グッズ

家にネズミがいなくなるようにするためのグッズには、下記の2通りのタイプがあります。

  1. 捕獲や殺処分を行うタイプ:粘着シート、毒餌、捕獲器・トラップ
  2. ネズミをニオイや成分で家から追い出すタイプ:忌避剤

それぞれのグッズについて解説していきます。

粘着シート

粘着シートはネズミを捕獲する対策グッズです。

ネズミがかかっているという実感が得られる反面、捕まえたネズミの処分がつきものになります。

また子どもやペットが間違えて踏んだ場合や、粘着力が弱くてネズミが脱出してしまった場合は、粘着成分が部屋中に広がってしまうので掃除が必要になるでしょう。

詳しくは下記記事をご参照ください。 

毒餌

毒餌は文字通りネズミにとって有害で毒になる餌でネズミを弱らせていく方法です。

ネズミ駆除の毒餌には形状(固形or粉末)や、効き目(即効or蓄積)などさまざまなものがあります。

ご自身の状況に合わせてそれぞれ適切なタイプの毒餌を選ぶことで、効果と効率性が変わります。

詳しくは下記記事をご参照ください。

捕獲器・トラップ

ネズミの捕獲器・トラップにはカゴ式・バネ式・踏み板式の3種類があります。

それぞれのメリット・デメリットは下記の通りです。

捕獲器・トラップの種類メリット    デメリット
カゴ式・カゴのサイズが大きいので、大きいネズミも捕獲可能

・防さびや防腐加工済みのものが多く耐久性が高い
・サイズが大きく置く場所が限られる

・光を反射しやすいものだと、ネズミの警戒心を高めてしまう
バネ式・捕獲時にバネの衝撃でネズミが死ぬことが多く、自分で殺さなくて済む

・サイズバリエーションが豊富で、置き場所に自由が利く
・ネズミの体が激しく損傷することもあり、処理の際に生々しい光景やニオイに悩みやすい

・体長の大きいネズミは挟めない可能性もある
踏み台式・プラスチック製のものが多く、錆びる心配がない

・ネズミを捕獲したあとの持ち運びが簡単である

・狭い道を好んで通るネズミの習性を利用していて、警戒されにくい
・製品によっては餌の設置がしづらいものもある

・小型のネズミしか捕まえられない

大きいサイズのネズミであればカゴ式。小さいサイズのネズミであれば、バネ式もしくは踏み台式の捕獲器がオススメです。

また捕獲したまま持ち運びたい場合は、踏み台式がベストです。

ネズミの大きさについては糞の特徴でどの種類か予想をつけて、判断すると良いでしょう。

糞の特徴については下記記事で紹介しています。ご参照ください。

忌避剤

忌避剤は、ネズミが嫌がる特定のニオイや成分を発する薬剤です。

くん煙タイプやスプレータイプ、ジェルタイプ、固形タイプなどさまざまな種類があり、ニオイや成分にはネズミが嫌がる唐辛子の辛味成分(カプサイシン)やハーブ、猫のニオイなどがあります。

また忌避剤のメリットとしては自宅内でネズミの死骸が発生しないことが挙げられますが、デメリットとして上記の方法より効果が弱く、実感しづらいといった一面があります。

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ネズミの死骸や糞尿を掃除する際の注意点

ネズミの死骸や糞尿を掃除する際には、どちらも必ずマスクと手袋を着用のうえ糞尿には直接触れないようにしましょう。

理由としてネズミの体表には大量のノミや、ダニ、病原菌が付着しており、糞尿にもさまざまな病原体がいることが挙げられます。

したがってネズミに直接触れると、下記のような感染症になる可能性があります。

感染経路原因菌感染症潜伏期間主な症状
病原体からの感染E型肝炎ウイルスE型肝炎ウイルス平均6週間肝機能障害、肝肥大、肝炎、黄疸、発熱、腹痛
サルモネラ菌サルモネラ症5~48時間下痢、腹痛、発熱
レプトスピラ菌レプトスピラ症約2週間発熱、頭痛、腹痛、筋肉痛、黄疸、出血、腎障害
チフス菌腸チフス 7~14日腹痛、発熱、頭痛、下痢、便秘、血便、バラ疹様皮疹
ハンタウイルス腎症性出血熱約2週間発熱、頭痛、背中の痛み、皮膚の発赤、黄疸、出血、腎障害
ノミやダニからの感染ペストペスト菌2~7日頭痛・悪寒を伴った高熱
ツツガムシ病ツツガムシ5~14日全身の倦怠感、頭痛、発疹、高熱、髄膜脳炎・多機能不全

参考:Ⅲ 被害の実態 – 東京都福祉保健局

ハンタウイルス肺症候群とは – 厚生労働省-戸山研究庁舎

ツツガムシ病とは – 厚生労働省-戸山研究庁舎

これらの感染症にかからないためにも、念を入れておくことに越したことはありません。

マスク・手袋着用は大前提として下記の点にも注意しましょう。

  1. ネズミ死骸処理の際には、袋を二重以上にして燃えるゴミとして処理する
  2. 糞尿掃除の際には、湿らせた布で拭き取り、乾拭きしてから消毒する
  3. ネズミの糞が大量に落ちていても掃除機の使用はNG

掃除機に関しては、手間ですが掃除機自体に病原体が付着し、部屋に広がるのを防ぐため守る必要があります。

ネズミの侵入経路を封鎖するポイント

ネズミ被害を再発させないために、忘れず侵入経路を封鎖しましょう。

そこでここではネズミの侵入経路を封鎖するポイントを解説します。

よくある侵入経路からチェックする

ネズミの侵入経路として一般的な例は下記の通りです。

  • 壁の割れ目
  • 屋根の隙間
  • 換気扇
  • 住居と基礎の隙間
  • エアコン、トイレや浴室の配管
  • 通気口

ネズミは基本的にはコイン1枚(1.5〜3㎝)程度の大きさの隙間があれば、どこでも侵入できてしまいます。

したがって屋内と屋外をつなぐ隙間であれば全て侵入経路とみなして、金網やパンチングメタルなどで塞いでおくことをオススメします。

また侵入経路を塞ぐ際のこれらの道具も、目が細かくすり抜けられないもの、強行突破されない頑丈なものを選びましょう。

ラットサインを見つける

ラットサインとはネズミが通った痕跡のことです。

例えば下記が挙げられます。

  • 壁や柱に残る黒い線のようなこすり跡
  • ネズミの糞尿
  • ネズミのかじった跡
  • 足跡

ラットサインについては下記のサイトで詳しく説明しているのでこちらもご参照ください。

ネズミは体長が小さいのでラットサインも、非常に小さいです。

ただしキッチンのようなネズミの餌が豊富な場所ではネズミの発育が促され、わかりやすいラットサインが見つかる可能性もあります。

しかし裏を返せば大きなラットサインはネズミが住み着いている証拠とも取れるので、このような場合は自力ではなく専門家への相談を強くオススメします。

プロの業者にネズミ駆除を依頼するのもオススメ

自力での対策や注意点について解説してきましたが、実は自力での対策には被害の再発のケースも散見されます

なぜならネズミの行動を一般の方が予測するのは難しく、対策箇所に漏れがでてしまうリスクがあるからです。

そこで安全性と確実性を重視してプロの業者に依頼するのもオススメです。

駆除業者を選ぶ際には以下の点に注意して選びましょう。

  • 見積もりの内訳が明確であること
  • 長期の保証期間制度があること
  • 実績やお客様の声があること
  • 作業後の再発保証があること

ちなみに当社害獣BUZZは上記の面についてクリアしているのはもちろんのこと、害獣駆除協会に所属しており、協会オリジナルの安心安全で駆除効果の高い薬剤を使用しています。

業者に依頼するか迷われている方であれば無料の現地調査のみも可能です。

まずは気軽にお問い合わせください。

ネズミ駆除については私たちにお任せください!

ネズミを追い出して被害をなくすのは、実際に自力でやってみるとかなり難しいもの。

お客様の中には何度もネズミに再侵入されて、依頼前にネズミの繁殖がかなり進んでしまった方もいます。

その点プロの手で侵入経路を封鎖する方が、成功率も効率性も確実で安心です。

実は市販のものをいろいろ試すより、意外とコストがかからなかったというケースも多々あります。

害獣BUZZでは、ネズミ被害が再発しない効果的なサービスをお客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案します。

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まとめ

ネズミ駆除の際に自力で行える対策は大きく分けて以下の3つです。

  1. 捕獲・駆除
  2. 追い出し
  3. 侵入経路封鎖

自力で行う際には、衛生管理に充分注意して感染症にかからないように注意しましょう。

また自力で行うこと自体が不可能ではありませんが、再発防止まで見据えた対策となると自力のみでは難しいでしょう。

特に侵入経路封鎖に関しては、ネズミの侵入経路を漏れなく特定するのに専門家の知識と経験が必要になってきます。

不安な場合はお早めに専門家への相談をオススメします。

この記事を書いた人

Osuo

害獣BUZZ編集部の押尾です! 無駄のない情報ではあるものの、読者の方が知りたい以上の情報を伝えることを心がけて記事を書きます。 卓球とビールが大好きです! 卓球をした後に、ビールを飲む瞬間はとても幸せになります。

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