ネズミが飲食店に出たらすぐに対策すべき!理由や対処法を解説!

ネズミが飲食店に出たらすぐに対策すべき!理由や対処法を解説!

「飲食店を経営しているが、自分の店舗で最近ネズミを見かけた……。このままでは良くないと思っているものの、どのように対策すればよいのか分からない」とお困りではないでしょうか。

ネズミが持っている菌が料理に混ざれば、食中毒を引き起こすリスクがあります。集団の食中毒が発生すれば、飲食店が保健所に営業停止を命じられることもあるでしょう。

また、ネズミは、飲食店の存続だけでなく、お客様やスタッフの健康を脅かすおそれがあります。ネズミを見かけたら、一刻も早く対策を講じましょう。

今回は、ネズミが飲食店に出たらすぐに対策すべき理由や具体的な対処法を分かりやすく解説します。日常的な予防方法や効果的な再発防止策についても紹介していますので、ネズミに悩まされている飲食店経営者の方は、ぜひ本記事をご覧ください。

0120-987-601

ネズミが飲食店に出たらすぐに対策すべき理由

ネズミが飲食店に出たらすぐに対策すべき理由

ネズミが飲食店に出たら、すぐに対策を講じるべきです。その理由を具体的に挙げると、以下の4項目に分けられます。

  • お客様に健康被害が出る
  • 風評被害によって今後の売上が落ちる
  • ネズミが食材を使えなくする
  • ネズミによって店舗の劣化や漏電被害が発生する

それぞれの理由を詳しく把握し、ネズミ対策を徹底しましょう。

お客様に健康被害が出る

あなたの飲食店をお客様が訪れる理由の一つに、安心して美味しい食事を楽しむことが挙げられます。しかし、ネズミが店内に出没すれば、その安心感が大きく損なわれることになるでしょう。

ネズミは、さまざまな病原体を持っている動物です。病原体が食材や調理器具に移ると、食中毒や感染症の発症リスクが高まります。

例えば、サルモネラ菌は生肉や生卵にしばしば見られる菌で、食中毒の原因として知られています。サルモネラ菌はネズミにも存在しており、ネズミが料理に触れたり、ネズミのフンが食材に混じったりすると、お客様は食中毒のリスクにさらされるでしょう。

ネズミによる健康被害は、病原体だけでなくダニがもたらすこともあります。特に注意したいのが、イエダニです。もともとイエダニはネズミの血を吸って生きていますが、ネズミから人間に移ることもあります。

イエダニに刺されると、かゆみや腫れが数日間続くおそれがあります。ダニのフン・死骸を吸い込むことで、ぜんそく・アトピー性皮膚炎といったアレルギー疾患を引き起こす原因にもなるでしょう。

以上のような健康被害が想定されることから、お客様をはじめ従業員・店主自身の健康を守るためにも、飲食店にネズミが入らないよう注意することが非常に重要です。

参考:東京都福祉保健局「Ⅲ 被害の実態」
   東京都福祉保健局「ネズミ・生活害虫の対策」
   田辺三菱製薬「【虫刺され】『ダニ』に刺されたらどうすれば?症状、対策、予防法を解説」
   医療法人社団 杉本クリニック「秋こそダニ対策 フン・死骸 増えるアレルギー」

風評被害によって今後の売上が落ちる

飲食店は、清潔さや安全性が直接的にお客様の信頼・リピートにつながるという特徴があるお店です。ネズミが店内で発見されると、その情報が瞬く間に口コミやSNSで拡散するおそれがあります。

現代は、一つの出来事が瞬時にSNSを介して拡散される時代です。ネズミの発生情報がネット上に出ると、お客様が飲食店を避けるようになることが想定されます。一度悪い噂が立てば、それを払拭するのは決して容易ではありません。

ネズミを目撃したり、その噂を聞いたりしたリピーターが安全性を疑問視し、お店の再訪を控えるケースもあるでしょう。新規やリピーターのお客様の減少は、飲食店の収益に大きな打撃となる可能性があります。

これまで築いてきた信頼が一度失われると、回復には長い時間とコストがかかることが多いです。飲食店の未来とお客様からの信頼を守るためにも、ネズミ対策を怠らないよう心掛けましょう。

ネズミが食材を使えなくする

飲食店において、食材は最も大切な資源の一つです。新鮮かつ安全な食材を提供することはお客様に対する最大の約束であり、その信頼を守ることが飲食店を経営するうえで大きな基盤となります。しかし、ネズミが店内に出没すると、この大切な食材が使えなくなるリスクが高まるでしょう。

飲食店に侵入したネズミは食べ物を求めて店内を徘徊します。ネズミに食材を食べられたり、噛まれたりすれば、食材をお客様に提供できなくなる事態に陥るのは避けられません。

前述のとおり、ネズミは病原菌を保有しており、食材に移ることで食中毒の原因となります。ネズミが食材に触れるだけで、その食材は使えなくなる可能性が高いです。

ネズミに汚染された食材は廃棄を強いられ、新たに食材を仕入れる必要が出てきます。予期せぬ経費がかさみ、経営にも悪影響を与えかねません。

ネズミによって店舗の劣化や漏電被害が発生する

飲食店の経営者として、食材やサービスの質を保つだけでなく、店舗自体のメンテナンスも欠かせません。しかし、ネズミの侵入により、店舗の品質や安全性が直接脅かされる可能性があります。

ネズミは歯が伸び続けるため、常にさまざまなものをかじって歯を削ります。壁・床・天井などの建材をかじられることで、店舗の劣化が早まるリスクがあるでしょう。特に木造の店舗では、ネズミによるダメージが深刻になりやすいです。

ネズミは電線もかじるため、電気設備が損傷し、短絡・火災・漏電のリスクが高まります。これらのトラブルの発生は、お客様や従業員を危険にさらすだけでなく、大きな経済的損失も招きかねません。

ネズミが出た場合に飲食店が行うべきこと

ネズミが出た場合に飲食店が行うべきこと

前章で説明したとおり、飲食店にネズミが出たらさまざまな被害の発生が想定されます。被害を最小限に食い止めるためにも、一刻も早く対策を講じなければなりません。

具体的に、ネズミが出た場合にまず飲食店が行うべきことは、以下の2つです。

  • 専門の駆除業者に相談する
  • お客様やスタッフに誠意のある対応を行う

それぞれ、飲食店が行うべきことを順番に解説します。

専門の駆除業者に相談する

ネズミが飲食店に出たときの対策は、自力で行うことも可能です。ただし、飲食店にネズミが侵入したときの影響は衛生面だけでなく、店舗のブランドイメージや顧客の信頼など、多岐にわたります。

飲食店を経営するうえで、ネズミ被害の対応を遅らせることは非常に大きなリスクです。最も確実かつ迅速な方法でネズミに対処するために、専門の駆除業者に相談することをオススメします。

プロの駆除業者は専門的なノウハウを持っており、迅速にネズミ対策を講じることが可能です。時間を無駄にすることなく、問題を速やかに解決できるため、被害を最小限に食い止められるでしょう。

お客様やスタッフに誠意のある対応を行う

飲食店でネズミが確認された場合、即座の駆除対策だけでなく、お客様やスタッフへの適切な対応も欠かせません。

飲食店として最も大切なのは、お客様やスタッフからの信頼です。ネズミの発見が隠されると、それが露見した際の信頼喪失は計り知れません。正直に事実を認め、お客様やスタッフに事実を伝えることが大切です。

ネズミの侵入は衛生的な問題だけでなく、店舗の信頼性に関わる重要な問題といえます。お客様やスタッフに深く謝罪し、今後の対策や駆除の進行状況を詳細に伝えることで、理解が得やすくなるでしょう。

ネズミの侵入原因を特定し、それをもとに予防策を強化することで、効果的な再発防止が図れます。具体的な再発防止計画をスタッフや関係者に伝え、一体感を持って対策を進めていくことが大切です。

加えて、ネズミ対策の進行状況や結果を定期的にスタッフやお客様に報告することで、飲食店としての誠実さや信頼性を維持・回復する手助けとなるでしょう。

0120-987-601

飲食店が行うべきネズミ被害の予防方法

飲食店が行うべきネズミ被害の予防方法

本章では、飲食店が行うべきネズミ被害の予防方法として、以下の3つを紹介します。

  • 日頃から清掃を心がける
  • ネズミの侵入経路を塞ぐ
  • 忌避剤を利用する

それぞれの方法を把握し、今後の対策にお役立てください。

日頃から清掃を心がける

ネズミ被害の予防策の中でも、日頃からの清掃は最も基本的な方法といえます。

ネズミは、食べ物のニオイや放置された生ゴミなどに惹かれて集まってくるものです。清潔な環境を保つことで、ネズミが店内に侵入するきっかけを大幅に減少させられます。

厨房については、食材の切れ端や調理道具の油分などを残さないよう、毎日の営業終了後に徹底的に清掃しましょう。

床下や裏手などネズミが隠れやすい場所も、定期的な清掃が求められます。特に生ゴミや食材の残り物がないか入念にチェックすることが大切です。そしてゴミは密封し、日々適切に処分してください。

また、清掃の重要性をスタッフ全員で共有し、常に清潔な店舗運営を心がけるよう、定期的な研修・ミーティングを開催することもオススメです。

ネズミの侵入経路を塞ぐ

予防策の中でも特に効果的なのが、ネズミの侵入経路の発見・封鎖です。

まず、ネズミの侵入経路を入念に特定しましょう。飲食店の周辺や店内の隅々、裏手などでネズミのフンや足跡などのラットサインをチェックし、侵入経路を特定します。

ネズミの侵入経路の一例を挙げると、以下のとおりです。

  • 壁の割れ目
  • 屋根の隙間
  • 換気扇
  • エアコン、トイレの配管
  • 通気口

上記のような隙間を発見したら、金網やパンチングメタルでしっかりと塞ぐことが大切です。隙間をふさぐための道具を選ぶときは、ネズミが通れない細かい目のものや、ネズミが壊せないような丈夫な素材を選びましょう。

ネズミは驚くほど小さな隙間からも侵入できるため、上記だけでなく一見すると侵入できないと感じられるような隙間についても網羅的に発見し塞ぐことが重要です。

忌避剤を利用する

飲食店にネズミを寄せ付けないための対策としては、忌避剤の利用も効果的です。

忌避剤とは、ネズミの嫌いなニオイの成分を含んだ薬剤をさします。市販の忌避剤にはいくつかの種類があり、スプレータイプ、くん煙タイプ、設置タイプ、ゲル・固形タイプなどが代表的です。市販品以外に、ミント・ハッカ・唐辛子といった、身近にあって刺激の強いニオイを発するモノでの代用もできます。

飲食店で忌避剤を使用する際は、店内にある食品に影響を与えないものを選びましょう。また、どれほどの期間、効果が持続するかもチェックポイントです。定期的な交換や補充の頻度を考慮して選びます。

ネズミ対策に使用する忌避剤について、詳しくは以下の記事で解説していますので、併せてご確認ください。

ネズミの駆除については私たちにお任せください!

飲食店にネズミが出たときの対処および被害の予防策は、自力で行うことも可能です。ただし、飲食店にネズミが出たときには、一刻も早い対策が求められます。

また、被害の予防策についても、店舗運営の片手間に行う必要があり、結果として店舗経営者の方に大きな負担がかかりやすいです。

確実かつスムーズに作業を済ませるためにも、飲食店におけるネズミの駆除および対策は、プロの駆除業者に依頼することをオススメします。

信頼できるネズミ駆除業者をお探しであれば、私たち「害獣BUZZ」にお任せください。

当社はプロのネズミ駆除業者であり、無料の現地調査をもとに被害状況を把握したうえで、適切な駆除プランをご提案・実行させていただきます。

当社は自社施工を行っており、単純な駆除だけでなく、再発予防策や清掃・除菌を含めて一貫して丁寧に対応することが可能です。下請けに依頼することがなく、リーズナブルな費用で良質なサービスを提供できる点も、多くのお客様からご評価いただいております。

リフォーム工事までこなす技術力と、害獣に関する知見を兼ね備えたスタッフの在籍にも強みがあり、一般のご家庭だけでなく飲食店をはじめとする事業者様からのご相談・ご依頼も多いです。

ささいな違和感がある程度でも、相談だけでも対応いたします。ネズミを見かけたら時間を置かずに、まずはお気軽にお問い合わせください。

害獣のトラブルお任せください!害獣BUZZ

0120-987-601

メールでのご相談はこちら

まとめ

ネズミの侵入は、飲食店の存続だけでなく、お客様やスタッフの健康を脅かすおそれがあります。万が一ご自身が運営する飲食店でネズミを見かけたら、一刻も早く対策を講じましょう。

飲食店にネズミが出たときの対処および被害の予防策は、自力で行うことも可能です。ただし、飲食店ではスピーディーかつ確実な対策が求められるうえに、自力での対策は経営者に大きな負担がかかるため、プロの駆除業者に依頼することをオススメします。

害獣BUZZでは現地の調査や見積りを無料で承っておりますので、「ネズミが店内に入ってきているかもしれない」「お客様からの信頼を保つためにも、再発防止までしっかり対策してほしい」と思われている店舗経営者の方は、お気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

次の記事

イタチの侵入経路をプロが解説!屋根裏にはどこから入るの?

イタチの侵入経路をプロが解説!屋根裏にはどこから入るの?

前の記事

佐賀県杵島郡テン駆除 - A様

運営元情報
サイト名害獣BUZZ
販売会社株式会社リブシー
代表取締役金谷康生
電話番号0120-987-601
所在地 <関東本社>
東京都新宿区西新宿3-3-13-2F
<埼玉支店>
埼玉県朝霞市上内間木262-5
<名古屋営業所>
愛知県名古屋市中区栄1-23-29-2F
<関西支店>
大阪府大阪市中央区島之内1丁目21-24-5F
<中四国営業所>
岡山県岡山市北区中山下1-11-15-402
<九州営業所>
福岡市城南区西片江2-3-12-307
<長崎営業所>
⻑崎県⻑崎市元船町9-18-2F
<熊本営業所>
熊本県熊本市中央区中央街4-22-8F
加盟協会(一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会