ハクビシン被害についてプロが解説!損失を最低限にするコツも紹介
「害獣に農作物を荒らされている…ハクビシンかもしれない」と、不安をお抱えですか?
ハクビシン被害は放置していると拡大してしまうので早期段階での対策への着手が重要なポイントです。
そこで本記事ではハクビシンの被害の特徴と損失を最低限にするコツについて詳細に解説していきます。
本記事の内容を参考に、ハクビシンの被害の特徴を押さえて、効果的・効率的な対策を行っていきましょう。
目次
ハクビシン被害の特徴は?
ハクビシンの被害は、食害や糞尿による衛生面の悪化など多岐にわたります。
またハクビシンの鳴き声や残された痕跡(足跡や糞)などを確認することで、被害がハクビシンによるものか確認できます。
特に足跡には下記のような特徴があります。
- 足跡幅は前も後ろも約4~4.5cmである
- 前足は大き目の肉球、後ろ足は細長い肉球である
- 肉球と指が離れている(足跡には爪跡がつかないこともある)
- 壁や木に爪痕を残すことがある
以上のような特徴が見られたらハクビシン被害の可能性が高いです。
判断しにくいなら、次項で挙げる被害の特徴も参考にしてみてください。
ハクビシン被害の代表例
ハクビシン被害は主に下記の4つの代表例が挙げられます。
下記にてそれぞれ説明していきます。
食い荒らし
ハクビシンの食い荒らしによる被害は、農作物や果樹園、畑などの被害が多く、農家の方々にとっては大きな問題となっています。
特に果樹の被害が甚大です。
統計によれば2006年のハクビシンの農作物の被害額の約2億3千万円のうち、約1億4千万円、つまりおよそ6割以上が果樹の被害ということがわかっています。
参考:ハクビシンの基礎知識
またハクビシンは雑食の中型獣なので、小動物や鳥を襲うこともあり生態系への影響も懸念されています。
2015年には環境省により「生態系被害防止外来種リスト」の重点対策外来種に指定されました。
糞尿
ハクビシンは、巣の中の1つの場所に糞尿を集中させるため糞と呼ばれる独自の習性を持ちます。
特に屋根裏に侵入されて糞尿がたまると、柱や梁などの家の骨組みの腐食が進み、修繕費用が必要になってくるケースも珍しくありません。
また糞尿被害が悪化すると、室内から見えるほどのシミが天井裏にできたり、天井板が腐って穴が空いたりするなど、放置しておくと被害も目に見える形で危険になってきます。
足音や鳴き声
ハクビシンは、夜行性の動物です。
そのため人間が睡眠を取る夜間に活発に動き回ります。
具体的には屋根裏や床下などに侵入して、足音を立てたり、鳴き声をあげたりします。
ハクビシンの鳴き声や、間違えやすいその他の害獣の鳴き声については下記のページで詳しく解説しているのでご参照ください。
またハクビシンはネズミのような小動物ではなく、中型獣です。
成体で大きい個体だと体長は60 cm、体重は5.5kgにもなります。
したがって足音も、ネズミよりも大きい足音が夜中にずっと鳴り止まないことが想定されます。
上記のように夜中の騒音により睡眠が阻害されると精神的負荷になり、健康に悪影響を及ぼすでしょう。
参考:騒音の睡眠に及ぼす影響
睡眠と生活習慣病との深い関係 | e-ヘルスネット(厚生労働省)
ノミ・ダニや病原体
ハクビシンの体表には大量のノミやダニ、病原体が付着しています。
ノミやマダニは吸血する不快さはもちろん、それぞれが病原体を媒介してしまうのが厄介です。
またハクビシンに付着するマダニが媒介する感染症には日本紅斑熱、重症熱性血小板減少症候群(以下SFTS)、ダニ媒介脳炎(以下TBE)が挙げられます。
特に日本紅斑熱の感染報告は2021年過去最多を更新したとのデータもあり、決して珍しくない感染症です。
日本紅斑熱にかかると、2〜8日の潜伏期間を経て頭痛、発熱、倦怠感が現れます。
参考:急増!マダニが媒介する危険な感染症 治療と対処、マダニから身を守る工夫とは
日本紅斑熱について
また、SFTSは、だるさや熱、吐き気、下痢といった、重めの胃腸炎のような症状で発症します。
SFTSは、中国では2009年頃から発生が報告されており、2012年には韓国においても発生が確認されました。
日本では2012年に発症した海外渡航歴のない症例が初めての報告となります。
参考:重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に関するQ&A
TBEは中枢神経系におけるウイルス感染症で、日本では1993年以降、北海道で発生が確認されています。
致死率は1~2%であるものの、ひどくなると痙攣、眩暈、知覚異常、麻痺(まひ)などの中枢神経系症状を呈します。
ハクビシンが繁殖すると被害の拡大が進みやすい
ハクビシンは1年に1度しか出産しませんが、通年で繁殖が可能です。
さらに2ヵ月程度の妊娠期間で1〜4頭の子を産みます。
生まれた子は10ヵ月ほどで成体、つまり繁殖できる体になり、交尾→妊娠→出産というサイクルを繰り返します。
したがって繁殖を放置しておくとネズミ算式にに個体数が増えるでしょう。
個体数が増えればその分、食料と棲み処が必要になるので被害の拡大は避けられません。
上記のようなケースにならないようにするには、早期段階での専門家への依頼がベストです。
ハクビシン駆除には専門的な知識が必要
ハクビシンの繁殖による被害拡大を食い止める方法は、早期段階での専門家への依頼が必要なことをお伝えしました。
なぜならばハクビシン駆除は下記のように専門的な知識が必要となるからです。
それぞれ順を追って説明していきます。
ハクビシンは、適法に駆除しなければならない
ハクビシンは鳥獣保護管理法という法律で守られている動物です。
したがって届出のない捕獲・殺傷は禁じられています。
ちなみに違反すると、1年以下の懲役、もしくは100万円以下の罰金に処せられます。
さらに届出を行った場合でも、捕獲や殺処分の方法については厳しい規制があるので、届出さえ行えば違法リスクを回避できるわけでもありません。
ハクビシンは再侵入を繰り返す
ハクビシンは帰巣本能があるので、一度侵入した場所には再侵入を繰り返します。
またハクビシンは学習能力が高く、用心深い動物です。
したがって対策グッズで追い出しても、避けて別の侵入ルートを見つけることが想定されます。
ハクビシンは狭い隙間でも侵入可能
自力の対策では再侵入を繰り返すハクビシンに対して、効果的な対策は難しいでしょう。
なぜならハクビシンは8〜10cm程度の隙間があれば、どこでも容易に侵入可能だからです。
したがって屋内と屋外をつなぐ隙間は基本的にはすべて塞がないといけません。
また中型獣で力も強いので、市販の対策グッズで侵入経路を封鎖しても強行突破、もしくは隙間をすり抜けられる可能性もあります。
頑丈ですり抜けられない施工&漏れのない侵入経路封鎖をしたい場合は専門知識は不可欠です。
ハクビシン駆除については私たちにお任せください!
ハクビシン被害は早期段階での対策への着手、なおかつ有効な対策をしなければあっという間に拡大してしまうでしょう。
当社害獣BUZZは日本有害鳥獣駆除・防除管理協会に所属しており、今まで多数のハクビシン被害を解決してきた実績がございます。
早期段階でご相談いただければ、市販品を購入して試行錯誤を繰り返すより、速くリーズナブルなハクビシン駆除が可能です。
また業界トップクラスの最長10年保証なので、駆除をしたら終わりではありません。
駆除後も安心な生活を送れるように長くお客様に寄り添います。
ハクビシン駆除については私たちにお任せください!
まとめ
ハクビシン被害には下記の4つの代表例が挙げられます。
- 食い荒らし
- 糞尿
- 足音や鳴き声
- ノミ・ダニや病原体
被害を防ぐには足跡や鳴き声、残された痕跡などから早期にハクビシンの存在を特定し、対策をとる必要があります。
ただしハクビシン駆除は自力での対処は難易度が高く、時間ばかり過ぎてしまい被害が拡大するケースも少なくありません。
害獣による違和感を持ったくらいの段階で専門家に相談しましょう。
ちなみに害獣BUZZでは無料の現地調査も行っております。
お客様のご予算やご希望に合わせて最善のプランをご提案しますので、お気軽にご相談ください。
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