ハクビシンは穴掘りが苦手!得意な害獣や対処法についても紹介!

ハクビシンは穴掘りが苦手!得意な害獣や対処法についても紹介!

「最近、自宅の庭で穴を見かけることが増えた……。家の中でも動物の気配を感じることがあり、もしかしたらハクビシンが穴を掘っているのではないか?」とお困りではないでしょうか。

「ハクビシンは穴掘りをする」というイメージを持っている方も多くいますが、実を言うとハクビシンは穴掘りが得意ではありません。そのため、家の庭に穴がある場合、ハクビシン以外の害獣による仕業であるケースが多いです。

いずれにしても、身近に害獣がいる可能性が高く、被害を広げないためには一刻も早く対策を講じなければなりません。

そこで今回は、穴掘りが得意な害獣について、プロの駆除業者の視点から解説します。穴以外に生じる可能性がある被害の例や、効果的かつ確実な対処法についても紹介していますので、ハクビシンをはじめ害獣被害を根本的に解決したい方は、ぜひ本記事をご覧ください。

0120-987-601

ハクビシンは穴を掘るのが苦手

ハクビシンは穴を掘るのが苦手

冒頭でもお伝えしたとおり、ハクビシンは穴を掘るのが苦手な動物です。なので、自宅の庭に穴掘りの形跡があった場合には、ハクビシンの仕業である可能性は低いと考えられます。ちなみに、ハクビシン以外に、アライグマも穴掘りが苦手です。

一方で、ハクビシンは木登りが得意で、木の上での生活を好む傾向があります。ハクビシンの生活スタイルから考えると、穴を掘る技術は特に必要ではないのです。

ハクビシンはバランス感覚が非常に優れており、細い木の枝や電線の上でも自由自在に移動することが可能です。木の枝や電線などを伝って、高所から家の中に侵入してくることもあります。

参考:農林水産省「第Ⅰ章 ハクビシンの基礎知識」

0120-987-601

穴掘りを行うことの多い害獣

穴掘りを行うことの多い害獣

自宅の庭に穴掘りの形跡がある場合、ハクビシンやアライグマ以外の害獣が身近にいる可能性が高いです。穴掘りを行うことの多い害獣としては、主に以下が考えられます。

  • ネズミ
  • イタチ
  • アナグマ
  • タヌキ

それぞれの害獣に見られる特徴を順番に解説します。

ネズミ

ハクビシンとは反対に、ネズミは穴掘りが非常に得意な害獣です。ネズミは、敵から身を隠したり、住処を確保したり、食料を保管したりする目的で穴掘りをします。穴の中は温度が安定しているため、冬の寒さや夏の暑さから身を守るために穴掘りをすることも多いです。

ネズミが掘る穴は、入り口が非常に小さいものの中は広く、途中で道が分岐する点が特徴的です。敵に追われても簡単に逃げられるよう工夫がされています。

ネズミを駆除するためには、まずラットラインを参考に彼らの住処を特定することが基本です。その後は捕獲器やトラップを使用し、ネズミの駆除を図るのが一般的でしょう。

身近にネズミがいるときの対策方法について、詳しくは以下の記事で解説しています。

イタチ

イタチも穴掘りを得意とする害獣です。小さな体と鋭い爪をうまく使って、穴掘りを行い地中に巣やトンネルを作ります。

イタチが穴を掘る主な理由は、安全な住処を確保するためと、獲物を捕らえるためです。ネズミと同様に、外部の気温変動から身を守るために穴掘りを行うこともあります。

イタチが掘る穴は、入り口は小さく(最大3cm程度)、中は複雑に入り組んでいることが多いです。イタチの穴の構造は、外敵から身を隠すだけでなく、獲物を追い詰めるのにも役立っています。

イタチを駆除するためには、まず住処を特定し、イタチの嫌いなニオイや音を使って追い出すのが基本です。イタチは鳥獣保護管理法の保護対象に含まれており、殺傷を伴う駆除・捕獲が禁止されている点には注意しましょう。

自力で行えるイタチ対策について詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

参考:鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律

アナグマ

アナグマも穴掘りを行うことが多い害獣のひとつです。アナグマの外見はハクビシンと似ていますが、ハクビシンは体の約半分がシッポで、スリムな体にスッと伸びるシッポに特徴があります。

これに対して、 アナグマは太めの体型で、足が太く短いのが特徴的です。また、耳は小さくて丸く、目の周りと鼻が黒くなっています。

アナグマは強靭な前脚と鋭い爪を持っており、これらを駆使して穴掘りをします。掘った穴は、住居・繁殖の場や食料の保管場所として使用されるのが一般的です。穴の中には昆虫やミミズなどの食べ物がいるため、食料確保の観点からも穴掘りをします。

アナグマは一つの穴に家族で入って生活をすることが多いです。穴の入口や中の空間は比較的広く、20以上の部屋があると言われています。

タヌキ

アナグマ同様にタヌキも穴掘りを得意としており、特に住処を確保するために熱心に穴を掘る動物です。

タヌキの外見はアライグマと間違われることもありますが、アライグマの体は灰色や白色をしているのに対して、タヌキは胴体が茶色で脚が黒色をしています。

また、アライグマの足跡を見ると指球の跡が5つあるのに対して、タヌキの足跡には指球の跡が4つしかありません。

アライグマの顔は眉間から鼻までが黒く、耳のふちの色は白で、ひげは白く長い点に特徴があります。一方で、タヌキの顔は目の周囲から首までが黒く、耳のふちの色とひげの色が黒いです。

以上の点を把握しておけば、タヌキとアライグマを見分けられます。とはいえ、アライグマは基本的に穴掘りをしないため、自宅の庭に7.5cmほど(※一般的にタヌキが通れるとされているサイズ)の穴がある場合には、タヌキが身近にいる可能性が高いです。

タヌキとアライグマの違いについて、詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。

注意!害獣が身近にいると穴以外の被害も!

注意!害獣が身近にいると穴以外の被害も!

穴掘りの被害は、ネズミ・イタチ・アナグマ・タヌキといった害獣が身近にいることでよく発生する被害です。しかし、これらの害獣が身近に生息している場合、穴掘りだけでなくさまざまな被害が発生する可能性があります。

ネズミやハクビシンなどの害獣は、食物を求めて家の中に侵入することがあります。食料品の袋を破られたり、冷蔵庫内の食材に被害を受けたりしかねません。これらの被害を防ぐためには、食品を密封した容器に入れて保存し、ゴミを定期的に捨てるよう心掛けましょう。

特にネズミは、歯を削るためにさまざまな物をかじる習性があります。電気ケーブルや家具などが破損するリスクがあるうえに、電気ケーブルへの被害は火災の原因ともなり得るため特に注意が必要です。

害獣が身近にいると、糞尿による悪臭や腐敗などの被害が問題となることもあります。糞尿は精神的・経済的被害だけでなく、アレルギーの原因となり健康的被害を発生させることもあるため、定期的な清掃と被害の根源である害獣の駆除が欠かせません。

害獣は病原体を保有しており、人やペットが感染症にかかるリスクもあります。例えば、ハクビシンは、狂犬病・トキソプラズマ症・エキノコックス症など重篤な感染症を引き起こす病原体を保有しています。

このように害獣がもたらす被害は深刻なものばかりですが、適切な予防策・対処法を知っておくことで、被害の発生・拡大を防ぐことが可能です。

参考:東京都環境局「アライグマ・ハクビシンが媒介する主な感染症 」
   厚生労働省「動物由来感染症ハンドブック2021」

身近に害獣がいるならプロに相談すべき

身近に害獣がいるならプロに相談すべき

前述のとおり、害獣は家の中や庭など身近な環境でさまざまな被害をもたらすおそれがあります。穴掘りだけでなく、食害・物の破損・感染症のリスクなど多岐にわたる被害が考えられます。

害獣対策は、ある程度は自力で行うことも可能です。しかし、害獣が身近にいる場合、繁殖を始めてしまい、数が急激に増えるおそれがあります。自力では対策が不十分になりやすく、駆除しきれなかった害獣が繁殖を繰り返すことで、被害がさらに拡大してしまいかねません。

その点、プロの駆除業者に相談すれば、駆除だけでなく害獣の生態や行動特性に関する深い知識を持っているため、最も効果的かつ安全な方法で害獣による被害を解決できます。

害獣の繁殖が始まる前に早めにプロに依頼することで、必要な施工・サービスが少なくて済み、結果として依頼費用も抑えられるでしょう。

害獣駆除を自力で試みると、逆に害獣を刺激してしまったり、効果的でない方法を実施してしまったりする場合があります。害獣に直接触れることによる、感染症のリスクも考えなければなりません。

しかし、プロであれば、害獣の種類や状況に応じて最適な駆除方法を提案・実施できるうえに、再発防止のための予防策も講じてくれることが多いです。

今後、害獣による被害に遭いたくないのであれば、プロの駆除業者への依頼が最も効果的かつスムーズな対処法です。

ハクビシンの駆除については私たちにお任せください!

もしもハクビシンの駆除業者選びにお悩みでしたら、私たち「害獣BUZZ」にお任せください。

ハクビシン駆除のプロとして、現地調査をもとに被害状況を入念にチェックさせていただいたうえで、お客様一人一人に適した駆除プランをご提案・実行することが可能です。

当社はハクビシンをはじめ、アライグマ・ネズミ・イタチ・タヌキ・アナグマなど、あらゆる害獣の対策を行えます。そのため、ご自宅の被害がどの害獣のものであっても対応可能です。

ご自宅にある穴を掘った害獣の正体を突き止めて、その害獣に対してしっかりとした効果がある駆除方法を選択させていただきます。

また、自社施工の駆除業者ですので、問い合わせから駆除、再発防止・清掃・除菌の作業に至るまで、一貫して丁寧に対応することが可能です。下請け業者に依頼することがないため、依頼費用を抑えつつ良質なサービスを提供させていただきます。

当社では再発防止の徹底にもこだわっており、多くのケースでサービスに保証をお付けすることが可能です(保証期間については詳しくは現地調査のうえお伝えします)。最長10年の保証を実現し、「安心感が強い」と多くのお客様からご好評いただいております。

ささいな違和感へのご相談はもちろん、実際の被害による対策のサポートまで幅広く対応可能です。家の庭に害獣のものと思われる穴があって不安に感じているならば、被害が深刻化する前にぜひご相談ください。

害獣のトラブルお任せください!害獣BUZZ

0120-987-601

メールでのご相談はこちら

まとめ

ハクビシンは穴掘りが得意ではありません。そのため、家の庭に穴がある場合、ハクビシン以外の害獣による仕業であるケースが多いです。

いずれにせよ身近に害獣がいる可能性が高く、被害を広げないためには一刻も早く対策を講じる必要があります。

害獣対策は、ある程度は自力で行うことも可能です。しかし、自力では対策が不十分になりやすく、被害がさらに拡大してしまいかねません。安心かつスピーティーに被害を解決したいなら、プロの駆除業者に施工を依頼しましょう。

害獣BUZZでは専門的な視点と技術により、害獣被害の再発防止に効果的なサービスを提供いたします。無料の現地調査を実施しておりますので、「自宅の庭で穴を見かけることが増えた」とお困りであれば、時間を置かずに、まずはお気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

Sato

害獣BUZZ編集部の佐藤カズキです! 2019年にライター活動を開始し、エビデンスに基づき、お客様の不安に寄り添った記事を届けています。自宅にコウモリが侵入し慌てた経験アリ。趣味は映画鑑賞で、サスペンスを中心に年間100本以上の作品を観ています。

次の記事

天井のシミや屋根裏からの物音はハクビシンのせい?対処法を解説!

天井のシミや屋根裏からの物音はハクビシンのせい?対処法を解説!

前の記事

ハクビシンは夜行性?活動時間や行動範囲について駆除のプロが解説

ハクビシンは夜行性?活動時間や行動範囲について駆除のプロが解説

運営元情報
サイト名害獣BUZZ
販売会社株式会社リブシー
代表取締役金谷康生
電話番号0120-987-601
所在地 <関東本社>
東京都新宿区西新宿3-3-13-2F
<埼玉支店>
埼玉県朝霞市上内間木262-5
<東海支店>
愛知県愛知県名古屋市港区秋葉1-28-1
<関西支店>
大阪府大阪市中央区島之内1丁目21-24-502
<中四国営業所>
岡山県岡山市北区中山下1-11-15-402
<九州営業所>
福岡市城南区西片江2-3-12-307
<長崎営業所>
⻑崎県⻑崎市元船町9-18-2F
<熊本営業所>
熊本県熊本市中央区中央街4-22-8F
加盟協会(一社)日本有害鳥獣駆除・防除管理協会